北海道産あんかけ焼きそば　＠福祥順　吉田店 : 台湾料理 福祥順 吉田店

1年ぶりの訪問です。
平日の11時50分、お店に入るとチャイナ服を着たお姉さま3名が「イラッサイマセェ！」と笑顔で出迎えてくれます。
広～い店内に先客は2組3名、ちょっと寂しいです。
R54沿いの窓際のテーブル席に着座し、メニューを確認します。
店頭の立て看板に日替わりランチ3種類が600円（コーヒー付）で掲示してありましたが、イマイチ興味をそそられなかったんで他の物を・・・
「正月明けからラーメンばっかり食っとるけぇの・・・他のもんにしよっと」
って選んだのが「北海道産あんかけ焼きそばと炒飯のセット880円。
「結局、麺類と炒飯と言う、いつものセットやんけ！」と自虐気味にツッコみます(>_<)
待つこと約5分でセットの到着です。
「やっぱこの店はボリュームが多いねぇ」
焼きそば、炒飯ともレギュラーサイズです。
まずは北海道産あんかけ焼きそばから。
具材が実に豊富です。
確認できただけでも、豚肉、海老、イカ、うずら玉子、キクラゲ、マッシュルーム、椎茸、白菜、青梗菜、人参、くわい、玉ねぎ、タケノコ、ベビーコーン・・・何と14種類も使ってます。
でも何が北海道産なのか、最後までわからず(笑)
餡の味は、少し甘い醤油ベース、ニンニクの風味も感じられる珍しいタイプです。
麺は中華麺をフライパンで焼いて焦げ目をつけたタイプ。
餡に絡めて食べるととっても美味しかった、途中までは・・・(+_+)
途中から「妙に油っぽくなってきたなぁ」ってね。
食べるにつれ、唇はリップグロスを塗りたくったみたいに、油でテカテカになるんです。
どうやら麺を焼くときの油の量がとっても多いみたい。
だから餡と混ぜれば混ぜるほど、餡が油ギッシュになってしまう。
何とか食べ終わったお皿の上には、見るも悍ましいほどの油が残ってました:(;ﾞﾟ'ωﾟ'):
途中までの味付けが好みだっただけに残念！
炒飯はパラパラ、程よい味付けでGoodです。
具材は叉焼、ハム、卵、青ネギといったシンプルなものですが、塩加減も非常によろしく美味しくいただきました。
ホットコーヒーをセルフをいただき満腹で退店、帰る時にはお客さんは20人近くに増えてましたよ。

ご馳走様でした、お昼寝タイム必須です(笑)

国道54号線沿いの安芸高田市吉田町にあるこちらの台湾料理店、広～い駐車場があって大型車も停められることで、そこそこ人気のお店です。
同じ敷地内には長浜ラーメン吉田店もあり、気軽さからボクはもっぱらそちらを利用していました。
前の日に長浜ラーメンを食べた事もあって、この日はこちらのお店に初訪問と相成りました。

さて入口の日替わりランチメニューを見ると
Ａ鉄板鶏肉
Ｂ五目牛肉ラメン（たぶんラーメン）鍋
Ｃ炒飯と春巻
※コーヒーとお茶付き
と拙い字で書いてあります。（それにしてもお茶付きって・・・？）
価格は600円とリーズナブルですが、Ｃランチ以外がちょっと得体のしれない感じだったので悩みながら入ります。
店内はざっと50人以上は入れるんじゃないかと思われるほど広い広い・・・いや無意味に広い感じです。
「イラサイマセ～」と赤いチャイナ服を着たお姉さんの声が聞こえてきますが、席に案内するでもなく「勝手に座れ」とばかりの放置プレーです。
適当に座りメニューを拝見・・・「ほほう、麺とご飯のセットメニューもあるのか・・・」
写真付きで、店頭の怪しい看板より信頼できそうなのでこちらから選びましょう。
麺類
・豚骨ラーメン　・台湾ラーメン　・塩ラーメン
・台湾塩ラーメン　・台湾味噌ラーメン　・醤油ラーメン
ご飯類
・焼き餃子　・麻婆飯　・炒飯
・天津飯　・回鍋飯　・牛肉飯
それぞれから一品ずつ選び〆て700円、お昼はコーヒーもついてリーズナブルです。
夜になると同じメニューで800円（コーヒーなし）となるようです。
蛇足ですがこのメニューのラーメン、最初は上記の通りの表記だったようですが、なぜかご丁寧にラーメンの「ラ」の字を消してある・・・「豚骨ラーメン」は「豚骨ーメン」、「塩ラーメン」は「塩ーメン」といった具合。
だけど「台湾ラーメン」は「台湾メン」・・・怪しさ満載で笑っちゃうほどです。
ボクは台湾料理のお店だからと言う理由で「台湾ラーメン」、そしてご飯は「麻婆飯」を選びました。

座った席が厨房のすぐ横で、2人のホール係のお姉さんと、3人くらいの調理スタッフ（男性）がオーダーを大きな声で復唱します。はい、お察しの通り全て中国語（台湾語）です。
そしてさらに大きな声で雑談、ばか笑いを続けます。（ちゃんと手は動かしながらですけど）
お国柄ですから別に気にはならなかったですけどね。

約5分強で料理が到着しました。
台湾ラーメンは透き通った醤油系のラーメンにニラ、ミンチが乗り、輪切りの唐辛子も見えます。
スープのベースは鶏ガラでしょうか・・・醤油ラーメンのスープとどう違うのかわかりませんが、ちょっとオイリーな部分かなぁ・・・ピリ辛でそこそこイケます。
麺は太めの縮れ麺で中華料理でよく使われるタイプです。
麻婆飯は豆腐が一丁近く使われてると思うほどボリュームがあります。
味は四川料理に近い味付けですが、辛さはさほどでもなく、ラー油を足してちょうど良かったです。

恐るべきことはこのランチのボリュームです。
値段からしてご飯類はハーフサイズかなと勝手に思っていたのですがなんのなんの、茶わん2杯近くあるレギュラーサイズです！
単品メニューで確認すると、台湾ラーメン500円（これは安いよねぇ）、麻婆飯680円とあります。
つまり500円+680円で1180円のところ、ランチでは700円なのです(￣□￣;)!　しかもコーヒー付
なんとも太っ腹、大陸的（あっ、台湾は大陸じゃないか・・・）ではありませんか！
一番高い組み合わせだと台湾味噌ラーメン680円＋牛肉飯780円の1460円が、ランチだと半額以下の700円となるのです。

「外国の人に笑われまい」との思いで必死で喰らいつき、何とか完食に至りました。
コーヒーを飲もうかと思ったのですが、ちょっと苦しかったのと場所がわからず聞くのも面倒だったのでそのまま700円払って「アリガトゴザマス」の声を背に店を出ました。(^_^;)

ご馳走様でした、突っ込みどころ満載だけど再訪ありかな。