大衆居酒屋さんの名店 : 八喜為 新開地店

前の日は須磨方面で仕事だったため、終わってから新長田～板宿周辺で3軒居酒屋をはしごしましたが、次の日も仕事になり、まさかの2夜連続での居酒屋巡りです

前日同様、仕事をガチョーンと終わらせると、須磨海浜公園駅でYちゃんと合流し、また夜の街に向かいます

昨日は新長田～板宿でしたので、この日は神戸～新開地あたりを攻めます

目的地周辺に到着し、近くのコインパーキングに車を停め、少し歩くと以前から訪問したかった『八喜為　新開地店』さんに到着

新開地周辺には立呑み屋さんが多く並んでおりますが、こちらは座って飲める大衆居酒屋さん

店内に入るや否や活気と熱気でムンムン、1階はどうやら満席らしく、2階の席に案内されます

2階に上がり、空いているテーブル席に着席、メニューをチェックします

串かつもあれば焼き鳥もあると思ったら、壁に掲示しているメニューはお魚もなんやかんやあります

万能居酒屋の匂いがプンプン、こういう時は悩まずに注文しちゃいましょう

店員さんを呼び、串かつから『フルコース（いも・玉ねぎ・ぶた・えび・あじ・くじら）』と、焼きとりから『砂ずり』・『かわ』・『みんち』を注文

また、お魚は『ツバスのお刺身』を注文します

結構な混み具合でしたが、1分ほどでドリンクと突き出しが到着します

何故かはちみつれん乳仕立てシロップを交えての『秘技！エア乾杯』が炸裂

何でそんなもんかばんに忍ばせてるん？(笑)

エア乾杯の儀式が終わると、YちゃんからGOサインが出て、お預けを喰らったパブロフの犬の如くビールにありつきます

へっへっへっ、うっま～～

軽く犬っぽくなったところで突き出しをいただきます

『突き出し』　たこの酢の物

突き出しでたこがいただけるとはこりゃ嬉しいですな

たこの弾力と歯ごたえに、お野菜の甘味とお酢の酸味がたまらなくおいしい突き出しです

突き出しからビール進ませよるなぁ

お料理を待っていると串かつ用のきゃべつも登場します

きゃべつは胃の消化を助ける働きがあり、ここのところ飲み過ぎているわたくしの胃腸を助けます

するとさほど待たずして串かつが異様な早さで到着

注文してから3分ほどしか経っていないのに、もうでけたんや

なかなかの韋駄天振りにビックリしましたが、これでお味が良ければパーフェクト

実はフルコース以外にも単品で『れんこん』を注文しておりました

串かつで『れんこん』をいただかないと気が済まないわたくし、おソースを回し掛けて一口いただきます

おおう、何これっ！！

輪切りではなく乱切りのようですが、これがまた『れんこん』の食感を際立たせる匠の技

シャリシャリ食感を十分に感じることの出来る美味しい『れんこん』です

また、パン粉の感じもよく、わたくしの好きなちょい粗目で感激します

串かつレベル高っ！！

この後、それぞれの串かつを順番にいただいたんですが、どれも美味しくてビックリ

串かつ専門でないのに、こんなに美味しいんや

焼きとりの『砂ずり』・『かわ』・『みんち』も焼き上がり、それらもいただいていきます

これも焼きとり専門店でないのに、焼きとり屋さん顔負けの美味しさ

一口一口が大きく、お口に運ぶとウマさが口中にワイドに広がっていきます

ビールは瞬く間に消え去り、追加で『生中』を発注

ほ～た～るのひ～か～り、ま～ど～のゆ～き～

『瓶ビール』から『生中』の引継ぎ式を『秘技！エア乾杯』で執り行い、ビールのバトンタッチ

しかしYちゃん発注の『ツバスのお刺身』遅いなぁ

店員さんを呼び、まだかと聞いたら、「注文は通っていない」とのこと

えっ、わたくしも聞いていましたが、Yちゃんははっきりと『ツバスのお刺身』って言ってたはず

どうやら中国人の店員さんだったらしく、『ツバスのお刺身』の意味が分かっていなかったみたいです

また少し待たなアカンなと思い、ついでに『なんこつ唐揚』も追加で注文します

するとものの1～2分ほどで『ツバスのお刺身』が到着

小皿にお醤油を垂らし、ワサビを溶いてからツバスをくぐらせ一口

脂が程よく乗ったツバスは、お口の中でさらっと溶けてなくなります

なかなかエエ仕入れしてんな、お魚も二重丸のはなまるです

『なんこつ唐揚』

先々の居酒屋さんであれば注文したい一品

最近案外置いているお店が少なくなり、これがあるとついつい注文してしまいます

一口かじるとそれはキング・オブ・ザ・アテ、長時間楽しめて美味しいという王道なアテです

途中で山椒と七味をふりかけてお味の変化も楽しみます

アテが良すぎて、ビールは砂漠に水をそそぐかのようになくなり、大満足で完食

いやぁ、こちら『八喜為　新開地店』さん、凄いです

わたくしの今まで訪問した居酒屋の中でもベスト10に入るくらい良かったです