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フラノフレンチ
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今は無きミッシェルブラストーヤの面影を探して。 唯一ライヨール特産のナイフが今なおテーブルの上に！
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アミューズ
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枝幸産帆立貝、カリフラワー
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ヒラメ、オレンジ、旭川産オカワカメ
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上富良野ポーク・はるかトマト・トリュフ
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滝川産合鴨、時期野菜
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
フラノフレンチ（【旧店名】ル・ミュゼ・フラノ）
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
|
予約・ お問い合わせ |
0167-23-8111 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
学田駅から2,686m |
| 営業時間 |
|
| 予算（口コミ集計） |
￥15,000～￥19,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX） |
席・設備
| 席数 |
50席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
メニュー
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、ホテルのレストラン |
| サービス | お祝い・サプライズ可 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2013年5月1日 |
| 初投稿者 |
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北海道・富良野にあるリゾート「フラノ寶亭留」内にあるフレンチレストランが「フラノフレンチ」
旬の地元の食材を使用し、フラノの四季をお皿の上に表現するというのが、このフラノフレンチのこだわりです。
自家菜園があり、葉野菜から玉ねぎ大根といった根菜までの野菜とハーブの多くをここで作っています。
以前は洞爺湖の「ミッシェルブラス・トーヤジャポン(2020年閉店)」でシェフをしていた小松シェフがこの店の料理を統括されていました。
ミシェル・ブラスは21世紀を代表するフランスの料理人です。北海道・洞爺湖に海外初の支店を出していたこともあり、日本とも深いつながりがあります。
スタッフに小松シェフのことを聞くと「今はここにいません」と微妙な受け答え。ホテルの部屋の案内書には小松シェフの写真と挨拶文もあります。
小松シェフは今どこに？
このリゾートが北海道有数のホテルチェーンでもあるので、転勤でもされたのでしょうか？
夕食は8品です。リゾートホテルのフレンチの場合、オーソドックスなメニューが多くなる中で、ここのメニューはやや個性もあります。
★アミューズ・ブーシュ・・・トースト、サーモンのクリーム、グリーントマト、いくら。
★上富良野ポーク・はるかトマト・トリュフ・・・・シンプルなローストポークだけれど、これは美味しい。トマトはソース代わりになります。フォークで潰して食べます。
★枝幸産帆立貝、カリフラワー・・・カリフラワーのスープに帆立。コンソメのジュレ。北海道の自然を感じさせる優しい味です。
★ヒラメ、オレンジ、旭川産オカワカメ・・・ヒラメを蒸して発酵バターとミルクのソース。オカワカメも。オレンジのソースが酸っぱすぎる印象。
★お口直し・・・ライムのシャーベット
★滝川産合鴨、時期野菜・・・じゃがいもを540日間熟成させた「540」が付け合わせ。
★桃、フランボワーズ、山わさび・・・桃の中に山わさびが。これは完全に失敗作。私は桃も山ワサビも好きですが、一緒に食べると桃の良さも、山わさびの良さも消えてしまうのではないかと思いました。
★食後のお飲み物とお菓子
私は今年の夏に南西フランスに飛び、本家本元フランスのミシェル・ブラスのディナーを初めて体験しました。
大自然に包まれた牧草地帯。かつでは車よりも牛馬で物を運搬するような秘境。そんなオーブラック地方の特性や、大地の中で家族を何より大切にしてきたブラスの心情を知らずに、ミシェル・ブラスの料理を語ることはできないとわかりました。テーブルでは地元のライヨール村特産のナイフが用意され、そのナイフで食事するのです。
雄大な景観と大地に恵まれた、まさにフランス・オーブラック地方でミシェル・ブラスの料理を食べなければ(日本で食べるのではなく)、ミシェル・ブラスの料理の本質はわからないのです。
「フラノフレンチ」の料理は普通のリゾートホテルのフレンチとしては悪くはないと思いますが、ただ料理には「ミッシェルブラス・トーヤジャポン」の面影はあまり感じられません。
ただ唯一、本家本元のミシェル・ブラスでも使うライヨール村のナイフが用意されていたのだけが、印象的でした。