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なぜ多加水麺にこだわるのか？
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8-5-0
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
らぁめん＆カレー 黒帯
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン、カレー |
| 住所 | |
| 交通手段 |
稲積公園駅から1,095m |
| 営業時間 | |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
13席 （カウンター13席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 7台 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可（未就学児可、小学生可） |
| オープン日 |
2019年12月28日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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新琴似の店舗には行けないまま閉店。
手稲に新しく出来たと聞き、車を飛ばして向かう。
店内は、それほど広くはないが、新しいこともありキレイな印象。
さて、ラーメンはいかに。
ラーメンの価格は安くて880円以上、この値段だけを見れば割高な印象。
カレーも食べたかったため、一緒に食べてもイケそうな塩をチョイス。
塩ラーメンに使う麺はどんな感じだろう、と考えつつ、ラーメンが来るのを待つ。
出てきたラーメンがこれ（写真）。
予感は的中した。
…多加水麺。
かねがね、私は他のお店の口コミでも言及しているが、もともと味噌スープの個性に負けない麺を目指して開発されたのが、札幌ラーメンの多加水麺。
麺自体が、強い風味をまとっている。
それこそ、この多加水麺を使ったざるラーメンなるメニュー（ざるそばの要領で、茹でた多加水麺を水でしめて、麺つゆをつけて食べる北海道の料理）が成立してしまうほど、個性を持った麺なのだ。
なので、これを味噌以外のラーメンに使うと、たいていはこの個性に負け、結果、同じような味になってしまう。
さらに悲惨なことに、どんなに繊細に調整された塩スープでも、麺の風味にほとんど持っていかれてしまう。
これは非常に残念なこと。
…今回も、例に漏れずだった。
スープは、魚介等から丁寧に出汁を取ったことがうかがえる澄み切った黄金スープ。
付け合わせも、トロトロチャーシューと鶏チャーシューが載っていて、豪華な印象。
後載せの3種の薬味（梅肉・ワサビ・柚子）も、味変を楽しませようとする心意気が見て取れる。
…麺以外の要素については、非常に質の高いものだった。
なぜ、多加水麺…？
念のため、味噌に使っているのと同じ麺か尋ねたところ、別の麺だという。
！！！
味噌と別の麺を用いているのに、なぜ、多加水麺にするのか？
これだけ丁寧に作られたスープが可哀想。。。
果たして、このお店のマスターが多加水麺を溺愛しているのか、そもそも多加水麺しか知らないのか、取り引きしている製麺業者が多加水麺しか卸さないのか…
すべては謎。。。
少なくとも、低加水麺にすれば、スープの旨味が引き立つし、確実に完成度の高い仕上がりになるはず。
しかも、出て来た時点で、麺はそこそこ伸びていた。
無理に背伸びして種類の違うチャーシューとか、沢山の付け合わせをするのに時間かかるくらいなら、付け合わせ要らない。
期待度が高かっただけに、非常に落胆させられた。
まだ味噌を食べていないので、次来たときには味噌を食べたいと思う。
でも、麺が変わらないうちは、この塩を目当てに来店することはないかな。