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店名 |
洋食屋 マンジャーレ TAKINAMI(マンジャーレ・タキナミ)
|
---|---|
ジャンル | 洋食、ヨーロッパ料理、パスタ |
予約・ お問い合わせ |
0134-33-3394 |
予約可否 |
予約可 ランチタイムは12:30までのご予約、 |
住所 | |
交通手段 |
JR小樽駅から徒歩約10分。 小樽駅から668m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
席数 |
22席 (カウンター4席 2人掛けテーブル1、4人掛けテーブル4) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 4台 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可(未就学児可、小学生可) お子様用の椅子はご用意しておりません。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1995年1月15日 |
備考 |
飲み放題はパーティープランの利用限定 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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小樽最終日のランチをどこにするか、当日の朝に決めました。
直前なので予約はできないため、最善の策は開店前に行って待つのみです。
ホテルをチェックアウトした後、散歩ついでに当店を探したところ、すぐに見つかりました♪
小樽初訪問時にタキナミさんの美味しさに衝撃を受け、しばらくの間毎年通い続けたこと。
友人がバッグを置き忘れそうになったこと。
手作りドレッシングが美味しくて、会計時に「これください♪」と見本のボトルを掴んでしまい、「そちらは見本ですので。奥から用意致します」と奥様のクールな対応に赤面したこと。
過去の記憶がどわっと甦ってきました(笑)。
懐かしい! 変わってないかな。それとも変わってしまっているかしら。
周囲を歩き回って戻ってきたら、一番乗りでした。
行列していた方々で、ほぼ満席です。その後も続々と来店があり、早めにきてよかったと胸を撫で下ろしました。
何にするか友人と思案し、蒸し暑かったのでヴィシソワーズの冷製パスタをミニサラダ+ドリンクバー付きでお願いしました。
ランチ時はサラダ&ドリンクバーをオプションにすることで、簡略化したのですね。
料理人はシェフお一人、行列店ゆえにやむなしだと思います。
千切りキャベツにキュウリを添えたサラダ…一見なんの変哲もないセットのサラダですが…ドレッシングがおいっしい!!
オリーブオイル&お醤油ベースだと思いますが、類似のドレッシングは多くとも、当店のまろやかさ、塩味と甘さ、酸味のバランスは群を抜いてると思います。
熱中症になりそうな暑さを、塩味と酸味が爽やかに洗い流してくれます♪
あーっ、フレッシュ!!
厚切りのキュウリがやけにおいしいと思ったら、かすかに塩をしてしんなりさせている、と友人が気付きました。
そうか。だから適度にしっとりして、周囲の野菜とドレッシングとの馴染みが良いのね♪
これ一つとっても、TAKINAMIマジックは健在です!
調理の負担を減らしつつ、お客側にはおいしいものを提供したいという、情熱と料理人の気骨のせめぎあいが垣間見えました。
パスタが楽しみです。
さて、少々時間がかかって登場した冷製パスタは、お皿がしっかり冷やされ、麺もキンキンに冷やされていました。
厨房からずっと攪拌する音が聞こえていたのですが、時間をかけてパスタを冷やしてくださっていたようです。
乳白色のスープをベースに、具材は真っ赤なミニトマト、透けるルビーの生ハム、ディル又はフェンネルのエメラルドが鮮やかです。
フランスの絵画のような美しさでした♪
ジャガイモ感を極力抑えたなめらかなスープは、じわっと地味栄養が感じられます。ミルキーでさっばりしており、とても美味しいです♪
スープだけを、永遠に飲んでいられそうです(笑)。
単調な味わいになりそうなところを、びっくりするほど甘酸っぱいトマトと生ハムの塩味が要所を締め、生ハーブの香気が控えめに存在を主張し、まったく飽きることがありません。
十勝の田舎で美味しいトマトを食べてきたつもりでしたが、当店のトマトは素晴らしい味の濃さでした。当別町産だったかな。すごーい。おいしい…。異次元のトマト…。
カッペリーニはプリプリの弾力で心地よく跳ね、踊るように胃の中に消えてゆきました。
これは凄い! 年月を経てもTAKINAMIマジックは健在であり、変わらぬ名店ぶりを見せつけてくれました。
嬉しいッ!
ちらりと厨房に目をやると、シェフが緊張と躍動の狭間で生き生きとお仕事をされている姿が見え、いいお仕事をされているなぁ…とニコニコしちゃいました。
凋落してゆく店、経営が成り立たずにやむなく畳まれる店…数多くある中で、この美味しさを保ち続けていらっしゃるのは並大抵のことではないですね、
タキナミさんがあるから、小樽に行く。
かつて当店の魔法にかかり、熱に浮かされたように通いました。
今ふたたび、シェフの魔法にかかったようです。友人と顔を見合わせます。
「また来たいね」
「そうだね、遠くないうちに」
お会計は現金のみでなく、コード決済やクレジットカードなど、さまざまな選択肢が用意されています。
そんなところは、時の流れを感じさせます。
「…あっ、このドレッシングもくださいっ!」
「…奥からご用意致しますので」
クールな奥様に、アホな私は変わっていませんでした(笑)。