無料会員登録/ログイン
閉じる
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
011-875-6717
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
白石区の雄。
私が思う白石区ナンバーワン蕎麦屋である。
ちなみに僅差では「よし田」。こちらの強みは蕎麦が良い事が全てではあるが、驚きにリーズナブルさにもある。私自身、良い蕎麦ならば「もり」で900円でも仕方ないとは思うものの、こちらは「大丈夫?」のクォリティに対る価格だったが、最近値上げお慣行…それでも尚リーズナブルだ。
■せいろ 700円
細切りの十割は、一言で表すなら「雅」しっとり滑らかで良く繋がった麺線は幾分細目で美しい。そして外見の良さと共に内面の良さも兼ねそろえる。絶妙な水切りと冷〆で演出される心地良い喉越しの後には、しっかりと冷涼な蕎麦の味香が追ってくるのだ。薬味も見て納得の「雅」な仕上がり。
美味い。安定からの安心…白石区に「はな月」あり。
新そばの、薫りに感謝の秋初め。
微かなる翡翠色の細糸は、秋の訪れと新鮮さが放つエネルギーをしっかりと蕎麦喰いの期待感に共鳴させてくれる。
おそらくは今年も東神楽産から始まったであろう新そばは、10月初旬には沼田産にシフトしていた。そう、やはり蕎麦は生き物なのである。
■せいろ(沼田産令和4年新そば十割) 600円
前述した通り、こちらの糸は細くて繊細な麺線だ。鼻を近付ければほんのり蕎麦畑の香り。しかし繊細とは言え、歯で噛めば軽く押し戻される弾力のコシの後にはモッチリとした食感で、力強さも兼ね備える。
青々しさは穏やかだ。しかしながら新鮮だからこそ訴えかける事が出来る蕎麦本来の味わいは濃く、余韻は長い。キリリと冷えた温度と適度な十割のザラつきは、喉を爽快に通り過ぎる。
蕎麦を受け止めるつゆもまた存在感十分だ。本枯れ節の繊細でキレのある軽やかな旨味は、力強い北海道昆布のコクにしっかりと下支えされて華開く。キリリとした辛口寄りの返しも、蕎麦と蕎麦喰いの心を掴んで離さない。
鮮やかで上品な薬味に目を奪われつつ、トクトクと少し濃いめの蕎麦湯を猪口に注ぎ、旨味が更に解けた出汁感を舌で探れば、幸せな新そばの余韻。
目を閉じて、雄大な新そば畑の姿を想像すれば、自ずと感謝の気持ちが湧いてきて、私の蕎麦時間は静かに終わるのだ。
ご主人、今年の新そばも美味しかったよ…と心で語り、質の高い十割蕎麦をこの価格で提供する姿勢に敬意を表し、カタっと扉を開け店を後にした。
…新そばの、薫りに感謝の秋初め。
サラッとこなす珠玉の新そば。
私が思う、白石区ナンバーワン蕎麦店です。水等はセルフでどこか大衆的な要素もある店内ですが蕎麦は本物、鴨系にもこだわりがありオススメ、そして本格十割手打ち蕎麦が600円だと言う事も素晴らしい。
こちらも「新そば」になりました… ふふっ、相変わらずお盆からのオーラがビシビシと漂います。画像からも感じますか?
■せいろ 600円
東神楽産キタワセ新そば…美しい細切りの十割は、適度にザラリとし汁絡み良く、キリリと冷〆されており喉ごしも爽快。青々しさよりは少し落ち着いた藁のような香り、軽く噛めば穀物の味わいと甘味がデュエットするかの如く響いてくる。
汁は上品でドライな出汁をムッチリと効かせ、スッキリとした返しが良く馴染んだ中濃~辛口寄りで、たっぷりの分量も嬉しい。そして薬味も繊細かつ上品で素晴らしい。
今年の新そばは天候から「大人しい」とされていますが、恐れ入りました…実に印象的で美味しい新そばです。
ご主人に感謝を伝え、一つ質問しましたが、そこから産地や仕入れ、品種を含めて熱心に語ってくれました。内容は割愛しますが、蕎麦粉はその時季で良い状態の品種を取り換えながら使用しているとの事。生産者~製粉所~蕎麦店へのバトンを受け、このような素晴らしい蕎麦を提供しているのだから、間違いなく良い信頼関係が出来ているのでしょう。
その安い価格についても聞いてみました。
「それ以上高くするとお客さんに怒られるんだよ…」
お客としては嬉しいが、この蕎麦ならもっと…と思わせられる蕎麦です。そしていつ何時も裏切らない安定のクォリティは流石の一言。
会計をし、お礼を言って退店後…この良さを画像と共にCC氏にLineしてみました。帰ってきた言葉は「新そばでなくても美味しいのは知っていた…でも何故鴨を頼まないの?(笑)」との事… ほう、口が減らないなあ(笑)
【個人企画】鴨せいろ食べ比べ
鴨せいろ欲求解消の連食(翁、なかむら、はな月)は、比較対照の鴨せいろ研究へとテーマ替え。三食目は白石区の名店だ。
遠い過去に名店と気付きながらも、他の蕎麦屋を巡る事に夢中で、しばらく忘れていた存在の店。最近とある可愛い蕎麦喰い、HさんのInstagramでその存在を思い出し、今年再訪問。蕎麦が特に良かった… ご主人は名店、松栄庵で修行との事。
■鴨せいろ 1,500円
【蕎麦】
私はこちらの蕎麦が好きである。それは風味甘味がしっかりと引き出されているから。やや細め、キタワセ使用の十割蕎麦。キリッと冷や〆されて、弾力系のコシが心地よい。
【鴨汁】
まずは冷めにくい厚手の器が、手で持てない程の熱々提供が嬉しい。汁はシャープな旨味でマロヤカな強さ。鴨脂は穏やか~適度でバランスの良いタイプ。後味にはゆずの香が穏やかに抜ける。
高級合鴨の代表格とも言えるシャラン鴨のロースは、たっぷり5枚。鴨らしい濃厚な旨味ながらクセは少なくしっとり、こちらでは適度な歯応えが感じられた。(製造元での〆方による旨味)
他の具材は、鴨と共にソテーされた葱と三つ葉のシンプル構成。最後はミル式で香り豊かな山椒を振りかけて気分転換。
汁の分量も良く、1/4程度残った汁に白濁の釜湯を注いで幸せ気分の締めくくり。
結論… 少々値は張るがやはり美味い。蕎麦との相性も良く安定感あり。
白石区に「はな月」在り。
蕎麦食べ歩き第二章〜 北海道内の主要な蕎麦屋は既に大方周ったので、またまだ新規開拓を行いながらも、気になる店に再訪問していく時期が来たようだ。
ある蕎麦喰いさんのSNSで、好きな店としてこちらが紹介されていたのがきっかけとなり再訪問した。それは9年振り…当時の私はまだ減点法で評価していた時期、そこで3.8と言う評価は高い。さて、感じ方はどう変わったか、私自身の変化も楽しみだ。
相変わらず整った店内。人気ベスト10の表示や、学生アルバイトの元気な接客は変わっていなくてまずは安心だ。所々にある花や花のデザインは店名に関連しているのだろうか。
メニューは土日限定で粗挽き田舎蕎麦があり、とても気になる。そして種物は値上がりしていたが、「もり」「かけ」は値下げしていて驚きだ。
■せいろ 600円
十割の手打ち。盛り付けはセンスに優れる。綺麗な細切りの並粉蕎麦で、キリリと冷〆、ややタイトな水切りが絶妙。ややマッティな食感はごくごく微妙な固めに感じるが、コシと表現しても問題無い。そして蕎麦の実が落ち着き熟成するこの時期ならではか、風味や甘味がとても良い。分量もそこそこあり、この蕎麦で600円はコスパも良い。
汁は鰹出汁の華やかな旨味がパッと広がった後に、キリリと主張のある返しが追ってくるが角々しさは無い。バランス感の良いやや濃いめでやや辛口寄りな、いわゆる蝦夷前汁で、蕎麦との相性も良し。強めの汁だが徳利でたっぷりと提供されるのは嬉しい。何故ならば蕎麦湯で割って楽しめるからだ。
薬味も良い。白い葱は繊細で美しく、辛さと共に大地の甘味を感じる山葵も状態良し。蕎麦湯は少し粉を混ぜたイメージのトロミある釜湯。
実に満足度の高い蕎麦で、9年間の時間が空いた事に後悔。白石区に本格蕎麦屋「はな月」在りだ。
会計は手が空いたご主人が出て来て応対してくれた。「とても美味しかったです」と一言だけ伝えると、一瞬ハッとしながらも、満面の笑顔で「ありがとうございます」との返答。その控えめで柔軟な姿勢が、蕎麦や店の魅力に反映されているのだと気付いた。
会計を済ませて足早に店を去る。扉を閉めた後のガラス越しには、深々と頭を下げるご主人の姿があった。
私は蕎麦を手繰る際のテンポとリズムを大切にしている。店に入りスムーズに注文、出された蕎麦をしっかりと味わいながらもテンポ良く手繰りサッと会計、ご馳走様の言葉に、ご主人や店員さんの笑顔が返って来たら完璧、もう天にも昇るような気分になれるのだ。
蕎麦を介した、手繰る側とお店との絶妙なるシンクロ。今回は久しぶりにその感覚も味わう事が出来たのだ。
上品系で雰囲気のある十割蕎麦
bonnkoさんのレビューを読んで訪問。
ゴルフ練習場と併設型の店舗だが、店の入り口や店舗・店内はしっかりしており、本格的な蕎麦を楽しむ事が出来る。
大もりを注文。写真では解りづらいが、やや茶色がかったしっとり系の中細蕎麦は自分好みであり、見た目も美しい。しっとりだが固ゆで系のコシがあり、十割ならではの風味も強くは無いが、じわりと感じられボリュームも十分。つゆは濃い目の辛口。このつゆは繊細ながらも個性の感じられる蕎麦にとても合っている。薬味の状態も繊細であり、店主の蕎麦に対するこだわりが強く感じられた。だまかし(かき揚げ)等、興味をそそられるメニューもあり、想像して楽しい。
見やすいメニュー表や、人気ランキングをホワイトボード等に表記する手法は飲食店ではよくあるが、蕎麦屋ではそんなにお目にかかる事が無く、初訪問時などではメニューを選びやすいのでありがたい。
割と繊細系のジャンルに位置づけられるであろう蕎麦なので、個性を主張する事は中々難しい感じだが、温かい蕎麦をはじめ他のメニューも是非試して見たいと思わせてくれた蕎麦店だ。
口コミが参考になったらフォローしよう
☆流れ星
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
☆流れ星さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
はな月
|
---|---|
ジャンル | そば |
予約・ お問い合わせ |
011-875-6717 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
平和駅から901m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
24席 (テーブル 2×2席、4×3席、8×1席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 共同駐車場 7台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
私の新そば定点観測店の一つであり、白石区ではナンバーワンの実力店でもあるこちら。蕎麦が優良に育つ条件としては最高気温が25℃以下である事が望ましいとされるが、今年の猛暑は蕎麦にとっても過酷だったようで、信頼する蕎麦職人によれば、生育状況が懸念された夏と共にやはり出来栄えも良くないとの情報もあり…
■もり 700円
今回は美瑛産キタミツキ。キタミツキは北海道における王道品種キタワセよりも多収であり、ルチン含有量も高く、製麺性も良いので今後はより広まるであろう、農業系のアプローチでは期待の栽培品種だ。
こちらは製粉会社から仕入れた粉を十割で打つ。やや細めの麺線、しなやかでムチのようなコシを持つ蕎麦はキリリと冷〆されて喉越しも良い。
香りはそこそこ出ているが、新そばとしての味わいはやはり大人しい。但しご主人の技量で「はな月」らしい、ジワリと後味にくる滋味はしっかりだ。
つゆも鰹出汁が華やかでシャープ。キリリとした醤油感の返しで辛口寄り。但し気取らずホッとする万人性も兼ね備えるから安心。薬味はいつも通り上品で繊細で素晴らしく…
多くの蕎麦職人も認めるハイスペック蕎麦が白石区に健在でホッとする。