無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
082-495-6825
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
winter556さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
お好み 真心デイズ 酒蔵通り店
|
---|---|
ジャンル | お好み焼き |
予約・ お問い合わせ |
082-495-6825 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
車(お店の隣に駐車場あり) 西条駅から549m |
営業時間 | |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 3台分 |
空間・設備 | 座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年6月20日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
遠く律令時代に整備されたという山陽道。西国街道ともいう。平日の冷え込む夜、西条駅前から山陽道を東へ歩いた。夜は暗い。この道は、その辺りでは酒蔵通りとも命名されており、酒どころ西条の酒蔵がこの道沿いに並ぶ。そのひとつである「賀茂泉酒造」のお隣にあるお好み焼店「真心デイズ 酒蔵通り店」にお邪魔した。
古い商家を改装してお好み焼店にしたような風情。
客席は、テーブル、小上がりの座卓、カウンターテーブル。
現在はカウンターテーブルを客席としては運用していないように見える。
先客は一名。
テーブル席に着いた。テーブルに鉄板なし。腰掛はビールケースだろうか。
若い男性三人くらいで営業中。持帰りや配達の利用割合が高そう。
まずは「熱燗 賀茂泉 緑泉」(500円/1合)で身体を暖める。
お酒の肴は「ヤゲンの塩焼き」(600円)。コリコリの薬研軟骨とその周囲にたっぷり付いたプリプリのお肉とがおいしい。
お好み焼は、「塩府中焼」(900円)をいただいた。
着席位置から調理の詳細は覗えなかったが、お品書きに「府中焼」の構造の説明書きがある。それによると、重層構造であり、下から、薄焼生地、魚粉、キャベツ、タマネギ、天かす、中華麺、溶き玉子、豚ミンチ肉、カープソース、青海苔という順に積み上がっている。「塩府中焼」は、「府中焼」からカープソースを省いて塩を振ったようなものだろうか。
生地の粉を溶く水は、地元西条のお酒「福美人」の仕込み水を使っているとのこと。
中華麺は、細め。茹で麺だという。
豚ミンチ肉は、広島県府中市のお好み焼店で使われることが多い。わりと特徴的ではあるので、「府中焼」を定義するとき、これのみを必要十分条件として済ますという単純な認識も巷では多いように思われる。
完成した「塩府中焼」は、熱したポータブル鉄板に載せて客席へ提供された。
たしかに、上面にはソースがかかっていない。塩粒が撒かれている。そして、溶き玉子が染みた中華麺が、熱で溶けたミンチの脂で焼き固められた姿を顕にしている。
ヘラを挿し入れると、上部の麺をバリッと割るような感触。口にすると、麺の食感は、パリパリ、サクサク。従来、このように麺を堅焼きにするのは府中市のお好み焼店のなかでも一部の特定のお店の特徴であって「府中焼」の必要条件ではなかったらしいが、比較的新しいお店の「府中焼」は、こちらも含め、堅焼き方式を採用する傾向が顕著なようなので、「府中焼」の定義も変わりつつあるのかもしれない。
食感が軽快であるからか、脂っこさはあまり気にならない。そのかわり、塩粒が直に触れるせいか、舌が塩鹹さに乗っ取られ、せっかくの本体そのものを味わう感度を鈍らせてしまうのが惜しい。ソースが無いことについての物足りなさなどは覚えなかっただけに、二重に惜しい。
それでも、ソースが無い分、こんがり感については真正面から楽しめた。キャベツ、小麦、玉子が発する甘いような熱き香気を吸い込んで胸いっぱいになっても、まだ吸い込み続けたいような心地がした。
キャベツが柔らかく適度に水分が抜けてホックリとしていたのも良かった。他店では湿気て脂ぎった仕上がりの府中焼もあったが、そういうのとは性格がかなり違う。こちらの乾いたようなおいしさは印象的だった。「府中焼」という名で括ってみても、お店によって目指すものがかなり異なる、一筋縄ではいかないジャンルであることを思い知り、楽しかった。
お酒は、「瓶ビール キリン ハートランド(500ml)」(600円)もいただいた。