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店名 |
竹屋饅頭本舗 東城本店
|
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
予約・ お問い合わせ |
08477-2-0005 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
東城駅から439m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
個室 |
無 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1861年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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広島に竹屋饅頭という和菓子がある。以前、広島市内に住んでいた頃、店主であると思われるお婆さんと着物姿の女性が出てくるCMが流れていたのだが、今でもこのCMはあるのだろうか?
確かこんな感じのやりとり。たぶん間違っている。
女性;よろしゅうおすな~東城ゆうとこは。いつ寄せてもろても落ち着きますわ~。
お婆さん;昔からね、もう何代もね、○△□・・・。
女性;おおきに。
お婆さん;どうぞ、またおいでなさって下さいませ。
想い出しますお袋の味~ ほのぼの香る~ た~け~やまんじゅう~
広島の銘菓と言えば「もみじ饅頭」だが、この「竹屋饅頭」は知る人ぞ知る隠れた銘菓である。この竹屋饅頭はいわゆる酒饅頭で饅頭の薄皮からかすかに酒の香りが漂い、中にはこしあんが入っている。
なぜ隠れた銘菓なのかというと、この饅頭は比婆郡東城町の本店(現在は庄原市)、三次、庄原、新見まで足を運ばないと手に入らなかったからである。広島市内でもCMが流れていたのに市内に支店がないのだ。そしてこの饅頭、生もの扱いで2日しか日持ちがしない。だから、駅や空港の土産物屋に並ばず、仕事や観光で広島を訪れた人たちがお土産として選ぶことができなかったのだ。今でこそ、広島市内で手に入れることができるようになった(ジャスコやエールエール)というが、私は竹屋饅頭のCMを知っていても(広島人なら誰でも知っているくらい有名)、実際に饅頭を食べたことがなかった。
子供の頃から気になっていた竹屋饅頭。いつか本店に行ってみたいと思っていたが、大人になり20年来の夢が実現したのでここに記そうと思う(大袈裟!)。
竹屋饅頭とは、広島県の東城という地で1861(文久元)年創業の和菓子店で作られる酒饅頭である。東城は広島でも市内からかなり奥まった山間部にあるので、なかなか行く機会がない。近くには帝釈峡とスキー場くらいしかない。お店の周辺はのどかな景色が広がる。
店内に入ると何人かお客さんがいて、それぞれ購入したばかりの饅頭やどら焼きを食べていた。どうやら、店の中でも食べることができるようだ。
おすすめは店の名前にもなっている定番商品の竹屋饅頭。“竹屋”の焼き印が印象的で、こしあんを包む薄皮が酒の香りをほんのりと漂わせ懐かしさを感じさせる。甘さ控えめな優しい味で飽きがこない。いい仕事をしているなと思った。店員さんの話によると、饅頭の出来たてが食べたいなら朝早く店を訪れて欲しいとのこと。年中無休で朝はなんと6時半から営業している。地元で愛されている店としてこれからも頑張って欲しい。