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店名 |
Aberdeen street social
|
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ジャンル | ヨーロッパ料理、バー、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
(+852) 28660300 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
香港PMQ, G/Floor JPC Building 35 Aberdeen Street Central, Hong Kong |
交通手段 |
港鐵(MTR)上環駅E2出口から徒歩7分 新紀元廣場を通り抜けて文咸東街へ、威靈頓街を東へ進み蓮香樓の前で右折、鴨巴甸街を上って左手。 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード可 (VISA) |
駐車場 |
無 |
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空間・設備 | オシャレな空間 |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ドレスコード | スマートカジュアル |
ホームページ | |
オープン日 |
2014年5月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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今年5月に香港にオープンしたばかり。
スターシェフ、Jason Atherton(http://www.jasonatherton.co.uk)のロンドン、シンガポールに続いての3店目の「Social」レストラン。
セントラルはランカイフォンエリアのレストランのひしめく中、元々警察宿舎であったPMQの一角の建物を改装、一階はカフェとバー、二階をレストランにしている。
アバディーン。。。と聞いて「アバディーン地区」と思わないで。便利なセントラルの真ん中にあるからアプローチは簡単!
今回はレストランのディナーを利用しました。
ロンドンの「Pollen Street Social」に比べるとかなりカジュアルは様子かな。
でもお店のスタッフはかなりプロフェッショナルでやっぱりモダンブリティッシュの様式美を引き継いでます。
いただいたディナーは3コースのプリフィクスメニュー。
最初に小さなカナッペが出て(片方がちっちゃいフライだったのだけど絶品。。)
そして前菜に選んだ「Slow cooked hens egg, black pudding, crispy pig's ear, pickled king oyster mushroom」という料理からしてまさに今のモダンブリティッシュの様相。。。
Slow cooked hens egg, というのはまあ言ってみれば温泉玉子みたいなものなんだけどそれを中心にして、イギリスを代表するブラックプディングが添えられ、揚げた豚耳、オイスターマッシュルームという茸、が一皿となっているんだけど
まあとにかく美味しいです。
玉子をくずしてブラックプディングのちょっと塩気のある深い味わいや豚耳のチューウィーな食感を楽しむいかにもJason Athertonの自由は発想から出てきた料理という感じでとても楽しい。
メインは「Parsley Fregola with garlic, mushrooms and asparagus」をいただいた。
フレゴラはイタリアはサルディニア島の小さな小さな球形のパスタで、東京では例えば渋谷の「タロス」でもいただける。
この料理もフレゴラの粒粒した食感を大事にした料理で、伝統的なイギリス料理に圧倒的に欠けていた「食感」という感覚(なんでもぐずぐずに火を通していたのが昔のイギリス料理)をJasonがいかに意識的に強調して、料理を構築しているかを感じる。
合わせた数種類の茸やアスパラの食感も絶妙。パルミジヤーノを背後に感じるパセリのソースは少々塩気が強く、重く感じたのが少し惜しい(フレゴラは実はあっさりしたシーフードのソースが抜群に合う、)けれど香港でフレゴラにお目にかかれるとは思わなかったしワインにぴったりでなかなか良かった。
デザートが圧巻。
「Blueberry, Lasang smoked tea, milk textures, creme graiche, maple whisky」を選択したが、チベットのLasangという場所の燻したお茶?かな、その香りをアイスクリームのアクセントとし、メープル味のウィスキーの香りもアクセントに、少し熱を入れているだろうブルーベリーを合わせてある。実に洗練された大人のデザート。
大人のデザートという意味ではなかなか国内ではこういうのにはお目にかかれないので印象に残った。
テーブルについてくれた香港人のサービス係の女性の洗練された、かつフレンドリーな接客も素敵だった。
きっとかなりトレーニングをしたんだと思う。
次回はぜひ1Fのカフェでゆっくりお茶、あるいはバーでディナー前の待ち合わせなどしてみたいと思う。
美味しい店のひしめく香港で広東料理に飽きてきた時のために覚えておきたい一軒だ。