【バターラーメン 塩】祝50周年。500円。懐かしの昭和ラーメン♬ : 華龍

この口コミは、鷲尾★ジローさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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3.3

~¥9991人
  • 料理・味3.3
  • サービス3.3
  • 雰囲気3.4
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
2021/10訪問1回目

3.3

  • 料理・味3.3
  • サービス3.3
  • 雰囲気3.4
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

【バターラーメン 塩】祝50周年。500円。懐かしの昭和ラーメン♬

.
懐かしの味が食べたくて、向かったのが「ラーメン華龍」さん。

1971年(昭和46年)創業。
今年で創業50周年のベテラン店。
昭和後期の「70年代大衆型ラーメン」を代表するお店と言えます。

しかも、ラーメンは500円、カレーライスは480円。
価格も昭和のままじゃないの、と思えるくらいの安さです(^^;)。


お店は
札幌市中央区北4西14。
北5条・手稲通、西14丁目の角にあります。

駐車場は
北5条通沿いに、2台分用意されています。


11時過ぎ、訪問。
「ラーメン華龍」と書かれた真っ赤な暖簾を潜ってお店に入ると、
カウンター席のみの、昭和感たっぷりの店内。

事前情報が無いと、なかなか入るのに勇気のいる、いわゆる「きたなシュラン」系の佇まいですね(^^;)。
お店は、2013年に北5条通を挟んだ向かい側から移転してきたそうですが、8年で早くも風格が出ています。

先客無し。厨房では、70代後半のお母さんが、1人で何やら仕込みをしています。

カウンター席に座ると
「うち初めてかい?」と尋ねられます。

食べログの情報では、続いて「野菜入れるかい?」と確認されるそうですが、今回質問は無し。

こちらのラーメンには、モヤシを中心に、たっぷりの野菜が入っています。
その野菜を入れても良いかの確認です。

札幌人が愛する「札幌ラーメン」には、炒めた野菜が入っているのが当たり前なのですが、実はこのスタイルを確立させたのが、「味の三平」の初代店主で、味噌ラーメンの生みの親、故大宮守人氏です。

それまでの札幌のラーメンの具材は、
メンマ、ネギ、チャーシュー、ナルトなど、
意外にシンプルなものでした。
札幌で一番古いラーメン店の「だるま軒」の「醤油ラーメン」にも、モヤシは入っていません。
また、今は無き「龍鳳」「王香」などの有名店でも「醤油ラーメン」にはモヤシは使われておらず、かつては札幌も、野菜がないラーメンが主流だった時代があったのです。

『ウチは具材に野菜を使うけどよいか』と確認するあたりが、そんな昔から営業しているお店の名残なのかもしれません。


さて、「何にする?」というお母さんに「オススメは何ですか?」と尋ねると
「ないね」と即答(°_°;)。塩対応。
それでもニヤリとしながら「塩バターだね♪」と教えてくれました。

バターラーメン‼︎
北海道民は、普段はバターラーメンなんて食べませんね~。
先日、ビッグボスこと新庄新監督が『味噌バターコーンラーメンを食べたい』と言っていましたが、アレは完全に観光客向けのメニュー。
普通はバターを一欠片入れただけで300円増しですからね(・・;)。

ところが、こちらではバターラーメンも、他のラーメンと同じ500円w。
安いなあwww

それでは、オススメの「バターラーメン 塩」500円をいただきます。

ラーメンを作っている間も、お母さんの質問攻めは続きます。
「仕事は何?」「何でウチに来たの?」「出身地は?」などなど…。

さて、肝心のラーメンは5〜6分で登場。
山盛り野菜にネギ、チャーシュー、そしてバターの入ったオーソドックスな塩ラーメン。
麺鉢は、こちらもオーソドックスな反高台丼です。


それでは早速、いただきます♪


まずスープから。
お。
旨いなあ♪
昭和を思い出す、ラードを感じる動物系の塩スープ。
塩気は強いですが、野菜の甘味とゴマ油の風味がスープにマッチしています。
トロリと溶けたバターが、スープに混ざり、旨味を後押し。やっぱりバターはラーメンに合いますねw

化学調味料がたっぷり入ったスープですが、
失礼ながら、予想していたよりも旨いです。
昔よく食べたラーメンの味ですねw


野菜を崩しながら、続いて麺。

麺は
加水率高めの中太縮れ麺。
札幌のラーメンを代表するこの黄色い卵麺は、やや柔らかめの茹で上げ。
野菜の水分を吸ってますが、これはこれでいい感じですね。


具材は
茹でたモヤシをメインに、キャベツ、タマネギ、ニンジン、白菜など。たっぷりの野菜に、メンマ、チャーシュー。

煮豚のチャーシューは、クラシカルな昔風の味わい。
見た目よりも柔らかく、味が浸みていて、旨いですね。

ワシワシと食べ進め、あっという間に麺完了。

それでは今回も、
最後の一滴までスープを飲み干し、
うま~(*´∀`*)
またもや完食完飲。

いやはや何とも
「昔ながらの札幌のラー」。
モヤシとバターが合う、昔懐かしい一杯。

よく喋る、元気なお母さんが作ってくれる、昭和のラーメン、ワンコイン。


次回もバターラーメンにしようかな。
味は味噌か正油で。
それと、ぜひカレーも食べてみたいですね。

ノスタルジックな札幌ラーメンを楽しめます。
どうも、ごちそうさまでした♬


※2021年の135杯目

(2021年10月13日訪問)
.

  • 華龍 - 「バターラーメン 塩」500円

    「バターラーメン 塩」500円

  • 華龍 - 店舗外観

    店舗外観

  • 華龍 - 麺鉢

    麺鉢

  • 華龍 - メニュー

    メニュー

  • 華龍 - スープ

    スープ

  • 華龍 - 麺

  • 華龍 - チャーシュー

    チャーシュー

  • 華龍 - 北5条通から見た店舗

    北5条通から見た店舗

  • 華龍 - 店舗外観

    店舗外観

  • 華龍 - メニューと駐車場の案内

    メニューと駐車場の案内

  • 華龍 - 駐車場

    駐車場

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鷲尾★ジロー

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店舗情報(詳細)

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店舗基本情報

店名
閉店 華龍

このお店は現在閉店しております。店舗の掲載情報に関して

ジャンル ラーメン、カレー、中華料理
住所

北海道札幌市中央区北四条西14丁目1-2

交通手段

桑園駅から736m

営業時間
  • ■営業時間
    [月]
    11:00~17:00
    [火~日]
    11:00~22:00

    ■定休日
    第1月曜日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

~¥999

~¥999

予算(口コミ集計)
支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

席数

9席

(カウンター席のみ)

個室

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

2台

空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

お子様連れ

子供可(小学生可)

オープン日

1971年8月15日

備考

【札幌市中央区北5西14 より移転】

初投稿者

MINI3200MINI3200(15)

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