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敦盛そば （そば：須磨浦公園） 源平合戦に思いを馳せつつ・・・。
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マシュラン
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
リニューアル
敦盛そば
|
|---|---|
| ジャンル | そば |
| 住所 | |
| 交通手段 |
山陽電鉄須磨浦公園駅から徒歩3分 須磨浦公園駅から157m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 席数 |
18席 （テーブル１２席、小上がり６席） |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり、掘りごたつあり |
メニュー
| 料理 | 健康・美容メニューあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、海が見える、一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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どうも、常識破りの天才戦術家・源九郎義経です。
平氏の水軍が強力であれば、掟を破って水手・梶取を射殺せばよい。
治承・寿永の乱（源平合戦）の史跡を巡って須磨・福原を歩く。
須磨は一ノ谷の戦いの舞台となった。
広大な面積と立派な伽藍を誇る、須磨寺も一ノ谷合戦を偲ぶスポット。
熊谷直実が涙ながらに平敦盛の首級を挙げる『平家物語』の名場面。
幸若舞『敦盛』の題材にもなり、その一節を織田信長はこよなく愛した。
平敦盛は17歳、直実の子と同じ年頃だった。
「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり」
ワシが敦盛の首実験の際、腰を掛けた松だという。
さて、昼飯は敦盛塚の横にある「敦盛そば」で食うことにした。
さすが、「敦盛」を店名に冠するだけのことはある。
清和源氏（河内源氏）の家紋・笹竜胆。
桓武平氏（伊勢平氏）の家紋・揚羽蝶。
が掲げられている。
入り口奥には、源平の他、歴史関係の資料が展示され、
さながらミニギャラリーのような雰囲気となっている。
暑い日だったので、ゆったり寛いで火照った体を冷ましつつ、
敦盛塚をしばし眺めるひと時、ちょっとした贅沢ではないか。
名物は敦盛そば（かけそば）のようだが、暑いので却下。
ワシはざるそば大盛り、源蒲冠者範頼は鴨ざるを注文する。
あまりに素晴らしいロケーションだけに、もしかして、と期待したが、
小粋なそばを期待する方が、無粋というものか・・・。
ありふれた街場の大衆そばにしても、ここまで水分が多いのはどうも・・・。
水っぽいどころかベチャベチャで、水切りをしない流儀かとも思う。
水分を横においても、茹で過ぎの柔らかさは好みではなく、
1本が長すぎて食べにくいのもつらいところ。
添えられてある昆布の佃煮も極めて薄味のうえ、
山椒を効かせすぎていて、どうにもバランスが良くない。
範頼の頼んだ鴨ざるは、鴨汁が付いたそばではなく、
合鴨ロースが数枚別皿で供されるざるそばだった・・・。
古代七色米を炊いた「敦盛ごはん」。
かなり柔らかい炊き上げだが、これが古代米というものか。
モチッと・べチャッとの中間のような食感だ。
雑穀のような食感が入るものと勝手に思い込んでいただけに、
自分勝手なギャップとはいえ、ちょいとテンションが下がる。
デザートのそば餅は美味かった。
そば自体、決して満足できるものではなかったが、
このロケーションでまったり寛ぐ時間と空間は大変有意義であった。
よし、平家を追撃じゃ！
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【敦盛そば】
兵庫県神戸市須磨区一の谷町5-4-18 （地図）
078-733-1871