福山の夜にワイン　ペコラさん : pecora

今日は仕事で福山に来ています。
こちらの取引先さんで昔九州で一緒に仕事をした人達と飲みに行くことに。
やってきましたのはイタリアンのペコラさん。
取引先さんに予約してもらいました。
こちらのお店さんは私たちがレンタカーで通りかかった時にオシャレなお店やね〜と言っていたお店です。
間口はフルオープン。
開放的なエントランスです。
厨房を囲むようにカウンター。
右側にテーブル。
奥には個室があるようです。
テーブルに座らせてもらいます。
壁は白が基調でテーブルとイスは木目です。
ギリシャの海岸沿いにあるお店のような空間です。
まずはビールをもらいます。
乾杯。
さてメニューです。
まずは小皿料理。スペインでいうタパスかな？
ポテサラ、キッシュ、生ハム、ピクルスなどなど。
前菜はサラダ、豚肉テリーヌ、瀬戸内鯖のくんせい、ブルスケッタ、生ハム・・。
なかなかのラインナップですね。
メインは3種。
なにわ黒牛のタリアータ。ミルクラムのロースト。
ホロホロ鳥のコンフィ。
温菜もたくさんあります。
マッシュルームとジャガイモのアヒージョやフリット、ハマグリワイン蒸し、エスカルゴ、バーニャカウダなど。
パスタは７種類。
ペペロンチーノ、カラスミスパ、ジェノベーゼ、トマトソース・・。
ちなみにご飯も2種あって土鍋ご飯とあります。
さらにこちらには本日のスペシャルコースがあります。
沢山あって紹介しきれませんが食材はウナギ、ホワイトアスパラ、鳥取の黒豚、瀬戸内のメバル、北海生ウニ。
いやー各地の美味しそうな食材をふんだんに使ってられますね。
さてまずは付き出しが可愛い蓋つき陶器に入って出てきます。
エビと彩りのよい野菜テリーヌ、詰め物が入ったトマト。そしてとうもろこしの丸いムース。それぞれが赤、緑、黄色と鮮やかな配色になっています。
見た目でも楽しめます。
そしてポテサラのような黄色いとうもろこしムース。
これがめちゃくちゃ美味です。
甘いながら子供の頃の夏を思い出させるようや味わいです。
これからの料理にもグッと期待がもてます。
ここでいきなり5食限定のスペシャルメニュー。
ブッラータチーズをもらいます。
プーリア産のチーズでモッツァレラの中にさらに刻んだモッツァレラと生クリームを入れたチーズ。
これが木製のまな板型トレイにのってでてきました。
形は小さなアンパン並。
綺麗な白。表面はツルツルしています。
胡椒がかけられています。
隣には色鮮やかなフルーツトマトとバジル。小皿にオリーブオイルとバジルソース？。
ナイフで適当に切ってパクリ。
フニャフニャした食感です。
香りはまさに上質なモッツァレラ。
思わず白ワインを頼みます。
もちろん大好きなソーヴィニオンブラン。
白ワインとの相性は抜群です。
さて次の料理。
私の注文頻度が非常に高いポテトサラダです。
こちらのポテトサラダは黄色い基調。
ブロッコリー、オクラ、カイワレなどをあしらった上品な感じ。
頂上にはオリーブピクルスがのっかってます。
卵などの素材の味が残っていて素朴な味わいです。
次の料理は鶏のコンフィ。
これはほとんどメインに近いメニューです。
同行者が適当にカットしてくれましたがそとはカリッと。なかはジューシーな感じ。
意外と量は多めです。
添えられたマスタードがいいですね。
そしてキッシュ。
メニュー名はちりめんじゃこと飴色玉ねぎのキッシュです。
これは文句がありません。
パイ部位は歯ざわりもよくワインにぴったりです。
続いては有頭エビとマッシュルーム・じゃがいものアヒージョ。
土鍋のような容器に入ってでてきます。
じゃがいもが珍しいですね。
アヒージョなんて。
ホクホクしていて美味しいです。
そしてさらにポルチーニ茸のフワトロオムレツを頼んだと記憶します。
こちらは読んで字の如く確かにフワトロ。
卵の味をしっかりと味わえるオムレツです。
アツアツなのもいいですね。。
途中でワインをやめて日本酒をもらいます。
石見銀山。
これがまた淡麗すっきりした味。
美味しいです！
お洒落なイタリアンにこんな美味しい日本酒を用意するなんて・・。
さてメインが登場です。
ピレネー産ミルクラムのロースト。
骨つきラムがそそり立つようにして登場。
肉をカットしてパクリ。
確かにミルキーな香りがします。
添えられた甘酸っぱいソースが秀逸です。
独特の味わいと香りの羊の肉とよくマッチする味わいです。
この辺りでお腹いっぱいになりました。
料理だけでなくサーブもフレンドリーでなかなかのものでした。
外は陽が落ちて心地よい風情になってます。
良いディナーでした。
ごちそうさま。