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インド人シェフが作るオリジナリティ溢れるスパイシー焼きそば
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SaltyDog
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店名 |
閉店
スパイスとお肉の料理店 ミナトン
|
---|---|
ジャンル | 焼きそば、豚丼 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄北12条駅、北18条駅から徒歩5分 北18条駅から383m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
11席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
公式アカウント | |
オープン日 |
2016年3月3日 |
備考 |
北18条西5丁目「SPICE」の系列店 |
初投稿者 |
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札幌の「スパイスとお肉の料理店ミナトン」は、いろいろと謎の多い店である。もともとは「インド焼きそばミナトン」という屋号で、インド人のシェフによる焼きそば専門店だった。最近になって屋号が変わり、焼きそば以外も提供するようになったが、今も焼きそばは提供しているらしい。その焼きそばがインド中華(Indian Chinese Cuisine)の焼きそば類とも違うようで、かなり独特らしいのだ。どんな品か確かめに行ってみた。
ミナトンは北海道大学病院のすぐ近く、環状線の分岐点の脇にある。札幌ではやきそば屋やランランなど、焼きそば専門店は数少ないので、ミナトンの存在はずっと気になっていた。渡道二日目の日曜夜に訪れてみたが、「しばらく日曜の夜は休みます」という貼り紙があり、シャッターは閉まっていた。改めて平日のお昼時に再訪問。
客席はL字型のカウンターが13席で、店頭に券売機がある。メニューは「スパイシー焼きそば」と「スパイシー豚丼」の2つが主軸。焼きそばだけでは伸び悩んだのか、屋号を変えて豚丼を増やしたわけだが、インド人が豚肉を扱うというともちょっと珍しい。ムスリムと違って禁忌ではないのだろうが、インド料理店ではあまり見かけない。
選んだのはスパイシー焼きそばの並盛(540円)とCセット(ザンギと目玉焼とスープ/+200円)。辛さは激辛まであるが、最初なのでノーマルにしておこう。先客が数名いたが、スパイシー豚丼が多かった。
カウンターに置いてあったパンフを読むと、シェフは北インド出身らしい。調理は鉄板で行う。油を引いてニンニクの微塵切りを熱する。そこに豚肉スライスと玉ねぎスライスを投入し、クミンシード、チリパウダーを掛ける。その隣で野菜を炒める。一旦混ぜ炒めた後に、肉と野菜に分けて置いておく。これが基本の具材で、焼きそばの場合はこれと麺を炒め、ご飯の場合は丼に盛る。
焼きそば自体の調理も油とニンニクから始まった。麺を投入しキーマカレーっぽいミンチとカレーソースを乗せて混ぜ炒め。この炒める作業は右手にコテを持って、その一本だけで行う。宗教的理由で左手は使わないのかも知れない。スパイシーな香りが漂ってきたところで、器に盛り付けて出来上がり。
麺は太麺でモチモチ食感。具は豚肉、玉ねぎ、キャベツ、モヤシ、パプリカ、ピーマン。Cセットということで目玉焼きが2玉分と大きなザンギがトッピングされ、スープもついてきた。カイワレ大根も添えられていて、卓上にあった紅生姜も盛ってみた。なんだか豪勢だなー。
辛さ覚悟で一口食べたら、なんと甘い。「ありゃ、甘口ソースでも使ってるのかいな」なんて食べ進めるうちに、じわじわと辛さが効いてくる。なるほど、店頭の看板で「薬膳効果の高い香辛料云々」を謳っていたが、いかにも医食同源を思わせるスパイスの使い方だ。さすがアーユルヴェーダの国、単なるカレー焼きそばではなかった。
ちょっとウェットな仕上がりはべジキッチンで食べたカレーチャウミンに似ているが、やはり北インド出身なのでネパールっぽさも感じる。旨味とスパイスを生かしたオリジナル焼きそば、といったところだろうか。付け合わせのスープはあっさりした味わいだが、やはりスパイスがピリリと効いている。謎が深まるが、辛党には嬉しい焼きそばだ。
そしてとても量が多いのも、このスパイシー焼きそばの特徴だ。ぱっと見は「ふふーん、軽く食べられそうだな」なんて思っていたが、麺量は250gくらいありそう。おまけに豚肉スライスやザンギ、目玉焼きも予想以上のボリュームなのだ。総じてかなり満足度が高い一皿だった。
シェフに色々聞きたかったが、注文が次々と入り、タイミングが悪くて要領よく質問できず。なんか不審者みたいに思われてしまったかも知れない。とてもオリジナリティに富んだスパイシー焼きそば。また機会があれば、夜にでも来てゆっくり味わいたいなあ。