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【とろろせいろ(地物粉)】〜北海道の美味しい、そば・うどんの店シリーズ(9)
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鷲尾★ジロー
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店名 |
蕎麦・料理 籔半(やぶはん)
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
0134-33-1212 |
予約可否 |
予約可 土日の昼と当日予約は受付出来ません。また8名様以上の団体様は予約は出来ません。一度来店し受付をして下さい。その他の時間帯も予約枠が満席の場合はお断りすることもございます。 |
住所 | |
交通手段 |
JR小樽駅より徒歩5分 小樽駅から187m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
席数 |
45席 (一階座席数:ホール椅子禁煙21席、小上がり禁煙12席、倉中喫煙12席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 15人 |
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 1階は全席禁煙、駐車場の喫煙スペースをご利用下さい。2階宴会場は別部屋に喫煙席をご利用可。 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 専用駐車場7台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、座敷あり、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
料理 | ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 授乳やオムツ替えなどは2階お部屋をご利用出来ますので、お気軽にスタッフまでお声がけ下さい。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1954年12月 |
備考 |
ここ最近の価格高騰にスタッフ不足もあり、メニュー内容を絞って提供させて頂きます。人気メニューも提供出来ない日が続きますが、私達も苦渋の決断でした。 |
お店のPR |
ニーズに合わせた宴会コースをご用意しております。食べログから宴会(コースメニューを参照)
昭和29年創業。昔小樽がにしん漁で栄えた名残の石倉、歴史的建造物を再生活用した雰囲気を感じます。 蕎麦屋で宴など意外? いいえ、とんでもない、昔から続く粋な宴席でございます。 小樽を愛する人が「とっておき」を他人に教えないように、 蕎麦屋酒の世界は自分だけの世界にしておこうとしただけ。 そこには色気も媚びも皆無。その場にいる自分だけが全ての世界。酒肴と共に、店主こだわりの酒を楽しみ、最後の〆は道産蕎麦で。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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いつもはラーメンの感想ですが、時々【北海道の美味しい、そば・うどんの店】の情報を投稿していきます♬
第9弾は、小樽の「薮半」です。
=================================
◉小樽で楽しむ、蕎麦屋の空間♪
蕎麦よりラーメン派の私ですが、ラーメンのことを知れば知るほど、同じ麺類の大先輩・蕎麦の魅力に惹き寄せられていきます。
というよりも、蕎麦の延長線上にラーメンの文化が存在しており、
蕎麦を知らずにしてラーメンのことを語るなぞとてもできない、
ということが改めて分かりました。
北海道にいくつかある蕎麦名店の中でも、
江戸前の蕎麦文化を北海道に伝えているのが
小樽の「薮半」さん。
蕎麦勉強中の私でも、その名は聞いたことがある有名店です。
江戸前の三大蕎麦とされる「薮」「更科」「砂場」の中でも、「薮蕎麦」は江戸時代から旨い蕎麦屋の代名詞とされています。
こちらの店名「薮半」は、「薮の半分にでも近付きたい」という思いで名付けられたとされます。
創業は昭和29年(1954年)。
親子三代、68年もの伝統を誇る名店ですね。
本日は小樽で仕事だったため、ようやく訪問。
ラーメンでも蕎麦でも、仕事で訪れた場所にある旨い店を探して食べに行くというのが、自分の流儀なので、小樽で仕事が無ければ、なかなか伺う機会がありません。
過去、何度か行こうと思いましたが、混んでいたり、定休日だったりとタイミングが合いませんでした。
小樽での朝イチの仕事を終え、11時の開店5分前にお店に到着。
おっと、既に開店を待っている先客がいます。
さすがの人気店。
お店は
小樽市稲穂2丁目。
JR小樽駅から札幌側に5分ほど。
国道5号線の一本奥にある路地(静屋通り)にあります。
駐車場は
お店の向かい側に9台分用意されています。
入店時に何番に停めたか伝えてほしいそう。
駐車場の正面にあるレトロな和風の建物は、実に風情があります。
昔、小樽が鰊漁で盛えた頃に建てられた、小樽三大網元の「白鳥家」の石蔵を再活用し、更に小樽の廻船問屋の豪邸であった「伍楽園/旧・金澤友次郎邸」を移築した「薮半」の店舗は、歴史と伝統の町「小樽」で、蕎麦屋を楽しむ空間として、高い人気を誇っています。
因みに、お店がある細い路地「静屋通り」の名は、第四代北海道庁長官・北垣国道の号「静屋」に由来するとされています。
北垣は、戊辰戦争で有名な榎本武揚と共に小樽の発展を確信し、現在の小樽駅前の荒地を政府から払い下げてもらったそう。
小樽駅から運河に続く中央通りの札幌側を北垣が、余市側を榎本が買い取り、榎本の号「梁川」も「梁川通り」として現存しています。
通りや地名にも、ちょっとした歴史を感じさせてくれる跡が残っているのも、小樽の魅力の一つですね。
店内は奥に長く、テーブル席が並んだ奥に、石蔵の小上がりが用意されています。
蔵戸の奥に蔵座敷。その手前の囲炉裏席が最も人気があるそうです。
小樽軟石で作られた石蔵の雰囲気が落ち着きます。
石蔵の前のテーブル席に案内され、卓上の「おしながき」を拝見。
これが圧巻。
全96Pに及ぶ小冊子のようなメニューには、
提供する蕎麦の紹介から蕎麦のウンチク、蕎麦のエッセイ、「藪半」の歴史まで凝縮されていて、実に読み応え十分のもの。これは面白い。
名物の「にしんそば」「うにとじ」「かれーせいろ」など目移りする品がズラっと並びますが
初訪問の一杯は、やはり「せいろ」にしようかな。
とはいえ、ようやく来たのだから、ちょっと欲が出て、
「とろろせいろ」を注文します。
選べる蕎麦粉は
「地物粉(道内産100%)」と
「並粉(道内産と外国産ブレンド)」の2種。
道内産は蘭越町と北竜町の蕎麦粉を使用しています。
折角なので「地物粉」でお願いします。
税込 1,012円也。
蕎麦が来るのを待ちながら、この「おしながき」を読みふけります。
コレが実に面白い。
書いたのは、二代目店主・小川原格氏。
「小樽・蕎麦屋親父の独り言」の名でブログも書かれています。
小粋な蕎麦屋の楽しみ方の情報が満載ですね
(^^)。
10分ほどで、おそばが到着。
せいろに徳利、小鉢には、とろろとうずらの卵、切り海苔、ネギ、生姜。
まずは、何もつけずにそのままそばを食べてみます。
うん。そばの香りが良いですね。
とろろを溶き、そば汁を少し注いで、準備完了。
それでは早速、いただきます♪
そばをとろろと絡ませて一気に手繰ります。
おお、旨い(*'▽'*)♪
あたりの強い辛汁が、とろろとうずらの甘味と混ざり合い、まろやかな味わいに。
とろろのネバネバがそばとしっかり絡み合ってスルスルスルっと胃の中に収まります。
旨い♬
そば汁を注ぎ足し、そばをつけ、更に手繰り続けます。
とろろのおかげで滑らかになったそばがツルツルっと喉の奥を滑り込む。
夏の初めにとろろそばを食うと、ようやく夏が始まるなぁと感じます。
なんてなことを考えながら、手繰っている間にそば終了。
最後は
そば湯をそば汁に注ぎ、余韻を楽しみながら、ゆっくりと飲み干します。
はぁ~旨いなあ(=´∀`)
歴史を感じるお店の雰囲気も良く、
そばの味だけでなく、そばを手繰る時間も楽しめます。
そばを食べ終え、札幌に戻る車中で
(さっきのそば、旨かったなぁ)
と、つい そばの感想が頭をよぎります。
こういうのが本当に旨い店かもしれません。
今度は仕事帰りに行こうかな。
札幌駅から電車に乗って小樽に行って
蕎麦前を楽しんで家路に着く。
ちょっと贅沢な大人の楽しみ方だなぁ。
そんな想像が頭をよぎります。
「蕎麦屋親父おすすめセット」が気になりますね。
旨かった。ごちそうさまでした♪
(2022年6月9日訪問)
(2022年11月27日投稿)