至高のまかない丼。陸の孤島で頂く1,600円（ウニ入）の海鮮丼のクオリティの高さよ！！！ : レストハウス雄冬

北海道にある増毛町雄冬。
絶品の海鮮まかない丼は健在でした！！
この時期でもウニが入っているなんて、幸せでした！！

2年前の8月。初めて伺った時にこのお店は必ずまた来る！！
と心に決めたのに昨年伺う機会がなく、

お店をやられている方も高齢だし。
「レストハウス雄冬」に行く為だけの日を作ってしまいました！！

大体私の休みの日は温泉+ランチを楽しむのだが、
このエリアの温泉は少ない。

選択肢は二つに絞られる。浜益温泉か岩尾温泉である。
岩尾温泉は11時に営業開始、浜益温泉は10時に営業を開始する。
小樽から行く以上、なるべくならレストランの
手前側にある浜益温泉を利用する事になる。

厚田の道の駅に寄った後10時少し過ぎに浜益温泉へ。
こじんまりとした施設で空いているのが良い。
硫化水素臭がする単純硫黄泉、匂いとさらりとしたお湯とサウナを楽しみ
いざ、まかない丼を目指す！！

浜益温泉からは車で25分ほど。
11時半ごろ到着。

平日ということもあり先客は3組。
先注文で先払い。
席までの配膳と、下膳はしてくれます。
お水やお茶はセルフスタイル。

ホールスタッフは女性一人。
厨房で働くスタッフは男性一人。


メニューは写真で撮影したほかに、
ラーメンや海賊ラーメン（1,000円）、雄冬ラーメン（2,200円）、たこ入りカレー（600円）などもある。
ラーメンを食べている方も多かった。


これしかないでしょう。
これを食べに来たんだ！

3人全員
◎　まかない丼　1,600円
をオーダー。
以前頂いた「潰れるまで有効のポイントカード」にハンコを押して頂いた。
4,800円の会計でしたが、5つ押してくれたのが何とも温かいじゃないの。

盛り付けにかなり集中しているご主人を見ながら待つこと10分。
運ばれてきました。


・・・。

美　し　い　！　！　！


食べる前にご馳走様です！！
と言いたくなってしまう程。
美しいビジュアル。
完成されていた丼ぶり。

まかない丼は所謂バラチラシのような感じですが、
そのような言葉では片づけてはいけない
丁寧な仕事っぷりが伺える。

スプーンには紙ナプキンが巻かれていたり、
クラシカルなスタイルなのもまた良いじゃないの。


醤油を少し垂らし頂きます。

ネタたち
・ツブ
⇒コリコリ。　臭みが一切ない美味しいツブ。
新鮮すぎる！！
ずっと噛みしめられる絶品ツブ。


・甘エビ
⇒かなり美味しいエビ！！！
でも甘みがそこまで無い。
・・・ないからこそ良いのだ！！
エビが甘くなるのは、実は少し時間を置かなければならない。

鮮度はバツグン。甘みはほのかに。　噛みしめると旨味がある美味しいエビだ！！


・ウニ
⇒5月中旬ですが、ウニが乗っているとはたまげました。
増毛町はまだ解禁にはなっていないはずですが、
さすがに積丹で時期中に頂くものと比べると若干の見劣りはしますが、
それでもかなり美味しいウニ！！


・エビの子
⇒青いのがエビの子ですね～！見慣れないブルー色。
味としては鮮度が良いからか、匂いやクセがなくあっさりしています。

ここまで鮮度が良いエビの卵を頂けるのはレア度としてはかなり高めかも！


・いくら
⇒たっっっぷりのいくら。
最近高騰しすぎていて手が出せなくなってきましたが、
この量のいくらをスーパーで買うだけで1,000円以上するんじゃないの！？
というぐらいたっぷりです。
味付けも丁度良く、プチプチ感も丁度良いです。
弾力も強すぎず、弱すぎず。こだわりを感じるいくらでした。


・かずのこ
結構入っているのがカズノコ！！
実はカズノコはあまり得意じゃないんですが、
細かく小さくカットされているのと
食感が楽しめるように工夫されているのか、
おせちに入っているかずのこのような”変な味”がしないんですよね。
変な味というか、苦手な味というか。表現が難しいのですが。

レストハウス雄冬さんのカズノコにクセがないから美味しく頂けちゃいます。


・・・。
これだけでも満足な内容なんですが、
ウニの下にまだまだ海鮮が入っているんです！！


・バチマグロ
マグロが入っている嬉しさ！！
筋が少しありますが全く気になりません。


・タコ
タコ頭が入っています。
塩気は薄めなのがGood！！かなり美味しいタコ！！


・ブリ（？）
天然もののブリでしょうか。
アッサリして食べやすいです。


・・・。

はぁ。
この内容で1,600円！？

2年前と変わらないって！？
これだけ色々値上げした世の中で、

陸の孤島とはいえ、燃料代やら電気代の高騰
人件費はお二方でやっているからあまりかかっていないかもしれませんが。


実は、同行者の一人は生ものが得意ではありません。
海鮮特有の匂い（臭み）が苦手です。

その同行者がここの海鮮ならどれも食べられる。
と太鼓判を押しています。

私も今回食べていて感じたのは、
鮮度がバツグンに良い事！！

ものすごく美味しい海鮮丼です。

私はサービス業をしていますが、
オススメの海鮮丼を教えて欲しい！と言われたら
こちらか、小平のすみれさん、余市のガーデンハウスさんをオススメしますかね。

オロロンライン最強説。


以前のレビューで、3.5以上のポテンシャルはあると書きましたが、（その際は3.16でした）
気が付けば2023年5月18日時点で3.55に！
納得の数字ですね。

ご馳走様でした！！
必ずまた伺わせて頂きます！！

今日は浜益へ行こう！浜益温泉へ立ち寄り1時間ほど入浴し昼時だ。
石狩（浜益区）から増毛町へは飲食店があるにはあるのだが・・・。どこにしようか。
レビュワーさんが高評価を付けているこちらのお店へ行こう！ということでやってまいりました。

フォロワーの☆流れ星さんのレビューを見るといかにも美味しそうな海鮮丼。
しかしながら、店内ガラガラなのに”2時間待ち”のアナウンスがあるとかなんとか。

私は意を決して2時間待つ覚悟で伺った・・・。

外観はThe民宿。一見ランチ営業をしているか分からない様子。
大漁旗のようなのれんが特徴だ。　まずはお店が開いているようで安心した。
（伺ったのは木曜日の11:30）

店内へ入ろうとすると2時間待ちのアナウンスはなかったのだが、
張り紙がしてあって。
「シケの為　ウニはありません」

仕方ないね。ウニなくても他の海鮮が美味しけりゃ良し。

昭和レトロな食堂のようなイステーブル席。真ん中には灰皿。
喫煙者の同行者は喜ぶ。私は少しガッカリしつつ。

個上がりもあるようだが、お客さんはほとんどテーブル席に座っていた

先客は2グループで6名ほど。
食べ終わるまでに4組ほど入店。繁盛店のようだ。


オーダーはカウンターへ行って注文するスタイルのようで、
私はてっきり”前払い”なのかと思ったが”後払い”が基本らしい。

ご夫婦と思わしきお二方がやっていらっしゃったので、
注文と同時に先払い。有効期限なしのスタンプカードを頂いた。
お店がなくなるまで有効だそうだ。なんともステキなスタンプカードではないか。

お母さんの接客はとても感じが良い。

サーモンが食べられない同行者の為に

「まかない丼”はサーモンが入っていますか？」
と質問すると

「サーモンはココじゃ取れないから入っていないよ！」
と教えて頂いた。

・・・。間違いなく美味しい。確定。

同行者と私は”まかない丼”　1,600円
同行者2はハマチ丼（天然もの）　1,200円をオーダー

ここで一つ気になるポイント。
☆流れ星さんのレビュー内で
こちらのまかない丼は通常1,300円で　ウニが入るこの時期だけ1,600円になるそうだが

ウニがないのに1,600円だったので、いくらが豪華に入っているのだろうか？そんな予想をしながら20分ほど待ち運ばれてきた。


◎　まかない丼　1,600円（ウニ入りver）
・・・。美しい。
ウニ・・・あるじゃないかぁぁぁ！！！しかもタップリ。

ウニ丼を提供できるほどの量はないという勝手な解釈をしつつ
ウニを食べられるこの上ない幸せ
その前ではウニがシケでないなどそのような事前情報などどうでもいい。

ウニだウニだ！！

まずは何もつけずにウニを頂く。

・・・。甘い。旨い。　口の中でとけ、ふわっと消えた。

間違いなく、”ホンモノ”のウニ　上質というか極上といっても良いレベルのウニ。
無添加でミョウバンの類も一切入っていない（ミョウバンの味が苦手なのですぐわかる）
ウニの量はハッキリわからないが私の丼で少なくとも30g以上はあっただろう
同行者のほうが少し多い感じで40g以上あったように見受けられた。

通販価格で申し訳ないが、
検索で一番上に出てきた利尻のムラサキ塩水ウニは100g×2パックで8,100円だそうだ。
10gで200円だとして・・・。ウニだけで600円以上の価はあるのだが、
お値段以上なのがこのお店のウニは前浜で取ってとても丁寧に処理された上質なウニだということだ。
この量のウニ刺しで1,000円以上の価値は十分あるように思える。


で、だ。
私はウニ丼を食べているわけではない。

小さく切られて食べやすく、良い湯で加減・塩加減のタコ
ハマチ？だろうか。天然モノなのでサッパリしているこちらも食べやすいようにカット
甘エビは食べやすいように殻が全て剥いてあって。エビの卵がのっかっているのが面白い。

円を描くようにいくらがたっぷり盛り付けられていて
トビッコはカットされたお刺身をコーティングするように散らされていて
食感が楽しいよね。

おっと、ツブがあった！
こちらもコリコリしていて美味しい。貝特有の臭みは一切なく
貝が苦手な方でも食べられるだろう。


そして忘れてはならないのが、
数の子！

いや～！らしいよね。　留萌には加工品工場が沢山あって
井原水産さんが有名だろうか。　やっぱり数の子よね。


後申し越しネタが入っていたかもしれないがハッキリわかったのがこのぐらいかな。
ご飯の量も丁度いい感じ。酢飯ではないが美味しいお米。

お味噌汁もめちゃくちゃ旨い！というわけじゃないんだけど
素朴でワカメがたっぷり入っていて美味しいし、


・・・
ハァ・・・。
これはいいため息ね。幸せいっぱいのため息。

後はスプーンね！これが大事。
食べやすさ各段にUPするよね。

標準でスプーンが付くのが超嬉しい。


支払いは先に済ませていたので
ご馳走様でしたーと聞こえるか聞こえないかぐらいの声で入り口付近でお伝えすると、

ご夫婦が笑顔でありがとうございました～♪
だってさ。
気持ちいいよね。

留萌までの道のりはそれなりにあったけど
車内ではここのまかない丼の話で盛り上がったよね。

そうそう写真撮らなかったけど、ハマチ丼も凄かった。
普段ハマチやブリが食べられない同行者1（まかない丼食べた方）が
このハマチ美味しい！これなら食べられる！と感激。
多分養殖がニガテなだけで”新鮮”な天然ハマチやブリは食べられるじゃない？と
ただスーパーで販売している天然ブリは苦手だそうで。（臭みが苦手みたい）
魚介は鮮度が命というけれど　生ものがそこまで得意ではない同行者が完食したのを見て

また来ようねって。


陸の孤島に至高の店有り。

リピは確実。遠方だが年1で行きたいお店。


2021/8/28現在
食べログ評価　3.16
3.5以上のポテンシャルは多いにあり。