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新春蕎麦前談義・蝦夷前編。
志の家」「東家丸井今井店」「すする」からの蕎麦前新年会4軒目、やはりここに吸い込まれる。
札幌が誇る江戸前風情の雄「東家本店」だ。私もしーししも東家フリーク、札幌における総本山であるこちらは蕎麦良し、蕎麦前良し、風情良しの優良店だ。まずは私は菊正宗、しーししは福司で乾杯。
もう既に酔っており…
「にゃがれぼし!蕎麦とはなんでちょうか☆×●△」
「ぴーぴぴ、蕎麦とは愛だよなあムニャムニャ‥」
というのは冗談で…
し「今年は江戸前をより極めていく」
流「新たなる至極の名店を1店でも見つける」
上記のような真面目な蕎麦談義(ざっくばらん)だった。
それにしても壁に貼られた蕎麦前メニューが魅力的かつリーズナボー!目を合わせ「ワクワクだな」…実際にさつま揚げ200円はフックラ身厚で香ばしく焼き上げられ、生姜醤油が嬉しい。ホタテ焼き360円も醤油仕立ての柔らかホタテに焼き海苔風情、酒が進まない訳がない!
気分よく蕎麦をオーダー、ズルズルっと手繰って喉越し爽快、幸せキブン。
夜の東家…良いじゃない。そして感心したのが比較的若い花一輪の花番さん。
テキパキ、ハキハキ、一つの仕事のついでに更に一仕事…無駄がない。そして自然体の笑顔…
私としーししは、その仕事ぶりを肴に酒を呑み、目を合わせて「お見事」と声を合わせた。
但し真面目なもので、惹かれたのはその仕事ぶりにつき、ワイドショージジババ達はご心配なくな。
会計時にはこれでもか!と花番さんに直接「素晴らしい」と伝えたが、アラフィフの酔っ払いオジサン2名にドン引きする事なく「素直に嬉しいです!」と答えてくれた度胸も良し◎
その存在一つで、我々の宴を更に楽しいものにしてくれた花番さん、本当にありがとう。
本店の自信作「かきあげそば」 ~東家は北海道が誇る老舗屋号
東家本店の雰囲気は一足違い、大好きな店だ。
メニューも興味を惹くものが複数あるのだが、私は熱い汁の種物推し。特に自信作とされるこのメニューに心奪われているのだ。
◆かきあげそば
北極海に浮かぶ氷河のような「かきあげ」が熱い汁の大海原に浮かぶ。勿論、油臭さ等皆無でサクリと軽やかだ。そして構造と製法的に、食べ進めるうちにどんどんと雪崩のように衣が汁に溶け出していく。具材のイカも滋味と食感で良い援護射撃。
つゆは蕎麦の大きな括りで表すと甘辛味だが、本店は出汁感が綺麗で上品、返しもしっかりとメリハリを効かせるものの、過度な甘さやしつこさを感じないキレもある。
白そばも熱汁に草臥れ切る事なく存在感と喉越しを保っているが、やはり時間経過は本質を変えてしまうので、かき揚げの雪崩感を楽しみつつも、基本的にはサッと手繰り進めたい。
過去画像を見返して、私が初めて食べたかきあげそばがもしかしたら「神出来栄え」だったのかも知れないが、今回も大満足。定期的に食べたくなり、人にも薦めたい逸品なのだ。
自信作「かきあげそば」~東家は北海道が誇る老舗屋号
東家の蕎麦は、その歴史を知って手繰ると更に美味い。
知る人も多い江戸蕎麦の歴史的屋号である、東京は「藪そば」で修行した伊藤文平が、明治7年小樽にて夜鳴きそばを始める。その後函館から釧路へと移転し、東家総本店である「竹老園」を築いた。よって東家は藪そばの傍系にあたる。ちなみに竹老園には、藪そばの歴史を知る蕎麦っ喰いが全国からも訪れる。
その東家総本店で修行した佐藤孫次郎が、大正8年、暖簾分けにて釧路に東家分店を開業、そして昭和24年、札幌への移住を期に、長男である正義氏によって南4条西1丁目に「東家」の暖簾が掲げられた。その後円山の地で「東家寿楽」を開業し現在に至る。
やがて正義氏のご子息はそれぞれ東家寿楽、東家本店、東家寿楽東急店、東家南19条店を担い、代替わりを経て現在に至るのだが、長男である佐藤公二男氏(現東家本店社長)は80歳を過ぎても尚現役で、現在では現場に立つ事こそ少なくなったようだが、料理教室やラジオ番組でも活躍している。(東家丸井今井店は本店の直営)
ちなみに東家本店系列の紋は、井桁の下に漢数字の一が加わるが、これは暖簾分けにあたり、万が一本家に迷惑が掛かる事が起きても、別屋号である事を認識させるためだったと言う。
そして余談となるが、公ニ男氏の御子息はかつて手打ちスタイルの東家卯門を開き、私自身も年納め店に選ぶ程に気に入っていたが、テナント取り壊しで閉店してしまった事が残念だ。
この日は飲み会明け、お昼はここ本店と決めていた。私の蕎麦喰い道における弟子筋C氏から「前日のTV番組で東家社長を知り、感銘を受けた」とのLINE報告を受けていたからだ。そして改めてメニューを見直すと「自信作」だったり、もりとざる(海苔付)では汁を変えている事を今更ながら知ったからでもある。
ホテルから一人、足取り軽く散歩がてら…この日のすすきのは快晴だが極寒だ。思わず肩をすぼめつつ速足となる。暖簾を潜りホッと。本来日本酒と行きたい所だが、前日の深酒により、小さなビールで喉を潤した。
さあ!今日は一人で二種手繰り。張り切っていこう!!
■ざるそば 720円
一般的に海苔が乗るのが「ざる」と言われるが、海苔は手で千切ったり刃物で切ったりとそれぞれだが、こちらは割とラフな三角形状。自家製麵で東家らしい弾力ある白糸は適度にざらついて心地良い。海苔の風味が加わる事でその相性を考慮したか、もり汁よりも返し(醤油)は少し控えめで、その分出汁の旨味が前面に出てくるサラリ型だ。ドボンと浸けても良し…天ざるにも向きそうなタイプの汁だ。
■かきあげそば 985円
これは旨い!!私は一口食べて感銘を受けた。天そば好きな方には是非食べて頂きたい。
汁は東家らしい、少し甘めで大衆的要素がありながらも上品な出汁が花開いたタイプ。そしてドンと存在感を誇示しながら鎮座する「かきあげ」は、二層構造のような作りで油はあっさりと軽く、細かいイカが食感と味わいに良いアクセントとなっており、時間経過と共に刻々と粉雪のように汁に溶け出す… 汁気を含んだホワホワのかきあげは、上品な汁に更なるコクを与え、熱汁ですこし柔らかくなった白糸と汁を繋ぎながら、心地良い一体感を演出する。汁に浸っていない部分をサクリ、トロトロの部分を啜ったり… 幸せ。
汁に溶け出す姿や味わいまで計算されたような「かきあげそば」は、自信作と謳うだけあって、器を含めてやはり完成度が高かった。
「美味い蕎麦、手繰れば気分が良いものだ」
サクッと会計を済ませ、早速弟子筋C氏に画像と感想をLINE送信…すぐに「ヤバい!マジうまそぅ~☆彡」との返信あり。その後お互い興奮しながら、ホテルに戻るまでの間にかきあげそば談義に花が咲いたのだ。ゆえに寒さもすぐにふっとんでしまった …ふふふ、蕎麦喰い仲間はやはり良いものだ。
【創業百周年記念】彩りそば 1,000円
無花果で飲んだ翌日、蕎麦でも手繰るかあ…と、Hiro's氏と待ち合わせ。店頭POPを見てお互い「これだよな」と即決した「創業百周年記念メニュー」がオ得で満足度が高いのだ。
【創業百周年記念】彩りそば 1,000円 +税
中蛯天2本と野菜天、蕎麦が付いたお得なセット。東家本店は天ぷら良し。今回私は二日酔い気味だったので、熱い蕎麦を選択… これも東家全般に言えるが、熱い汁の蕎麦がメリハリ効いて美味しいのだ。うん、このメニュー、満足度高し。
しかしこのレビューでは深く触れないが、花番の雑で素っ気ない接客は何とかならないだろうか‥‥イメージで損をしているのは明らかだ。
30分の江戸っ子気分。
この日の晩は3人で20時過ぎから工藤羊肉店にてラムしゃぶ食べ放題の予定。いわゆるゼロ次会としてチョイスしたのがこちら。気軽な店ながらも、私としては節目節目の利用も多い、北海道を代表する蕎麦暖簾の本店です。
下駄を鳴らすかの如く、36号線の交差点をゆっくりと歩き進めば、お!居るなあ。Tシャツにブーツカットジーンズ… 良かった、服装被らなくて。ん?直立不動で外観画像を撮影していたのか。
この店は、蕎麦喰いにおける弟子筋の「菊正宗のみてぇー」の声で私がチョイスしました。そう、菊正宗は「上方への憧れ」とした起源を持つ、江戸前を代表する日本酒銘柄なのです。
今回も粗野が気になる店員さんもやはりいらっしゃいましたし、ビールの提供も何故時間が掛かりましたが、まあ気にせず乾杯です。暑い日…まずはビールと揚げ蕎麦でグイっと、プハーッ!
大吟醸の菊正宗は華やか。ちびりとやれば粋な気分。このタイミングからお互い江戸っ子の蕎麦っ喰い気分ですね。楽しい蕎麦談義の始まりです。
そばいなりも食べて見ました。ぷっくらと美しい仕上がり。ほんのり甘くジューシーな皮に、適度な酢加減の蕎麦、時より感じるガリの酸味と食感は、そばいなりの魅力をより演出する名わき役です。香ばしい白ゴマも相まってこれは美味しい。
東家本店はきっと良い職人さんが居るのでしょう。蕎麦や天ぷら、寿司まで…いつも及第点、いやそれ以上ですね。
百周年を記念した「彩り蕎麦1,000円」はワクワクする内容でこの価格、かなりのハイコスパなので誰か食べくれないかなあ(他力本願)
「ここ落ち着くなぁ☆彡」
「ついつい酒がススムよな」
「そばで〆たい気分だけどなぁ◎」
「サクッと呑んで今日は出るぞ」
30分の江戸っ子気分、暖簾を潜り外に出ればまだ陽はさんさんと照っている…爽やかで心地よい昼呑みだ。
ほろ酔い蕎麦喰い中年二人組、ぶらりぶらりと「さあ、次はどこだ?」
晴れた日の昼下がりは蕎麦前日和。
札幌は晴れた日の昼下がり、今日も型にはまった蕎麦前を楽しんでみよう。気分は既に江戸っ子だ。店はきっとそれが似合うであろう東家本店にキマリだ。
■生ビール中ジョッキ 500円
ちょっと例外、暑いからまずはビールから。むむー!喉に染みわたる冷たさがイイネ!つまみは揚げ蕎麦。
■菊正宗 大吟醸 500円
江戸前と言えばこれに尽きる。正に型にハマった酒。スッキリと呑みやすくて淡麗。酒肴にも良く合う。
■板わさ 400円
プリっと食感ながらサクリと歯切れ良し、そしてすり身の風味が強くて美味しい。菊正に良く合うなあ。
■玉子焼き 500円
食感はプリキシな素朴風、甘さはほぼ無く、出汁感と共に醤油を感じる味わいで、やや塩分の角が立つ。時より感じるシャリっとした長葱がアクセント、これは酒に合う感じ。
ぼんやりと考えながら、そして時に無になりながら、蕎麦屋での憩いの時間は至福・・・さあ、ちょっと良い気分になってきたところでササっと〆だ。
■もりそば 580円
水切り良く、弾力系のコシが程よい喉越し良好な大衆更科蕎麦。出汁感優れ、キリっと生返し感があり、少し角の立った汁と合わせて東家王道スタイル。吞んだ後にはスキッと爽快で腹に納まる。
最後に汁を蕎麦湯で割って・・・よし!リズム感の良い蕎麦屋酒の完結は近い。50分の江戸前時間。後は気持ちの良い会計だけだが・・・
残念だったのは一人の花番(店員)さん。リーダー格のようだが、とにかく終始無表情でつっけんどん。悪気は無さそうな事は確認出来たが、明らかに店のイメージダウンだ。物を扱うのも乱暴、せめて音を立てずに扱って欲しい。子供連れのお客にも冷たいイメージ・・・子供用の椅子を使うのにお客が気を遣いつつお伺いを立て、憚りながら自分で用意をする始末。
私一人の接客で、店のイメージをガラリと変えられるという覚悟とプライドを持って仕事をして頂きたい。
「お客に気を遣わせちゃいけねーぜ。お客はその期待と満足感にお金を使うもんさ。」
象徴としての存在意義
創業大正8年、北海道における商売蕎麦開拓の老舗「東家」の本店である。2014年の「蕎麦納め」は、特に深い理由は無かったが、こちらの店に決めた。店内はやはりどこか風格が感じられる。しかしながら、基本は町蕎麦屋なのでアットホームな感じでもあり、居心地の良い空気感でもある。
ひいき客が居て、女将がレジを仕切り・・・ここまでは江戸(東京)の名だたる老舗にも似たような雰囲気なのだが、決定的に異なる点は、接客他の雰囲気作り。こちら東家は少しだけ老舗の接客意識には欠けるようだ。決して失礼があった等ではないのだが、イマイチ洗練されていない印象なのだ。
私は正直なところ、歴史こそあれども大衆的な東家の蕎麦は、冷たいものよりも温かい「種物」が似合うと思っている。今回はその種物の王道「天ぷらそば」をオーダーするつもりだったのだが、POPを見渡すと、いかにも年末らしいメニューがあったので、そちらを試してみる事とした。
「吉例年末 納めそば」880円
小さめの海老天が二本のったシンプルな蕎麦。これにどういう意味がこめられているかは不明だが、880円という価格は安い。出汁・かえしのバランスに優れた若干薄めの汁(つゆ)、海老天はザクリとしてあっさり、食べ進めていても衣が分離することのないタイプの天ぷら、蕎麦は東家伝統の白く細め、熱い汁(つゆ)では時間と共に柔らかくなり過ぎてしまうので、さっさと手繰り終えたい。
基本的には上品で完成度の高い「天ぷらそば」ではあったが、北海道を代表する老舗格町蕎麦屋であれば、もう少しのグレードアップ(江戸前風)が欲しい。ジュワっと乗せられた海老天が汁を吸い、ある程度ほどけて、食べる時間と共にその衣と油が汁(つゆ)に良い変化を与えるような・・・
色々述べたが、蕎麦・雰囲気共に「東家」の中ではお気に入り。「南18条店」、「東家寿楽」、そしてここ「本店」が私としてはオススメだ。老舗の雰囲気を感じながら「種物」を味わって頂きたい。
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皆様、2014年もレビューを通じて大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。そして来年も宜しくお願い致します^^
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店名 |
東家本店
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ジャンル | そば、日本酒バー、甘味処 |
予約・ お問い合わせ |
011-231-4572 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
市営地下鉄東豊線豊水すすきの1番出口より徒歩約1分 豊水すすきの駅から234m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
45席 |
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個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、カクテルあり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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サービス | テイクアウト |
オープン日 |
1949年 |
備考 |
オープン年はその地にオープンをした年で大正8年分家。 |
初投稿者 | |
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蕎麦の前に嗜む酒や肴を「蕎麦前」と言うが、例えば形式に拘った江戸前風や、自己の流儀だったり、その場の気分によったりと楽しみ方は様々だ。私的には蕎麦前にはルールなどは無く、各々のやり方で楽しむものだと思う。
但し北海道的蕎麦の歴史的暖簾であり、江戸前の雰囲気を大いに踏襲するこちら東家本店では、江戸前縛りに近い形での蕎麦前もぜひ愉しんでみて頂きたい。
⚫︎菊正宗 超特 大吟醸 550円
まず酒は菊正宗。江戸時代では上方(関西)から下ってくる物が良いものとされ流行した事から、菊正宗が人気だったという。ちなみに「下らない」と言う言葉はここから生まれたとか。
⚫︎かき焼き(2個) 360円
今回は江戸前からは外れるアテとしたが、江戸前縛りなら蕎麦味噌や焼き海苔、卵焼きや天ぷら等が良いだろう。但し牡蠣は冬の蕎麦屋の定番食材。牡蠣焼きは蕎麦の返しで焼かれており、甘さは無く酒のアテにぴったりだった。
⚫︎かき揚げそば 1,190円
独特の製法により、サックリふわりと仕上げられたかき揚げが時間と共に汁に溶け出して、都度印象を変える愉しみ。東家の温汁は出汁感良く実に旨い。
さあ、最後の縛りつけは「蕎麦屋に長居は不用」です。サクッと呑んでパパッと手繰りサッサと店を後にするのです。
…それが粋っていうもんよ!
会計時に花番さんが、お客様は以前も…と声を掛けてくれました。ありがちなリップサービスかと思いましたが、前回もこのようなスタイルで…と細かい事も覚えていてくれました。正月に「しーしし」とカッコよく決めつつ、気持ち良く酔った蕎麦の席から結構月日が経っていますが(きちんとスマートに呑みました)驚きであり、嬉しいものです。
さあ、蕎麦屋でじっくり憩う蕎麦前も良いが、1人なら尚更、東家本店でカッコよく蕎麦前をキメてみよう!それは勿論、自己満足で良いのだから気兼ねせず。