日々進化 : 四条ホルモン

今回も「四条ホルモン」さんへ美味しいホルモンを頂くためだけの目的で北見を訪れました。
旭川をお昼過ぎに出発し北見には16時前に到着しました。
「四条ホルモン」さんに伺う前、ホテルのお風呂に浸かりまったりしスンドバイしていました。

前回は2023年2月でした。
その時の進化の現れがタブレット端末の導入で、端末から発注が出来るようになりました。
2007年1月初めて訪れた時は、旧建物でホルモンから発生する煙と紫煙で店内一寸先見えない店内でした。
しかしサントリー生モルツの妙技の注ぎ方がこの上ないほど美味しく感動しました。
日本でこんなに美味しいクリーミーな生ビルを頂く体験ができました。

建物や環境が変われど昔も今も変わらないのが豚ホルモンの旨さは永久です。
この味を求めて通うことになりました。

今回も進化を確認した点は、料理にレギュラー盛りだけでなく、ハーフサイズ盛りが新たに加わっていました。
また通信販売で「四条ホルモンの特注生タレ」が発注できるようにもなっていました。

「四条ホルモン」さんは、ホルモンの旨さもさることながら、秀逸なタレに尽きます。
タレの成分は、生姜、長ネギ、リンゴを基本にしてタマネギ、ニンニクで絶妙となるお店独特のメリハリをつけています。
そしてお店の方に聞いたのですが、タレは加熱していないそうです。

毎度同じメニューで頂いています。
今回も「豚ホルモン」・「牛サガリ」・「ジンギスカン」。
箸休めに「キャベツ」
飲み物は、フランス赤ワインをお願いしました。

◆「豚ホルモン」
通常"テッポウ"である直腸を「豚ホルモン」よして提供されています。
シロ（大腸）よりも肉厚で脂がたっぷりのっています。
この部位の特徴は、歯ごたえのある弾力が素晴らしく、噛めば噛むほど旨味にあふれいつ迄もわいてきます。
お店によっては臭みがあり、ついつい敬遠してしまいます。
「四条ホルモン」さんは鮮度が抜群な上に、丁寧いな処理を施しているため、全く臭みを感じさせません。
毎回ですが、3人前をリピートしました。

◆サガリ（全国通名：ハラミ）
「四条ホルモン」さんで、牛サガリの旨さを知りました。
サガリは肉汁と脂で赤身肉の味わいが増します。
ホルモンでありながら赤身肉のようなジューシーな味わいが特徴です。
そして何と言ってもカルビやロースのように脂くどくなくあっさりとした味わいを楽しむことができます。
ヘルシーながらも脂の甘みとコクがあり、噛めば噛むほど強い旨みを味わうことができる部位です。

◆ジンギスカン
ラム自体が持つ本来の旨味と柔らかさを引き出したラム肉です。
クセが全くありません、万人受けするお肉です。
赤身と脂肪のバランスが絶妙な部位で、程よいコクや甘みがあります。
とても食べやすいジューシーな肉汁が特徴です。

明日は、釧路に移動します。
前回までは、都市間バスでした。
今回は都市間バス時間帯が悪く、網走経由で釧網本線を利用します。
途中、鹿・キツネの突然の遭遇を楽しみにしています。
また茅沼駅では飛来する丹頂鶴を写真でおさめてきます

ここのお店にはすでに、2007年1月から数えて通算20回以上訪れています。
向に立っている「ドーミーイン北見」さんがオープンした頃からです。
まだ店舗が現在のモダンなビルに建て替える前、店内はモクモクとしてとても煙が体に染みつく頃から食べています。
オーナーも引退され、代替わりをし先代のオーナーは、このビルの上で生活されています。

北見市における人口に対し焼肉店の割合が北海道ではナンバー1（市内に約70軒）で、日本でもナンバー2の焼肉店がそれぞれ競い合っています。

北見に来る目的は、「四条ホルモン」さんで食事をするためだけで訪れています。
いろいろ北見市内でホルモン系を食べてきましたが、こちらに勝るお店はありません。

「四条ホルモン」さんは、タレが旨すぎます。
ここは、生ダレなのが特徴です。
何と言っても、100年前から北見ではタマネギ生産し、そして日本一の生産地です。
北見のタマネギの特徴は、球がしっかりと詰まり、加熱することで甘みが強くなります。
実際はわかりませんが、基本の味は生姜・長ネギ・リンゴの味が輪郭を覆い、アクセントとしてタマネギ、ニンニクの味が感じられます。

いつも、豚ホルモン・牛サガリ・生ラムジンギスカンが定番で注文しています。
◆豚ホルモン◆
鮮度が抜群で、風味はあるけど全く臭みがありません。
新鮮でプリっとした食感が印象的です。
余り焼かないのがコツです。
柔らかく噛みしめるほどに美味しさが溢れ旨だしてきます。
フルーティーな生ダレと豚ホルモンの相性もよく、これ以上のコンビネーションはありません。

◆牛サガリ◆
口に入れると、とろっと溶けるように柔らかい味が口の中で広がります。
脂のりもよく、口の中であっという間に消えてしまいます。


◆生ラムジンギスカン◆
生ラムは、やわらかくてラムの風味もシッカリ残っています。
肉質もやわらかいので食べやすいお肉です。

昔は、ここの生ビールは豚ホルモンと同様に日本一と思い込んでいましたが、最近泡の旨さが消えたように感じます。

スタッフの皆さんは大方、代々から北見工業大学の学生さんで構成され、明るく元気で対応もよくフットワークも最高です。