湿原の小さな宿 きりたっぷ里
（きりたっぷり）- 予算：
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文月はるか
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店舗基本情報
| 店名 |
湿原の小さな宿 きりたっぷ里 （きりたっぷり）
|
|---|---|
| ジャンル | 旅館・民宿 |
|
予約・ お問い合わせ |
0153-64-2101 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
釧路より車で2時間半 |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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ネットで霧多布湿原について調べていたとき、このお宿のHPが目につき、初めて宿泊しました。
宿はご夫婦で経営されていますが、料理はご主人が作っているそうです。
1日めの夕食はたっぷり寿司コース、2日めの夕食はたっぷり海鮮コースを選びました。どちらも1泊2食つきで7000～8000円くらいです。
☆たっぷり寿司コース
※季節や日によってネタも副菜も変わります。
寿司ネタ
・カワガレイ(珍しい左向きのカレイ)
・甘エビ
・紅鮭
・アオヤギ(バカガイという貝の別名)
・ニシン
・アイナメの昆布じめ
・クジラのあばら肉
・ホッキガイ(生)
・ホッキガイ(茹で)
・ブリ
・黒ハモ(巻き寿司)
副菜
・昆布と豚肉の煮物(汁だく)
・カレイのアラ汁(カワガレイとは別の種類でした)
・キュウリの糠漬け
・行者ニンニク
ネタは、観光客から見れば高級品ばかりですが、出来るだけ地元もしくは道産のものを使用されているそうです。シャリは少なめ、七分づきのお米を使用されています。
握りかたはプロというより自己流な印象を受けましたが、ネタを温めないように手早くされていたので味は満足のいくものでした。
副菜の昆布と豚肉の煮物は得意料理なのでしょうか、このお宿で大切に育てた豚と地元産の柔らかい天然昆布を使ったシンプルな副菜なのですが、おかわりをしてしまうほど美味しかったです。おつゆも豚肉の上品な脂身と濃厚な昆布の味がしました。同じ食材をそろえてもなかなか真似できない、忘れられない味でした。
☆たっぷり海鮮コース
・メンメ(キンキ)の煮付け
・前日の寿司ネタのお刺身
・エビ(種類は失念しました、茹でてあったと思います)
・アオヤギの串焼き
・ホッキガイのカツ
・イクラごはん
・ホッキガイと竹の子の混ぜごはん
・竹の子とカレイ(?)のアラ汁
前日より1000円アップ(宿泊代)のご馳走が出てきました。
ホッキガイは火を通すとほんのりと紅くなるので、混ぜごはんは色も味も楽しむことができました。ホッキガイも竹の子も春が旬なので、この時期しかいただけないそうです。
生のネタをいただくのも良いですが、調理されたものはまた別の味わいがあって良かったです。高級魚キンキの煮つけとホッキガイの混ぜごはんはまたリピートしたいですね。
因みに朝食は和食でしたが、ごはんと1汁2菜でおかわりはセルフサービスでした。
夕飯と違い菜食中心でしたが、宿のご夫婦と会話を楽しみながら一緒に食べるごはんはついつい食べすぎてしまうくらいお箸がすすみました。
また違う季節に、霧多布の自然と食を楽しみに帰ってこようと思います。