無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
011-261-7870
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
Geric Planktonさんの他のお店の口コミ
炭火焼肉 にく式(すすきの(市電)、すすきの(市営)、資生館小学校前 / 焼肉)
YAKINIKU 和牛ラボ(すすきの(市営)、すすきの(市電)、豊水すすきの / 焼肉、ジンギスカン、居酒屋)
加賀 白山そば(金沢、北鉄金沢、七ツ屋 / そば、うどん、ラーメン)
もりもり寿し(北鉄金沢、金沢 / 回転寿司、寿司)
元祖 金沢炉端 あっぱれ(野町 / 居酒屋、かに、おでん)
木倉町さんぼ(野町、西泉、北鉄金沢 / 居酒屋、日本料理、串焼き)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
エーデルワイス
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、カフェ |
お問い合わせ |
011-261-7870 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
札幌市営地下鉄大通駅徒歩3分 さっぽろ駅(札幌市営)から286m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1971年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
和食であれ、中華料理であれ、ランチにおける数少ない希求は、自らの苦痛を大人らしく正当なる理由と料金とによって、完全無欠に近しい時間を有することにあり、それゆえに端的なひとときをどのようなスタイルで満喫するかである。
時と場合によっては、短絡的に片手間のようなランチもあるが、この日は怠惰を求めた。
怠惰に徹することも自己であることを切実に求めた。
仄暗く、安穏とした空間に煙草の匂いが漂う。
それすら気にならないのは、この店が有する時間の停滞、もしくは時間の進行のささやかな拒絶だ。
新聞や雑誌を読み耽る会社員や談笑する女性たち。
私の流儀の中で、いわゆる“ながら食事”はない。
より正確に言えば、できない。
そこに理由などなく、性分というほかないのかもしれない。
ともあれ、この混沌とした空間を世界の事象として捉え、深刻に考えること自体を放棄しよう。
かけがえのない日常の回帰に身を浸そう。
パスタとサンドイッチを主体としたメニューが連なる。
この店の風情で選んだメニューは「昔風ナポリタン」であった。
そもそもナポリタンに昔風という冠を施すことに、根源的時代錯誤の郷愁がのけぞった。
程なくして「昔風ナポリタン」が訪れる。
その冠の本質は、口内の水分を吸収されるような艶のない濃厚なそれであった。
望まずにしてナポリタンの雫をワイシャツに飛ばさぬように、フォークとスプーンを駆使して慎重に巻き上げ、沸き立つ湯気に優しげに吐息を吹きかける。
フォークの奥底に残る熱さに思わず静止したが、それにも慣れると、どこかノスタルジックな恍惚に満たされる。
昔風という定義、それは食する者それぞれの思い出や体験に依拠するだろうが、まさしく日本の洋食界を代表するメニューであることに違いはない。
タバスコと粉チーズで味の変化を堪能しながら、ひたすら巻き上げる。
ボリューム的にも程よい。
この手のメニューは、大盛を希求してしまうものだが、ほどほどにしなければ午後は不鮮明になることは自分自身が最もわかっていた。
だからこそ完食も容易であった。
食後のコーヒーが運ばれてきた。
食することに徹することから自らを解放し、苦々しいコーヒーを飲み干した。
それほどまでにこだわらず、それなりに満たされること。
煙草の煙と多様な談笑の混沌に身を預け、何か世界の諦念に納得するかのように自らに呟いた。
それはそれでいいではないか、と…