久々にローメンと豚足　閉店については未定　私の家族との思い出の店・青春の味　行列　その他 : 丸玉食堂

昨日、神戸元町にある丸玉食堂へ18年ぶりに行って来ました。
 
ローメンは超久々に、きっと２０年以上ぶり
最初の目的と違うものを食べたのですが、結果的によかった。
ローメンとはあんかけ卵とじ麺。  
本当は焼きそばを食べたかったのに、ローメンのみができる状態で他の麺料理のオーダーをストップしていると
6/17　11時台の時点でお店の方（男性）にお聞きしました。
最初はオーダーを受ける時に焼きそばをうけていた（女性：レジも一緒）が、その後店主が「焼きそばできません」「麺はローメンしかできません」と言われローメンに変更されていた方も何人かいらっしゃいました。
 
私が訪れタイミングがたまたまそうだったかもしれませんが、できないメニューもあったりすると感じました。
 
丸玉食堂は中学生の時に、父に初めて連れて行ってもらって、家族で楽しんでいた中華料理の店の１つです。
神戸元町エリアでは、鴻華園か愛園か丸玉食堂かという感じでした。
リーズナブルでお腹いっぱいになるので、神戸でお腹が空いた時に足を運んでいました。
高校生がお小遣いで通えるのは丸玉食堂でした。
その時には必ず焼きそばを注文してました。
 
大人になってからは、腸詰や豚足、春巻きや焼きそばをアテにビールを飲み続けることが多かったです。
何人かでいくこともあれば、１人でサクッといくこともありました。
 
ネットで閉店するという噂が流れていて、6月19日に閉店といくつかの情報に書かれていたのを知り、
久々に丸玉食堂の焼きそばも食べたくなってたので、毛染めへ行く予約もしていたので足を運びました。
 
以下、注意点
①6月19日閉店とさまざまな情報でアップされているが、閉店時期は未定と店主からお聞きしました。閉店に関する掲示物もなし。
②6月17日午前現在、麺類の提供はローメンのみ。ローメンを希望する方が多いので、その他の麺料理はオーダーをストップしている
③6月17日午前に足を運んだ時は春巻きはできないと言われた。
④6月17日午前11時時点で３０人以上並んでいた

他に、なぜか花が届いていて店内に飾られていたのも気になりました。
 
JR元町駅の高架下の変化に驚きました。
元町高架通商店街
モトコー
として長年親しまれていました。
レコードや、古着屋、雑貨屋巡りをしていた高校生の頃が懐かしいです。
 
 
ひさびさの丸玉食堂。
看板が変わりません。
以下、午前の行列状況
10時36分に到着。 この時点では数人待ち。

10時47分 16人待ち

10時59分 30人近く待ち

という状況です。
 
 
11時オープンの店ですが、11時6分にオープン
 

店内の雰囲気は昔から変わらず。
奥行きがあり、空間、こんなにあったけ？
改めて気づきました。
中華料理ですが、台湾料理がベースとなっているようです。
台湾へ行ってないのに、台湾へ行ったような気持ちになる店。
 
 
予約をされている方もいらっしゃるようでした。
あとでホールとレジの人（女性：同一人物）にお聞きしたところ、１人では予約できませんよと言われました。
複数名だったら予約できるのかな？常連さんかな？よくわかりません。
 
 
 
 
改めてメニューを見ましたが、麺類やご飯もの、安さに改めて驚きました。
子供の頃からの思い出の味、焼きそばも時代がかわっても550円で食べられることに感動。
揚げ物は何人かでシェアした方が良さそうかも。春巻き食べたかったなー。
たしか高校生の頃は400円前後だった？いやそれより安かった？記憶があります。
 
心臓、タン、キモ、豚足、大腸などもいろいろ。
 
 
 
瓶ビール（500円）でのどを潤します。銘柄を言わなかったのでアサヒのスーパードライ中瓶でした。
豚足を注文したので、自家製みそだれがついてきました。
豚足と一緒に焼きそばもこのとき注文したのでワクワクしていました・・・・が・・・
 
豚足　650円
久々の豚足
 
 
豚足の味付けはこってりでなく、やさしめ。
シンプルな塩味にほんのりスパイシーさも感じられます。
骨から取りやすくなって、ほろほろ豚足。
 
味付けがあっさりしているので、獣臭さを感じる方もいるかも？と思いますが、私は
シンプルな味が好きなので丸玉食堂の豚足が好きです。食べやすさも良いですね。
 
見た目量多いですが、骨多いから、ぺろっと食べられます。
ビールのアテに最高！
私は豚足煮込みや豚足スープを飲むと、肌のプルプルが数日続くので、たまに昔食べていたのが懐かしい。
自家製味噌だれとの相性が抜群でした。
 
ローメン
 
嫌なことがあって、神戸で１人で飲んでいて、気持ちの行き場がなく、寒い時に食べて身体と心があたたまった記憶が蘇ってきました。
 
私自身が「無」になりたい時があって、一人で行動したくなるのです。
 
そんな「無」になりたいときに食べたい麺。
 
焼きそばもですが、平めんの自家製麺。
もちもちしすぎず、ぷりぷりしすぎず、ベチョベチョしすぎない、さらっとした平めん。
 
白菜と卵と他具材が入ってて、見た目濃そうな味ですが、あっさり、どこか懐かしい味。
 
焼きそば目当てでしたが、ローメンの良さを改めて感じました。
豚足食べて肌、プルプルです。
 
閉店時期についてはお店の方も「ネットの情報は違うので困っている」ということをお聞きしました。
お店の方も閉店がいつかがわからないということを言ってました。
 
私の子供の頃から青春、大人になってからと色々な楽しみ方ができる店だったなあと改めて思いました。
 
お店の中の雰囲気や味付け、もうちょっとこってりしていた記憶があるのですが、思っていたよりもスッキリしていたと今回感じました。私の味覚が変わったのか、大人になったのか。
 
お店の雰囲気や味は好みが分かれると思います。
昔から行かれている方も多いし、神戸を離れた方で時々帰省したときに行く方も多い「なつかしの味」。
 
思い描いていた人生と違ってたけど、結果的には良かった。という、ここ数年のことを思い巡らせます。
新たな気づき、というと大袈裟なのですが、人生なるようにしかならないし、もう開き直っちゃおうとここ数年
確かに私自身の変化も感じています。
 
もしも閉店したとしても、移転などでまた新たに別の場所で店を続けてほしいなあと願ってます。
いつかどこかで、焼きそばと春巻きが食べたい・・・。