立ち喰いそば屋 天勇
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
立ち喰いそば屋 天勇（てんゆう）
|
|---|---|
| ジャンル | そば、丼、カレー |
| お問い合わせ |
0166-23-6736 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
このお店は「旭川市5条通7丁目右2 - 1」から移転しています。 |
| 交通手段 |
JR旭川駅より徒歩約10分 旭川駅から786m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX） 電子マネー可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| 公式アカウント | |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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立ち喰いそば屋 天勇
（北海道旭川市・5・7小路 ふらりーと）
北海道弾丸ツアー。ん？弾丸ツアーとは何だろうか。一つの目的だけに遠いところまでノンストップで行き、その目的を短時間で果たしたらまたノンストップで戻ってくる、というところだろうか。だとしたら、その用語は正しくない。
ただ、「一つの目的だけのために遠いところまでノンストップで行き」は合っている。なので、やや弾丸ツアーくらいにしておこう。前置きが長くなった。
目的は一つだが、その目的を果たすには二日半を要する。自然、隙間時間が生まれる。旭川駅で1時間弱の隙間時間。何を食べるか。
普通に考えたら「旭川ラーメン」である。普通である。普通過ぎる。一応「山頭火」の前を通ってみる。「スープ売り切れ」という看板が立ってるが、すごい行列もできている。どう見ても1時間弱では順番が回ってくることはない。「青葉」の前も通ってみたけれど、こちらもちょっと並んでいる。
ということで、他にもラーメン屋さんはたくさんあって、なるほど、旭川ラーメンは名物なのだなと実感した。それで気が済んだので、お待ちかねの「げそ丼」である。
今回調べてみるまで、「げそ丼」が旭川名物だとは知らなかった。帰ってから調べると、ラーメン店でサブメニューとして提供している例が多そう。そうとは知らず、げそ丼で有名、という「立ち喰いそば屋 天勇」さんへ。
立地は、旭川駅から北へ、幅広の歩行者道路（「平和通買物公園」という、日本初の恒久的歩行者天国らしい。）を10分くらい歩いていったところ。「ふらりーと」という、軽やかで柔らかい表現ながら、よく考えたら極めて親近感を覚える名称の、十三東口すぐのアーケードのない通りのような、飲み屋街の入口（駅側からいうと出口）にある。
店の入り口は網戸になっていて、中の様子は丸見え。店名通り、事前情報どおり、完全な立ち食いそば屋である。そして、先客は０。多少（大丈夫かな）という弱気が頭をもたげるが、（ラッキー！）と思って店内へ。
入って左手に券売機があり、げそ丼をチョイス。かつては450円とか500円とかだったようだが、今（2023.5.3現在）は600円。以前は、麺類とセットにするといくらになるという設定だったが、その価格体系も変わっている。
チケットを渡すと早速調理開始。ものの１分で着丼。早っ。
仕組みとしては、どんぶりにご飯を盛り、既に揚げてあるげそ天を乗せて、たれをかけたら完成というもの。揚げ物は揚げたてであることは発揮できる強みの一つであるが、それを捨てていることになる。
しかし、食べてみると、それを捨ててでも、スピーディに提供することの価値を感じる。そして、揚げたてでなくても、げそ天は容易にかみ切ることができる柔らかさで、ごはんはホカホカなのでほんのりと温かさが移ってきているし、何より旨い。旨いとしか言いようがないが、ふにゃっとしたげそ天界におけるパーフェクトな一品で、これに七味を書けると、もう天才。甘みのあるタレとご飯とのハーモニーも見事。立ち食いそば屋さんだけど。
気が付くと、一人、二人とお客さんが増えている。商売をやっている人や、営業の途中でお腹が空いた人が、さっと立ち寄って、さっと食べたいと思ったときにいける店なのだと分かる。だから、揚げたてのげそ丼はここでは求められていない。
すっかりシアワセな気分になり、網走への最終の汽車に乗り込んだ。（2023.5.3）
立ち喰いそば屋 天勇
北海道旭川市5条通7-1178-7 0166-23-6736