北海道に帰って来たと実感させてくれる店 : 七福鮨

H27.01　
　この日は久しぶりに家内と二人の子供が揃ったので、息子の彼女も合流して、5人でいつものこちらで食事をすることにした。っていうか娘は一緒に帰ると、とにかく季節も減ったくれもなく「ウニ！海胆！雲丹！海栗…」○○の一つ覚えってやつだ。
　ここは、特別素晴らしいネタを置いているとか、そりゃぁ名の通った高級すし店のような品揃えは無いけど、リーズナブルにその時その時に美味しいネタを用意してくれる。

　この日はホタテが良いとのことだったのでブツでもらう。自分は２～３年物を丸ごとか、この切り方にしてもらうのが好きだ。そして呑兵衛の僕には一番重要なことだが、酒の肴も自分の好みなどよく心得ていてくれるので本当にありがたいお店だ。このキンキの炙りはビールでも楽しめ絶品だった。日本酒に切替えてからはエビの頭の醤油漬けやつぶ刺しの肝醤油でまったり楽しむ。
　（あぁ、やっぱり北海道は良いなぁ…）
　決して派手さも豪華さもないけど、ジモティにはこれで良いのだ。自分には身の丈に合った良いお店なのだ。
　それにしてもウチの娘、ウニを一体何個食えば気が済むんだ？店のウニにも、お前の隣に座る父の財布にも限りがあるということをわかっているのだろうか。身の丈…教えるのは難しい。

H26.03　本当に北海道の寿司が食べたければ「おまかせ」で
　レビューを読んでいただけるようになって最近古い画像を少しづつだが更新している。少なからず、書かせていただいたことに反応があることを知って、無責任な画像は貼れないなと。少しでも正確に伝わるように気をつけて撮るようにしています。それはさておき、久しぶりにレビューを

　北海道は意外と旬の魚介の種類は少ない。回転寿しのように年中中庸なネタを安定して提供できるわけではない。特に夏などはかなりさみしいものである。と書いている今時期も冬の旬と春のものが入れ替わる時期ではあるが。

　そんな北海道だからこそ、その時期に美味しいものを予算を言ってお店に委ねるのが適当であることは言うまでもない。「ひととおり」を望むなら回転寿司をお勧めする。「最高のネタ」を出費を厭わず望むなら.迷わず誰でも知っている、高くて美味しいのは当然な高級有名をお勧めする。その時期のものを手頃な値段で食したい方にこの店はお勧めしたい。

あれ、レビューになってないね？
今日のお気に入りは、
・キンキの炙り
油の乗ったキンキをレモン塩で握りたてをいただく。キンキの上品かつ芳醇な脂が口いっぱいに広がって「北海道に帰ってきた！」を実感。
・アワビのうろ
うろ＝肝 ですね。新鮮だからこその味わい。身よりもこの「うろ」が好き
・ウニ
親戚が道南で漁師をしていて、ガキの頃から夏休みはその家で、ウニ、イカ、アワビは嫌という程食べてましたら、この辺りの味にはうるさいです。

今回は薀蓄多めでしたすみません。

■2011/11/25■　家族と再訪
札幌もこの時期になると時々雪もちらつき始め冬本番といったところ1ヶ月ぶりの再訪。
冷え込んできたのでお通しをアテのビールもそこそこに切りあげ焼酎へ。

たち（タラの白子)
　北海道ではタラの白子をそう呼びます。これからがまさに旬ですが今回は天婦羅で。
　クリーミーさが最高。好みかもしれませんが天婦羅だけどビールには合わないかと。

塩水ウニ
　折角北海道に来たなら、ちゃんとしたウニを一度食べてみてください。
　（個人的な意見ですが）軍艦のウニはウニじゃないです！貧乏舌の僕には海苔の風味
　にかき消されてしまいウニ本来の味はまったくしません。
　時期によっては提供されないかもしれませんが、ぜひ握りで食べてみてください。
　のっている量もそれなり（軍艦の２～３倍）になるので値段もそれなりに張りますが
　軍艦のウニとはまったくの別物です。夏が旬のウニですが11月～12月も美味しい時期。

ヒラメ
　個人的には昆布〆の方が好きですが、この時期のヒラメは寒ひらめと呼ばれ下ろしたて
　でも十分に美味しいと思います。背は脂が少ないがヒラメ本来の旨みと香りがあり、
　腹身は脂のりがよく濃厚。好みの問題ですがどちらも美味しいです。
　型にも因りますが縁側は弾力があり噛むほどに濃厚な脂と旨味が広がります。
　常温かぬる燗の日本酒がおすすめ。

■2011/8■
数年来のお付き合いをさせてもらっています。出張帰りの軽飲みにも使えるし、
家族ともゆっくり過ごせる店なので、食べログに載せて混むのはいやなんですが・・・
食べログに登録した記念に最初の口コミにさせていただきました。

とはいえ、今後の基準になりますから点数は甘めとは行きません（笑）

〔店舗〕
　１階／カウンター10席程度　小上がり（４人掛けで）４卓
　２階／行った事ないけど宴会ができるくらい広いはず

〔職人さん〕
　カウンターにイケメン３代目若とすごく気さくな板長さん二人＋α

〔雰囲気〕
　老舗ながら敷居も高くなく、明るい職人さんや温和なおかみさんの接客に初めてでもほっとした時間が過ごせると思います。

〔コスパ〕
　個人的には、ネタが勝負のお寿司はお金次第だと思っています。どこぞの高級店みたいにお金に糸目もつけない方々用に
　めちゃ高いネタを仕入れれば、不味い筈が無い。逆に安く済ませれば安いなりかと。
　だからあらかじめ予算と食べたいものを言っておくのが一番いいんじゃないかな？
　ここは間違っても「金額気にするような客は来なくていい！」なんて高飛車な名（迷）店じゃないので安心できます。
　そういう意味でも、ココのお店のC/Pは僕の中では高いです。

〔お勧め〕
　コースとかではなく
　「おまかせでお刺身数点」
　「お好みで握り数カン」
　がお勧めです。
　北海道ってみんなが思ってるほど魚の種類は豊富じゃないです。そして当然「旬」があります。おいしいものが食べたければ
　苦手なものだけ話して、お店の方に任せるのが一番だと思います。

　『食べログ』みた！って言うと喜ぶと思います。（僕が）