神戸の北野坂近くのトラットリアでパスタランチ♪ : ペルドマーニ

日曜日にちょっと所用で北野坂方面に行った際のランチで利用したお店が、
「Ｔｒａｔｔｏｒｉａ　ＰｅｒＤｏｍａｎｉ」さん
でした。
こちらは店名にもある通りのイタリアンのトラットリアですね。
お店の場所は『北野坂』の『中央幹線』側の入口の所にあるビルの地下一階にありました。
入店時間は１１時５５分。
この時点での先客はペア客１組のみでしたが、この後直ぐにペア客２組とトリオ客１組のお客さん達がいらっしゃっていました。
こちらのお店の席数はカウンター席５席、二人テーブル１脚、四人テーブル２脚が有りました。
私はカウンター席の一つに通され着席です。
着席後、ランチメニューを見ながらどのランチをいただくか検討。
こちらのランチメニューは、パスタ・前菜盛り合わせ・自家製パンがセットになった「ＰｒａｎｚｏＡ」、パスタ・自家製デザート・ドリンクがセットになった「ＰｒａｎｚｏＢ」、前菜・メイン・パスタ・自家製デザート・ドリンク・自家製パンがセットになった「ＰｒａｎｚｏＣ」の三種類が有りました。
この中からどれにするか暫し検討した結果、
「ＰｒａｎｚｏＡ」￥１，０００
に決定です。
パスタは五種類の中から選択出来たので、
「ペンネ自家製ソーセージのアラビアータ」
でお願いしました。
で、注文後５分で前菜５種盛り合わせが、７分でパンとオリーブオイルが、１４分でペンネがサーブされてきました。
では、この「ＰｒａｎｚｏＡ」のセットを順々にいただいていきましょう。
１．前菜５種盛り合わせ
大きなお皿の中央に五種類のアンティパストがホンのちょこっとずつ乗っかるミストでした。五種類のアンティパストは以下の通り。店員さんがこのミストをサーブしてきてくれた時に料理名の説明もしてくれたのですが、全然覚えきれませんでした。多分、こんな感じだったと思いますぅ・・・。
（１）フリッタータ
イタリアのオムレツであるフリッタータ。凄く小さなフリッタータが１キレだけ提供されていました。
フリッタータの中の具材はほうれん草かな。このほうれん草の風味が比較的強めです。また、玉子焼っぽい卵感も高かったですね。
（２）ミートローフ
ミートローフって確かドイツやその周辺国の肉料理の一つですよね？
お肉は豚肉なのかな？肉の旨味はまずまず。味付けの加減も良かったです。
挽肉を塊状にした肉料理なので、ちょっとパテドカンパーニュみたいな感じもするミートローフでした。
（３）玉子と南瓜のチーズサラダ？
で良かったかな？
南瓜の甘味が高いですねぇ。でも、玉子な感じはあまりしなかったです。後味にセロリのような少しクセのある爽やかさが口の中に残りますねぇ。これがチーズだったのかなぁ？知らんけど。
（４）ラタトゥイユ
南フランスの野菜のトマト煮込みのラタトゥイユ。
具材の野菜等は人参、セロリ、蓮根、鶏肉って感じだったでしょうか。
トマト感は弱めで、各材料の野菜の味が前面に出ている感じのラタトゥイユでした。
（５）鯖のエスカベッシュ
スペインの南蛮漬けであるエスカベッシュ。
鰯のエスカベッシュはよく見掛けますが、今回は鰯ではなくて鯖のエスカベッシュでした。まあ、鯖も青魚ですし、寒くなってきたからそろそろ旬の時期ですよね。
ビネガーの酸味は強くなく、程好く鯖らしい青魚のクセがしっかりと感じられる、〆鯖みたいな感じのするエスカベッシュでした。
２．自家製パン
二種類のパンがオリーブオイルと共に提供されていました。
（１）フォカッチャ
今、日本でイタリアのパンと言えばこのフォカッチャが代表格になるんですかね。
このフォカッチャの大きさは縦５ｃｍくらい、横３ｃｍくらい、高さ２．５ｃｍくらいでしょうか。
表面がカリッ、中がフワッとしたフォカッチャは、風味と苦味が強いオリーブオイルでいただきました。
（２）チャバタ？
で良いのかな？
このパンからは仄かにセロリみたいなクセを感じますねぇ。このクセが思いの外悪くない。
このパンはパスタのアラビアータソースを拭うスカルペッタとして使用しました。
３．パスタ
パスタは「ペンネ自家製ソーセージのアラビアータ」をチョイスしています。
なので、当然の如く、麺はペンネ。ソースはアラビアータ。具材に自家製ソーセージが入ったパスタでした。そのまんまですね（笑）。
ペンネ一つの大きさは長さ５ｃｍ、直径１．３ｃｍくらいでしょうか。表面の周囲に細い溝が入っていおり、端は斜めにカットされた筒状のパスタです。
表面はツルツルした方だったので、元々舌触りと喉越し良いパスタなのだと思いますが、そこにソースの中の油が絡んで、更に感触が良くなっていましたね。
ペンネの噛み心地はグチュと言う感じの適度な硬さと粘りがある感じです。
ソースはアラビアータだけにピリリッと辛みがあります。どちらかと言えば辛い方のアラビアータだったんじゃないかなぁ。ソースの中には赤唐辛子の輪切りや欠片もそこそこ見えるのでこの辛さも納得です。
ソースのトマトらしい酸味は程好かったかなぁ。
辛みと酸味のバランスはとても良いソースだったと思いますよ。
このパスタの中には平べったい肉団子みたいなモノが入っていました。これが自家製ソーセージなんですね。ソーセージらしい腸詰めのお肉の旨味があるソーセージでしたねぇ。あっ、パスタの中に入っているんだからソーセージと言うよりサルシッチャと言った方が良かったのかな？まあ、何してもアラビアータソースによく合う感じのソーセージと言うかサルシッチャでしたね。
そんな感じにこの「ＰｒａｎｚｏＡ」のセットの全て完食です。
なかなかパスタも前菜もパンも美味しかったですね。この感じだとディナーはもっと期待が持てそうですね。今度は夜に訪れてワインと共にフードを楽しみたいと思います。