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玄米茶アイスの魅力
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名瀬葉
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
宇治園 札幌直営店
|
|---|---|
| ジャンル | カフェ |
|
予約・ お問い合わせ |
011-231-7225 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
苗穂駅から259m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
席・設備
| 席数 |
5席 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2016年 |
| 初投稿者 |
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「濃い抹茶ソフトクリーム」か「玄米茶アイス」かで非常に迷った。
蓋し、ソフトクリームの魅力は抗い難いものがある。
個人的な見解だが、店頭でアイスクリームとソフトクリームが売ってあったら後者を選択する人が多いのではないか。
何故なら食べられる機会としてソフトクリームはアイスクリームより著しく制限されるからだ。
企業努力もあり、アイスクリームはコンビニやスーパーなどで売られているようなカップアイスであっても店頭売りであるアイスとほぼ遜色なく味わえる。
しかし、ソフトクリームはその柔らかさゆえ商品として手渡される姿での流通は実質的には不可能だ。
ソフトクリームの形は主に牛乳を用いたアイス一般の象徴的なアイコンとしてよく用いられている。実際にカップアイス以外のアイスで形が模倣されていることもよく目にする。しかしながらその食感は流通の都合上アイスのままだ。
食感は食において重要な要素の一つであり、買い手の関心を惹くと言う点においても同様だ。
日常においてソフトクリームのような柔らかさと粘度を持つものはあまり口にする機会がない。
だからこそソフトクリームの柔らかな食感は特別感がある。生キャラメルや生チョコがお土産として人気があるのもその特別感ゆえというのもあるのではないか。
そのためソフトクリームはソフトクリームであるというだけでアイスクリームより選ばれやすい。
では、アイスがソフトを差し置いて選ばれる要因はというと「味」であると思う。
私の中において、ソフトクリームの「ソフトクリームである」という特別感に対抗するためには、アイスの味が「ここでしか食べられないもの」でなければならない。
抹茶味は海外人気も高くポピュラーな味だ。しかし玄米茶味となると私は聞き覚えがなかった。
確かに「直営店の抹茶ソフト」という王道中の王道、極まっている味を堪能してみたい。
ただ今回は好奇心が勝った。
そして以上のような葛藤の末、玄米茶アイスを選択したのは大正解であった。
今回は他のお客さんもいなかったためイートインで頂いた。
コーンかカップを選択することができ、今回はコーンで注文した。
アイスが出される前に緑茶がサービスされた。落ちつく味であり美味。
お茶を味わい終わった頃に玄米茶アイス（300円）が到着した。
口に含むと香ばしい玄米茶の香りと程よい甘さが広がる。そしてこのアイスを選んだ喜びに包まれた。
想像していたよりも玄米茶の香りや風味とミルクは合う。むしろその相性は予想を大きく上回る。
なおかつ抹茶味とは全く異なる。大変美味。
アイスのサイズも大き目で、ざっくばらんに言えば牛の鳴き声のようなカップアイス2個分ほどで満足感がある。
少しでも興味を持たれた方は是非注文していただきたい。
今回はソフトかアイスかと初めから決めていなければ迷宮入りしていただろう。件のソフトクリームや他のアイスの味はもちろんのこと、くず餅やカタラーナ、パフェやプレートなど他のスイーツも大変魅力的だ。
お店もきれいで駐車場まで漂ってくるお茶の香りは心地よい。是非また足を運びたい。