お馴染みの音威子府の黒い蕎麦です : 麺屋一ふじ

実家まで用があって車を走らせました

毎度のことなんですが、実家方面は超田舎で過疎が進んでいることもあり、何か食べようと思っても選択肢が限られてしまいます(^_^;)
今回も音威子府の道の駅に併設されているこちらの食堂で頂くことにしました

前回は確か冷たい蕎麦を頼んだように思いますが、今回はちょうど実家に帰るタイミングで冷え込み、音威子府あたりも2℃くらいしか気温が上がってなかったこともあって暖かい蕎麦を選択
あたたかい蕎麦と言えば肉そばの私なんで迷うことなく肉そばを注文
提供までは10分はかかってません
入り口には常時「人手不足の為ご迷惑をおかけするかもしれませんがご容赦願います」的な張り紙があるんだけど、こちらで提供まで待ちくたびれたって思いはしたことないんですよね（笑）

運ばれてきた蕎麦ですが、汁も結構な黒さですが蕎麦も当然のごとく黒いので豚肉とネギ以外は真っ黒です（笑）
ルックス的には音威子府の蕎麦は若干損してるかもしれませんね

味の方は可もなく不可もなくってのが正直なところです
汁も悪くは無いですけど、美味しいと言われる店と比べると出汁感は少し足りない気もします
蕎麦は、ノスタルジィと特徴はありつつもこの蕎麦が美味しいか？と言われると正直そうでもないですよね
腰が強い訳でも無いですし、蕎麦の香りが特に強いってわけでもありません
ただ、旨いと感じるのは純粋に味だけではなくそこに思いなんかも上乗せされると思うんで、その分込みで3.1ですね＾＾

十分体の芯まであったまったので、この先実家へのもう少しの距離頑張って走れました＾＾

ご馳走様でした＾＾

***2016/06***
陽気の良い季節になったんで実家までひとっ走り
とは言え、片道300㌔強のドライブはだんだんきつくなりつつある今日この頃です（笑）

お昼どうしようか？と考えてもこの辺それほど選択肢があるわけでも無く、家人がまだこちらに寄ったことが無かったんでお邪魔です

今回車の中が暑かったこともあって私は「冷やしたぬき」（630円）を、家人はなぜか「味噌チャーシュー」（930円）を注文
入店時にはほぼ満席で多少待たされるかな？と覚悟はしたものの10分程度で提供されました

冷やしたぬきはおなじみの黒い蕎麦に薄い色合いのだし汁、それに天かすの黄色が乗っていて独特のビジュアルです
早速頂きますと、麺は私にとっては定番の味ですけど、やっぱり素直に蕎麦として評価をするとさほど高得点ではないかな？(^_^;)
出汁はちょっと薄味でほとんど返しを感じないだし汁そのものみたいな感じです
冷たいと味を感じにくくなるんで濃いめの味付けにするパターンが多いと思うんですけど、これは少し珍しいですね
ほんの少し物足りなさを感じつつ頂きました

で、家人が頼んだ味噌ラーメン、かなり量が多かったらしく3分の２くらい食べた時点でギブアップ
その後私が頂きました（だから太るんだよなあ。(>_<)）
で、基本醤油ラーメンしか食べない私ですが、久しぶりに食べた味噌ラーメン案外おいしかったです＾＾
味噌は味噌そのものの味が強くてスープの良し悪しがあまり感じ取れないと思うケースが多いように思ってましたが、意外とバランスよく美味しく頂けました
生姜も結構効いていて暖まるのはありがたいんだけど、暑い日の選択では無いような・・・
肝心のチャーシューはボリュームありつつもかなりもそっとしたタイプで、食感も味もバリエーションが無く途中で食べ飽きそうです(^_^;)
あと、麺は道北のラーメン屋さんに共通ですが加水率低めなんで家人から譲りうけた時には少々伸び気味で残念でした
きっと出来立てだとっザックリの食感が良かったように思います

と言うことで、久々の味噌ラーメン、ついついレビュー更新しちゃいました＾＾

ご馳走様でした

***2015/11*** 　初訪問　タイトル「音威子府の黒い蕎麦が頂けます」　総合点3.0
実家へ向かう途中ちょうどいい時間に音威子府を通りかかったんでお邪魔してみました

場所は国道40号と275号の分岐点で道の駅に併設されてます
蕎麦を好きな方だと知ってる方も多いのですが、音威子府の蕎麦と言えば何と言っても真っ黒な麺が特徴です
これは蕎麦の皮も一緒に挽いてしまうことでこの色になるということですが、独特な見た目と風味の強さで人気ですね
音威子府の駅舎内にある常盤軒さんが何と言っても有名ですけど、こちら道の駅の蕎麦屋さんも車を停めやすいということもあり、昼時はたくさんのお客さんが訪れます
夏場だと満席で入れないなんてこともあって、実は今回初めてのお邪魔となりました

建物内部は道の駅とこちらの食堂なんだけど、道の駅としてのスペースはずいぶん小さくて、7割食堂って感じでしょうか
店内はかなりゆったりとテーブルが配置されていて、窓際には小上がり席も用意されています
随所にふんだんに木が使われていて、入り口のオブジェ（って言うのかな？）も含め流石木材の町と言う感じです
と言いつつ、今地元には稼働している製材所も無くなっちゃったんじゃなかったかな？

余談ですが、昔の音威子府は材木が豊富で材木を中心に据えた産業で結構な活況を呈していたんですよね
また天塩中川から豊富経由で稚内まで向かう宗谷線（これは今も走ってます）とオホーツクの沿岸部を走って行く天北線（すでに廃線です）の分岐と言うこともあって、にぎわいも有ったんですけど、北海道の他の僻地の町と同様人口減少、過疎化の波が激しくて今や人口も1,000人切れてしまったってことです
私の田舎もそうですけど、正直名寄を過ぎるともう寂れていく町ばかりで寂しい限りです

話を戻して肝心の蕎麦ですが、寒かったのであったかい蕎麦を注文します
私があったかい蕎麦を頼むときはほぼ肉そばなんですけど、こちらのメニューにもあったので肉そば（690円）を注文です
入り口に「スタッフが足りずご不便をおかけしますが、ご理解願います」なんて張り紙があったけど、注文を取りに来るのも特に待たされなかったし、蕎麦が出てくるまでの時間もせいぜい7分程度でした

さて蕎麦ですが、蕎麦も黒いんだけど負けないくらい汁も色が濃くてパッと見た感じ麺が見当たらないくらいです（笑）
さっそく汁から頂きますと、これは見た目通りかなり濃い味ですねぇ
出汁感もそれなりに感じるけど返しの比率がすっごく高い感じです
寒い地域用の味付けでしょうか？（笑）
年配の人だと（私もその一人ですが(^_^;)）少し塩分過多を気にしちゃうかもしれないですね
豚のばら肉、長ネギ、かまぼこが乗っかってますが豚の脂の甘みはあまり出てませんね
蕎麦はお馴染みの真っ黒い蕎麦で、腰はそれほどありません
どっちかというともっさりした噛み応えですね
非常に特徴があるのでよくいろいろな場面で取り上げられるけど、蕎麦単体として見ると特に美味しい部類には入らないのかな？(^_^;)

と言うことで、音威子府の黒い蕎麦は郷愁含めると3.5点と言いたいところだけど、純粋に蕎麦としての味わいだと何とか3点ってところかな～

ご馳走様でした