★西宮の ONLY ONE : シマイロカフェ

2016年12月29日訪問時の追記の追記)
そう、そう、書き忘れていたことを今年最後に・・・
先日、ハンバーグを食べていたときに、ふと、店内に流れていた音楽が耳に入ってきて
「なんか懐かしい感じがするなあ、でも、これって誰の唄だっけ？」
と思い、サビの歌詞を、たまたまそのとき持っていた封筒に書きとめました。
それで、家に帰って、ググってみると、
「明日は、」by 羊毛とおはな　・・・
「えっ、誰これ？」
「知ってる人だと思ったのにぜんぜん知らない人」
ちょっと古い2008年の曲らしい。
それも、Youtubeの再生回数から見て、かなりマイナーな曲。
「おかしいなあ、どこで聞いたんだろう？・・・」
と、その瞬間、わたしはハッとしました。
「シマイロ・カフェ！。あの同じいつものテーブルで、ずっと聞いていたんだ！」
・・・
お料理だけだと思っていたら、このお店は、
わたしの時間にもさりげなくイロドリを加えていてくれたみたいです。
さあ、来年は、ここでどんな素敵なことが待っているのでしょうか？
今から本当に楽しみ。(^^♪


(2016年12月29日訪問時追記)
西宮での2016年最後のディナーのために訪問。
注文したのは、こちらに最初に伺ったときと同じ、デミグラスソースのハンバーグセット。
そう、そう。ステーキ皿にお肉が焦げ付かないように、もやしが敷いてあるのに感動したんだっけ・・・。
でも、こうして、あらためてよく見てみると、もやしはお肉が脂ぎらないようにする役目も果たしているみたい。
こうやって、いつも何か発見する。それがシマイロ。
今年も１年間、ありがとうございました。
・・・それにしても、このハンバーグ、美味しい・・・(^^♪


(2016年12月17日訪問時追記）
クリスマス前のこの時期、どこの飲食店も非通常モードの営業になっているなか、
ここシマイロ・カフェには、相変わらず別の時間が流れているようです。
わたしが、シマイロ・カフェさんを「西宮のONLY ONE」と言っているのも、
単に、お料理が美味しいとか、オリジナリティがあるというだけではなくて、
こういう、他のお店にはない空気を持っているから。
ボキャブラリーがないので月並みな表現しかできないけど、わたしが思い浮かべるのは、「自由」という空気。
（もちろん、お店の方がそう言っているわけじゃないので、わたしの勝手なとらえ方ですが・・・）
何かに囚われたり、誰かに言われるのではなく、自分たちで自由に思い描き、自らの手を使って作った世界の空気。
そして、その空気を純粋に保つために、
夜になってもアルコールは出さない、昼も夜もメニューも値段も変えない、
誰かに貸し出したりしない、いまどきなカフェなのにネットで宣伝もほとんどしない
（Facebookのページはありますが、めったに更新されません）、・・・。
そう、まるでここはネバーランド。ネバーランドと言えばピーターパン。ピーターパンと言えばパンケーキ？？？。
ということで、今日は、久しぶりにパンケーキ（ブルーベリーとピーカンナッツのパンケーキ）をいただいてきました。
こちらのパンケーキの美味しさは、ほんと、変わりませんね！
ところで、こんな、わたしも思わず物思いにふけりたくなるような
静かでロマンチックな夜のシマイロ・カフェの営業時間は１９：００までです。（水曜定休）
みなさん、来てくれてもいいけど、雰囲気壊さないよーにね、お願いします。<(_ _)>


(2016年10月22日追記）
【朗報】カレーメニューが復活★★★。
AM11時。いつものように、店頭のメニューをチェックしていて、思わず、夢を見ているのではないかと、目をこすりました。
でも、そこには、やっぱり「秋野菜のカレー」の文字が・・・。
とりあえず、階段を上がり、いつもの一番奥のテーブルに座りました。あらためてメニューを上から順番に黙読。
１．パンケーキセット。これはたぶん永遠の定位置。
２．ハンバーグセット。ついさっきまで、まさかこれもなくなるんじゃないかと心配していたゴハンメニュー。まだ、あった。
３．秋野菜のカレー。・・・。
あきらめたつもりでいても、これをココロのどこかで期待していたのは間違いありません。「秋野菜のカレー」を、さっそく注文。
約１５分後、出てきたカレーは、やっぱり格別でした。(≧▽≦)
ルーはコクと酸味を極限まで抑えてすごくアッサリ。でも、決して「薄」くない。そして、このルーのプレーンさが、具の自然な旨みを活かしている。かなり研究した、とお店の方が言われていたとおり、ほんと、よくこんなカレーを思いついたなと。
でも、今日の一番のハイライトは、レジで、お店の方の口から出た言葉を聞いた瞬間です。
「カレーは、これからもできるかぎり続けていくことにしました」
これには、ほんとうに感激！。
ところで、あまりにうれしかったもので、カレーの値段をチェックするのを忘れました。でも、たしか、１４０４という数字を見た記憶があるので、税別で１３００円だと思います。(^^;)

(2016年9月12日追記）
しばらくぶりに訪問してみたら、なんと、あのキャンプカレーがメニューからなくなっていてガッカリ(T_T)。
わたし：「カレーなくなっちゃんたんだ？」
お店の方：「経済的な理由で、やめざるを得ない状況になりまして・・・」
わたし：「でも、他では食べられないカレーだし、みんなに食べてみてって薦めてたのに。季節メニューでもいいから復活させてください！。」
お店の方：「・・・」
わたし：「復活できないなら、作り方、教えて。」

それはともかく、今回のお目あては、新しくメニューに加わったハンバーガーです。
まず、「どうやって食べるタイプのハンバーガーですか？」と店員さんに聞いたところ、
「紙にくるんでパクッと・・・、あっ、でもフォークとナイフでもいけますよ」という答えが返ってきました。
前半がマクドみたいで気にいりません。
でも、せっかく来たんだし（近くだけど）、後半のコメントを信じようと思いなおして、
一番、厚みがなくて食べやすそうなクラシック・バーガーを注文しました。
結果から言うと、ピン・ポ～ン(^^)/。
アメリカン・スタイルで２つに切り分けてからいただきましたが、バンが大きめでふっくらしているのと、サニーレタスがいい感じにハンバーグの肉汁を受け止めてくれていて食べやすい！。
「密度があるふっくら感」というのが、わたしのシマイロさんのイメージなのですが、このハンバーガーは、そのイメージ通りです。
来るものもあれば、去るものもある・・・。LIFE IS SHORT。（お店の奥に行ったら、この言葉が書いてあるポスターを見つけて読んでみてください。とてもすてきなメッセージが書いてあります）
カレーの件は残念ですが、シンプルに考えることにします。ごちそうさまでした。

(2016年4月17日追記)
今日から、新メニューのピザ（サラダ・ドリンク付で税抜き￥１１５０～）を出されるということで、
記念すべき、窯だし第１号をいただいてきました。
どれをオーダーするか、ちょっと迷いましたが、今日は、青ネギとチョリソーのトッピング（下記写真）で。
こちらのパンケーキの印象から、もう少し厚めのモッチリ系を想像していたのですが、
出てきたピザは、特に中央部の生地がかなり薄目。
ただ、そのぶんボリュームが抑えられていて、お味も優しいので、一人でもオーダーしやすいピザになっていると思います。

(2016年4月10日追記）
もう少ししたら、新メニュー（ピザ？）が出るみたいですが
今日のお昼は、まだ基本メニューで営業されていました。
ところで、こちらの基本のセットメニュー
１．クラシックパンケーキセット
２．ポップオーバーセット
３．ハンバーグステーキセット
４．チキンカツカレーセット
の４つの中で、みなさん、あまり注文しないのがポップオーバーセットだろうと思います。
メニューに「デニッシュ」とか書いてあるから敬遠しちゃうのかな？
あぁ、可哀想なポップオーバー。こんなに、美味しくて、楽しいのに、世間は、なんて非情なの！！
とにかく、他の３つに全くひけをとらないメニューですので、今度行かれたら、注文してみてください。
たぶん、お代わりしちゃうと思いますヨ。（ポップオーバーは１つお代わりできます）

(2015年5月オリジナル)
私の中では、西宮にある全飲食店のナンバーワンにしてオンリーワンと言えるお店。
こういう”料理研究家”的な工夫がちりばめられたお店はめったにない。
ああ、西宮に住んでいてよかった。
私自身は、自分で料理しない限り、本当の意味で食生活は豊かにならないと思っている。
でも、もしそうできないとしたら、こういうところで食事をしたい。
世間では、このお店の看板メニューはパンケーキらしいけど、
間食習慣がない私の場合、カレーやハンバーグといった家庭料理のほうが好きだな。
１つの料理でも、アレンジの仕方次第で、いろいろな楽しみ方がある。
そんなヒントをいつももらっている。

【料金】
　ｆｏｏｄメニュー、Ｃａｆｅメニューとも￥１０００～￥１５００。
　質の高いサラダ、ドリンクがついてこの値段なので、十分に良心的。
　あと、特筆すべきは、ランチと同じメニューが同じ価格で夜（１８：００－）も食べられる。

【メニュー】
　ｆｏｏｄメニューは、ベ－グルプレート、パスタ、キャンプカレー、ハンバーグ
　Ｃａｆｅメニューは、やはりパンケーキが主体。
　セットにはすべてサラダがつく。
　葉物の取り合わせ、ドレッシングともよく考えられていると思う。
　果実酢とかヨーグルトとかでよけいな酸味をつけずに、野菜の甘味を引き出している。
　なお、夜でもアルコール類はいっさい出さない。

【待ち時間】
　スタッフが注文を取りに来るのも、注文した料理が出てくるのもかなり遅い。
　私のように、ふらっと歩いて来られる近さだと、このスローさは逆に心地よかったりするけど、
　このサイトを見て、遠方から来店したくなった場合は、よく考えたほうがいいかも。
　お昼前後だと、並ばずに入店できたとしても、料理が出てくるまで１時間近く待つことになる可能性あり。
　待っている時間が文字通り”待っている”状態になりそうな心理モードのときはやめておくのも一案。

【味付け】
　薄めの味付けが基調ながら、具材ごとに濃淡をつけて、コントラストを出している。
　秀逸。
　たとえば、今日食べたチキンカツのキャンプカレーでいうと、
　最初に、ルーだけを食べてみると、
　カレー特有の辛みはあるものの、酸味や塩気がすくなく、それだけを食べるとやや味気ない。
　でも、付け合わせのベイクした野菜を口に入れたら．．．、ああ、ナルホドね(^^♪。
　こんな発見が、いつも楽しみ。

【バランス】
　すべてのセットに野菜サラダがつくのと、
　ｆｏｏｄメニューの場合、メインプレートでも野菜がふんだんに使われている。
　かといってタンパク質が少ないということもなく、外食としては最上の部類だと思う。

【雰囲気】
　Ｃａｆｅらしくウッディでゆったりした雰囲気。
　できれば夕方以降のほうが人が少なくていい。
　お客さんに占める女性の割合は極めて高い。
　やはり、ふだん料理をする人のほうが、良さがわかりやすいのかも。

【その他】
　ｆｏｏｄタイム（１１：００－１５：００と１８：００－）の設定に注意。
　特に日曜日は１９：００まで営業しているけど夜のｆｏｏｄタイムはありません。