短期速攻での２杯目で。 : 老麺 やはた

まるひらさんを出て市内でさらにお土産を買おうと某店に寄った後、いよいよ釧路出発。釧路新道ではなくＲ38を呑気に進んで白糠町へ。11時少し過ぎた頃にこの日の２杯目、やはたさんへ到着しました。

早めの時刻ですが混んでいます。新型何某対策で席を減じているからだと思います。名簿に記名し、入口で15分待ってから店内のテーブル席へ案内されました。

両者ともオーダーは醤油もやしワンタンメン。ワタクシはチャーシューを１枚追加し、お土産チャーシュー(切り落とし)も頼んでしまいました(^^)v

先客調理も結構あったので、15分ほどかかりましたが無事に大きな丼が着丼。相棒は｢喰えるかな…｣と弱気な発言。スープ全飲みは勧めず、ワタクシは啜り始めます。

醤油が濃そうで極端でもないスープ。まるひらとは対極的な迫力系ではありますが、釧路ラーメンと共通する魚介的部分はしっかり感じる美味しいスープです。

加水が多めな中細麺はかなりな手もみがかかっていて、持ち上げたスープとともに口中で跳ねること跳ねること。食感の良い麺です。ワンタンのチュルンとした食感、味がしっかり入り臭みもなく柔らかいチャーシューも相変わらず素晴らしい。ちなみにこちらのお土産チャーシューは自作ラーメンでその真価を発揮してくれます。

さすがにスープ全飲みとはしませんでしたが、その日２杯目でもこれだけ喰わせる一杯を帰る道すがら無視するわけにはいきません！

なお、相棒は完食したものメッチャ満腹との感想。夕食をとることができなかったようです(笑)。

夏タイヤ交換の予約を帯広の某店で午後に入れており、その時刻は15時。その前に本別のとある銘店へ行くつもりでした。朝から出て大樹町の晩成温泉で朝風呂。ヒゲも剃ってスッキリしたところでスマホのマップを眺めていると、本別よりも白糠の方が近そうに思え、ルート検索するとやはり近い。とりあえずＲ336の十勝川まで考えながら走った挙句、そのまま白糠へ回り道する決意を固めました(笑)。

走ること１時間半で白糠のこれまた銘店やはたさんへ到着。お店のＰは満車でしたので80ｍほど離れた公共駐車場へ。入口付近に並んでいる人がいるので店内を覗くと、新型何某の対策でカウンターと小上がり席が間引きされています。それでも待ち人は２組ですから、大したことなく10分かからずにカウンター席に案内されました。

待っている最中にメニューを眺め、やはりいつものとおりで行こうと決めていたので、そのとおり｢醤油もやしワンタンメン・チャーシュー追加１枚｣をオーダーしました。ちなみにバラチャーシューの切り落としの在庫を訊いたところ、１つだけあったので即座にキープです(^^)v

黒マスク店主の激しめなアクション調理により６分ほどで着丼。相変わらず大きな丼です。しばし大量のスープと格闘。こう書くと大変そうに思えますが、実のところはクセになる醤油スープ。釧路ラーメンの系譜ではありつつも少し進化した美味しさがあるのです。

麺は加水多めな中細麺で手もみ的な強い縮れがかかっています。そのツルツル感も実に秀逸。モヤシは炒め鍋で色が付くほどしっかり目に炒められています。ワンタンは麺茹でのときに別な茹でザルで火が通され、だらしなく伸びることなくチュルチュルと口に飛び込み、メンマはそれだけでビールのつまみになるようなしっかりした味付け。

そしてメインのチャーシュー。追加チャーシューは大きめなバラ肉がそのまま入っていますが、通常のチャーシューはそれを半分に切ったサイズ。厚さもそこそこあるのでこれで十分チャーシューメン感を愉しめます。少し固さを残しつつも口の中ではきっちりほぐれてくれるのです。結局回り道が正解だったと思わせる一杯でした。

なお、やはたさんは、先客退店後にテーブルはもちろんのこと卓上調味料などもきちんと除菌処理していました。このご時世、こういった作業でお客さんの流れに支障が出るのはやむを得ないですね。それだけ丁寧ということです。

この後は道東道経由で帯広へ向かうのでした、が…。

朝ラーの後、買い物をして釧路外環道に乗る。30分ほどで白糠市街へ到着。時刻は11時半。クルマを高架下に駐めてあの名店に足を向けます。そう、やはたさんへ。
店は開店突入のお客さんがチョコチョコ抜けていく時間で、ひと息ついた感じです。

オーダーは醤油もやしラーメン・チャーシュー１枚追加＆小ライス。５分ほどで着丼しました。
豚系なスープに昆布も入っているのですかね。炒めもやしの少しクセがある味が、スッキリスープに病みつき度を与えています。チャーシューもホロホロ過ぎない程度の柔らかさ。しっかりと味が入ったメンマ。そして釧路ラーメンとは一線を画す自家製中細縮れ麺。
我がマチからわざわざ２時間半飛ばして来たことはないですが、時にその衝動に駆られる味を今回も楽しむことができました(^^)
バラチャーシューを買ってきたので、自作ラーも楽しめます(^^)v

二日間で５杯。まあまあというところでしょう(笑)

帰路につく前にチョコチョコ用を足し、いざクルマを走らせ始めると「さっきのドリーム風、大盛りにしておけば」との念が頭をよぎる。そしてＲ38を走っていると「白糠」の文字が見えてくる。「そういえばあの店は通し営業だよな」と思い出し、店の駐車場にクルマを停めて入店。広い店内はカウンター、小上がりも充実し、椅子席もあります。一人でも家族でも小団体でも対応できるお店です。

本日は醤油もやしワンタンメン・チャーシュー１枚追加をオーダー。スッキリも迫力あるスープ、ツルツルの麺とワンタン、香ばしく炒められたもやし、そして柔らかいのに食感もしっかりしているチャーシュー。全てが至高と言えるでしょう。

帰りにはバラチャーシューも買ってきてしまいました。コレはもう自作ラーメンするしかありません(笑)