【真鯛と蛤の塩そば　金色不如帰】札幌で楽しむ名店再現の味♪ : らあめん花月嵐 アリオ札幌店

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いきなりですが、SFドラマの金字塔「スタートレック」に出てくる装置「レプリケーター」。
まるで文書をコピーする様に、あらゆる物体のコピーを作ることができる夢のマシンでして。
宇宙船の中で食べる食べ物は、そのほとんどがその機械で本物そっくりに合成された料理という設定なのです。
「レプリケーター」は「レプリカ」を作る機械ですが、リアルレプリケーターとも言えるのが、全国の「らぁめん花月嵐」さんで食べることのできる「有名店とのコラボラーメンシリーズ」なのですね。はい
(^^;; ｾﾂﾒｲｶﾞﾅｶﾞｲ）。

お陰様で、東京から遠く離れた札幌にいながらも「中華そば しば田」や「飯田商店」のラーメンを楽しむことができたのですが、今回は東京の名店「SOBA HOUSE 金色不如帰」とコラボしたラーメンを提供してくれるとのこと。（こりゃあ食べたい）と早速行ってきました。

※しば田&飯田商店は、この下の過去ログをご参照ください。


現在、東京の新宿御苑のすぐ近くにある「SOBA HOUSE 金色不如帰」は、ミシュラン１つ星や「TRY（東京ラーメンオブザイヤー）」受賞など、数々の実績に輝く実力店。
私を「昼飯ラーメン道」の世界に誘い込んだ麺師匠も「東京で食べるべき一杯」と絶賛していたお店で、東京に住んでいた当時、師匠の命により、移転前にお店があった幡ヶ谷まで、わざわざ食べに行った思い出があります。

一方の「らあめん花月嵐」さんは、
グロービートジャパン（株）が全国に展開する、いわゆる資本系のラーメンチェーン。
何と店舗数全国235店舗もありますが、
北海道では、東区のアリオ札幌2Fのフードコートにのみ、お店があります。


4月某日、平日の午後、遅めの昼飯で訪問。

店員のお姉さんに「コンジキホトトギス」をお願いします。
正式には「真鯛と蛤の塩そば　金色不如帰」。
お値段ちょうど1,000円です。

HPにある、山本店主が出演するメイキングムービーを見ながら待つこと約10分。呼び出しベルがラーメンの完成を教えてくれます。


カウンターから出てきたラーメンは、久しぶりの金色不如帰。
半透明のスープに、様々な具材。
ほんのりと魚介の香りが際立ちます。

麺鉢は
真っ白くて胴の深い、反深口丼です。


それでは早速、いただきます♪


まずはスープから。
ふむ。
しっかりとした真鯛の風味、ハマグリの旨味を感じるスープです。塩加減もちょうど良く、あっさりさっぱりした、淡麗という印象のスープです。


麺は
中細のストレート。全粒粉入りの長いタイプ。
喉越し、啜り心地ともに良く、スルスルと胃に収まる感じ。ちょっと柔らかいかな。


具材は
バラと肩ロースのチャーシューが二種。
ネギ、穂先メンマに加え
ルッコラ&バジル、ベーコンビッツ、トマトソース、ポルチーニソースといった洋風のラインナップ。
まるでパスタやサラダの様な印象ですね。

イベリコ豚のバラ肉のチャーシューは、
脂身がしっかり旨い。
豚肩ロースもまずまずの味わい。

穂先メンマは小さく切られているため、マッシュルームと間違えました。


ふむふむなるほどと啜っているうちに麺完了。


それでは今回も、
最後の一滴までスープを飲み干し、
うま～(*´∀｀*)
またもや完食完飲。

いやはや何とも
「札幌で食べれる東京の金色のラー」。
名店の味を地方で楽しむ時代の一杯。


味を再現するための色々な工夫の後が伺えます。
その点は感心させられますね。
舌の感覚よりも、頭で味わう「ふむふむ系」のラーメンかな(^^;;。

完コピのラーメンに本店と同じ1,000円という価格設定も気になりますが、まぁブランド料を考えると止む無しですかね。
でも、
滅多に食べることができない遠方のラーメンを楽しむことができるという点では「あり」。
更にその点では、フードコートで気軽に食べれるのも、良いと思います。


「金色不如帰」の前は、札幌味噌ラーメンの「けやき」が提供されていましたが、流石に地元の味は本店で本物を食べます(^^;;。

今はちょうど「せたが屋」のつけ麺が提供されています。そちらの再現も興味がありますね。

改めて、遠方の味を再現できる食品技術の発達って凄いなあw
「名店とコラボシリーズ」面白い(๑˃̵ᴗ˂̵ ๑)

どうも、ごちそうさまでした♬


※2022年の42杯目／トータル667杯目

（2022年4月6日訪問）

（2022年8月12日投稿）

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グロービートジャパン（株）が運営する「らあめん花月嵐」。

資本系のラーメンチェーン店であることを隠す会社が多い中、敢えて隠さず、逆に有名店とコラボしたラーメンを提供するという画期的な商法で話題になっているお店です。

前回は「中華そば しば田」をいただきましたが、今回のコラボは
「らぁ麺屋 飯田商店」さん。

神奈川県の湯河原にある「飯田商店」は、
TRYラーメン大賞4年連続受賞、食べログ評価が3.99、食べログラーメン百名店４年連続選出、など
「日本一美味しいラーメン」「ラーメンの聖地」などと呼ばれています。

さすがに湯河原まで食べに行く訳にもいきませんが、
その味を札幌でも味わえると聞き、早速食べに行くことに。


お店は
札幌市東区にあるアリオ札幌の２Fのフードコート。

「飯田将太と本気で作った一杯」と書かれた店頭幕が飾られています。
価格は１杯1,100円。
さすがに高い（汗）。
まぁ日本一と評判ならば、仕方があるまい。


スタッフから渡された説明文を読みながら完成を待ちます。

無化調のスープは、「飯田商店」が実際に使用している醤油メーカー・足立醸造、末廣醤油の醤油を使用。
麺は、春よ恋、きたほなみをブレンドした国産小麦100％を使用し、飯田商店の味を再現していると書いてあります。
高まる期待ｗ

５分程で呼び出しブザーが鳴り、お待ちかね「しょうゆらぁ麺 飯田商店」の完成です。


白磁の麺鉢に入った美しい見た目の一杯。
具材は大きなチャーシューに、ネギ、メンマ、海苔といったシンプルな出で立ち。


それでは早速、いただきます♪


まずスープ。
ほぉ〜、さすがに美味しい(*’▽’)
鶏油が浮かぶスープは、醤油ダレの旨さと香りが口の中に一気に広がります。
無化調で透明感を感じる、スッキリながらコクのある味わい。


麺は
細いストレート。小麦を感じるモッチリした食感。
随分と柔らかい麺ですね。
ツルンとして、口の中に吸い込まれる感じです。
北海道ではあまり見かけない、素麺や冷麦のような印象の麺です。


チャーシューは、
ロースとバラの２種類。
薄切りながら、肉の旨味がジュワーと溶け出してきます。

メンマはコリコリ、青ネギはシャキシャキ、
スープをたっぷり吸わせた海苔はしっとりした旨さ。
それぞれ口当たりが良いですねｗ


それでは今回も、最後の一滴までスープを飲み干し、
うまぁ～(*´∀｀*)
またもや完食完飲。

いやはや確かに「ハイクオリティーな味が再現されたラー」。
さすがに美味しいｗ

スープを飲み終えた後、若干塩気が口に残るかな…


それにしても現在の食品加工技術はすごいですね。
最近では、路面店でも厨房でスープを炊かずに温めるだけの「CK方式」を採用するお店が増えてきています。
レンチンとかカンヅメスープといった声もある一方で、全国どこでも同じ味を再現できるといったメリットもあります。
まさに「食のバーチャルリアリティ」ってとこですかね…。


本物の「飯田商店」を食べに、湯河原にも行ってみたい。


次回は、どこの有名店とのコラボだろう？ちょっと気になる
(^ω^)


ごちそうさまでした♬


※2020年の159杯目

（2020年12月5日訪問）
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全国展開するラーメンチェーン「花月嵐」が、食べログラーメンランキング全国１位の「中華そば しば田」とコラボレーション。
２月限定で、しば田の醬油ラーメンを札幌で食べることが可能。
この情報を知り、早速行ってきました。

「中華そば しば田」は東京調布市にある有名店。
以前TVのグルメ番組で見て何気に覚えていたのですが、食べログの全国ラーメン人気ランキングで全国1位、食べログ評価4.13だそう（2019年12月）。

その柴田店主が監修した中華そば。
花月嵐による
「今、日本人が一番食べたいラーメン」
というキャッチコピーにも惹かれますね。

しかし、花月嵐が札幌にあるとは知らなかった。
場所は
札幌市東区のショッピングモール・アリオ札幌の２F。
フードコートにありました。

フードコートのラーメン屋さん⁈ 
大丈夫？？
少し嫌な予感が(´Д` )。。。

ちなみに商品名は店名と同じ「中華そばしば田」。
価格は830円。割と普通。

注文してしばらく待つと、ポケベルの呼び出し音が鳴り、ラーメンを取りに行きます。

見た目は綺麗。
澄んだ色の濃口醤油のスープ、豚と鶏のチャーシュー、メンマ、細切りネギにカイワレが添えられています。

早速、いただきます。

まず、スープ。
お、甘いｗ。
色は濃いのに、ほんのりと甘味を感じる。
鴨の風味。うん、美味いなぁｗ。
ちょっとそばつゆに似た印象。飲みやすい。
鴨と地鶏の出汁、そして生醤油でまとめられたスープは、すっきり上品に仕上がってます。

麺は
細麺ストレート。加水率は低めで少し固めですが、ツルっとした食感で意外に啜りやすい。

チャーシューは豚と鶏の２種。
炙っており、香ばしい匂いが箸を進めます。

最初は人気店の味を再現したカップ麺くらいの味かと想像していましたが、予想以上に美味い。
フードコートの店という不安はどこへやら。
チェーン店でこの味を再現できるのなら、本店はどれほど美味いのだろう？
想像しただけでワクワクします♪

それにしても、現代の食品加工技術ってすごく進化してるんですね。
名店の味を再現して多店舗で展開すれば、確かに地方にいながら日本全国の人気店の味を楽しめる。
ラーメンのテーマパークなどで、これがあの有名店の味か…と、失望してきた経験も多いのですが
これなら案外いけるかな？
本店の味を知っている人のレビューも読んでみたい。
ラーメン業界、色々と進化していますねｗ。

そんな事を考えているうちに、いつの間にか残りわずか。
最後の一滴までスープを飲み干し
はぁ～(*´∀｀*)
今回もまた完食完飲。

いやはや何とも「王道の醤油ラー」。
完コピながら、美味い〜。

フードコートのラーメン屋さんも侮れない時代になりましたw

ごちそうさまでした♬