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店名 |
喫茶りら 駅前店
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、ラーメン、カレー |
お問い合わせ |
011-222-6383 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
市営地下鉄南北線さっぽろ駅から徒歩約3分 さっぽろ駅(札幌市営)から54m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
20席 (カウンター4席、4人席テーブル×4 ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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何者かに急かされ、追われ、焦る。
コロナ以前と以後の蒙昧な境界線に振り回される日々が、突如として始まっていた。
おかげで寸刻のランチを危うく見失うところであった。
とはいえ、あまり余裕がない自分を理解していた。
それなのに、遠くへ、遠くへと何者かが背中を押しているようであった。
その何者かと対峙し、冷静にならなければならない。
街を放浪する猶予はないのだ、と自分の内なる何者かを遮断した。
陰鬱とした古いビルの看板に唯一の飲食店の存在が記されていた。
人を寄せつけるような魅惑的な雰囲気ではない。
ラーメンという暖簾、そしてその奥に喫茶店が連なっていたが、その店名からして、この店も境界線が不鮮明な店のようだ。
中央の厨房がラーメン店と喫茶店を分断するように配置され、まさに復業のような様相を呈していた。
厨房の奥からは、喫茶店の客の注文が聞こえる。
そしてカウンターのみのラーメン店は、時間が止まったかのような古めかしさを温存していた。
ランチメニューの「麻婆豆腐丼」にコーヒーが付いているのも、喫茶店の恩恵であることは明らかだ。
「麻婆豆腐丼」もまた昔ながらの甘さを宿していて四川の刺激はなく、どこか物足りない感は否めなかった。
料金の合理性とスピード感の観点から見れば、無難な選択ではあったが。
それにしても、自分がこれほどまでに急がされていることが不思議で仕方なかった。
「麻婆豆腐丼」を平らげ、食後のコーヒーを飲みながら一呼吸を置き、あらためて平静を保つために自分を見つめ返した。
遠くへ、遠くへ、と導く内なる何者かをあえて呼び戻して問うた。
遠くへ、遠くへ。
気が遠くなるような無力感と突如として沸いた拘束的な使命。
もうどこへも行けなくなるような閉塞感。
気ままに移ろうはずの旅への誘惑の断絶。
すべては徒労な想像に過ぎない、と打ち消した。
それ、きっとこれまでとこれからの日常の境界線という綱の上を、不安定に歩き進む動揺の現れなのだ。
ジョン・レノンのStarting Overを頭の中で再生し、
ポケットに突っ込んだ指でリズムを刻み、マスクで隠された口元で囁いてみた。
またいつか、未知と美味を求める旅を夢見て...