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店名 |
閉店
茶房 田渕屋(たぶちや)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、洋食 |
住所 | |
交通手段 |
福山駅〜鞆の浦までバスで約30分(JR福山駅南口・鞆鉄バス5番乗り場) |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
席数 |
2席 |
---|---|
個室 |
有 (6人可) |
貸切 |
可 |
駐車場 |
有 1台、近隣に市営駐車場あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 |
江戸時代の面影を残す建物が点在する鞆の浦。田渕屋は鞆で油問屋を営んでいた商家をそのままに活用した茶房です。当時の繁栄を物語る大きな梁や中庭の蔵、台所など、当時の面影に浸りながら、田渕屋特製ハヤシライスなどが食べれます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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山陽本線・福山駅からトモテツバスで約30分。終点の鞆港BSでバスを降りると、このあたりは雁木のある古い港と江戸時代の面影を残す建物が点在する鞆の浦です。
宮崎駿が海辺で一軒家を借り切って長期間滞在し、「崖の上のポニョ」の着想を得たのがこの鞆の浦だったことから、一気に脚光を浴びるようになった街でもあります。
鞆の浦のシンボル・常夜灯のすぐ近くの街中を散策していると、美味しそうな匂いが漂ってきました。ハヤシライスの匂いのようです。思わず釣られて店内に入りました。
蔵の横を通って中に進むと、昔の台所のようなところに8人が掛けられる大きなテーブルが据えられています。「おばあさま」と呼びたくなるお年を召した上品な女性おひとりで営業されています。
ここは鞆で油問屋を営んでいた商家をそのままに活用した茶房だそうで、裏手の勝手口を茶房のエントランスにしておられます。「ハヤシライスしかありませんがよろしいですか?」と尋ねられたが、もちろん了承。テーブルには先客が2組、カップルの隣に腰掛けました。
メニューは選択の余地なしでハヤシライス(1,300円)一択。妻殿と2人分をお願いしました。この後ひと組が入店し、さらに4人のグループが入ってきたが、4人組には品切れとのことで丁重にお断りされていました。
店内を見渡すと、懐かしのポスターや薬箱など、レトロでノスタルジックな雰囲気になっています。この大きなテーブルには各種天然ソルトや懐かしの仁丹、けん玉やルービックキューブが置いてあったりします。
すぐに燻製チーズとともに鞆特産の保命酒の瓶が4種類と、氷の入ったショットグラスが置かれました。これは飲み比べのサービスだそうです。そのうちのひとつ、ラベルの無い瓶が薬草の香りが強くていい感じです。
しばらく待った後にハヤシライスが運ばれてきました。サラダと福神漬けが添えられています。ハヤシライスは楕円の深皿にたっぷり盛られています。
赤褐色のソースはトマトがベースであるものと思わせます。ひと匙を口に運ぶと予想に反して味わい深い甘さが広がりました。これは玉ねぎの甘みかな?ひょっとしたら保命酒を使っているのかもしれません。
玉ねぎはトロトロになるまで炒められていて、たっぷりの牛肉とともに煮込まれています。ドロっとしたテクスチャーで、コクの深い一品。生クリームがまろやかさを高めています。
柑橘系のドレッシングがかかったサラダは瑞々しく、甘口のハヤシライスとの相性も良好。福神漬もサッパリしていていいですね。かなりお腹いっぱいになりました。女性だと食べきれないかも知れません。
食べ終わった頃、「おばあさま」が挽き立てのコーヒーを振る舞ってくださいました。「おばあさま」と楽しくお話ができた上、お気に入りの保命酒を見つけることができ、おまけに久しぶりの仁丹の味に触れてみることもできました。
実に価値ある体験。この後、気に入った保命酒を求めにこの並びの保命酒店に向かいました。