創業者の名を冠した店の穴子飯は一味違う！ : 他人吉

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JR宮島口駅から徒歩2分の場所にある「あなごめしうえの宮島口本店」さんの2階にある「他人吉」さん。 皆さまご存知の通り1階の「あなごめしうえの宮島口本店」さんの上位店舗として営業されています。

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お部屋は「庭園の宿 石亭」さん同様にコンパクトでクラシカルな潮待ち旅籠といった風情。 お料理もまた都会過ぎず田舎過ぎず、ある意味宮島らしさがあります。

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①シャーベット梅酒、フルーツ(キウイフルーツ、林檎、オレンジ)載せ シャーベット状の梅酒、暑い日の終わりにピッタリな暑気祓いの食前酒。

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お酒①生ビール(一番搾り、麒麟ビール)(税込550円)

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②百合根饅頭(煮穴子、蒸し銀杏入り)、菊の花弁のお浸し入り出汁餡掛け、トンブリ&花弁載せ これは宮島らしい一品で優しい甘みのある百合根に濃いめな煮穴子がよくマッチしています。

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③豚角煮と帆立貝柱&ブロッコリー&ミニトマトのグラタン これは必然性を余り感じませんでしたが、家族客向けでお子様にも食べられるお料理を取り分け用として前半に出されているのかも。

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お酒②西條鶴　蔵楽　辛口純米酒(広島)(1合、税込770円) 米品種:広島県造賀産中生新千本100%、精米歩合:70%

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④鱸&才巻海老(小型の車海老)&栄螺&歯鰹のお造り 鱸のお刺身は宮島らしさを感じます。 内湾で近海ものは臭みが多いのですが、臭みが無かったのは流石！

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⑤炙りサーロイン、グラパラリーフ、和栗、占地天麩羅 炙りサーロインは脂の旨みが濃厚、ランク高そう、しかし、ボリュームが極小サイズ3つにビビる。 でも牛肉卒業した私にはちょうど良いかも。

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⑥穴子の軟らか煮と野菜の焚き合わせ(冬瓜、里芋、南瓜、青梗菜、茄子)、山椒の木の芽載せ これはそれぞれ野菜が優しい味わいに焚かれており、軟らかく煮た穴子との相性がバッチリ。

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⑦伊勢海老の雲丹載せ焼き 宮島の特産で無いので少し唐突に感じます。 如何にも旅館ぽいお料理かなぁ。 どちらとも臭み無くて伊勢海老の旨みも雲丹旨みもキチンと感じました。

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⑧蕪なます、無花果&クレソン&零余子添え 穴子飯前の箸休め的な位置付けでしょうか。 なますのお酢に舌がサッパリしてリセットされます。 メインの穴子飯に向かって整える感じですね。

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⑨焼き穴子&牛蒡の釜炊きご飯 ご飯が炊き上がって蒸らしに移行するタイミングで焼き穴子を入れて一緒に蒸らします。 これにより香ばしさが引き立ち、また適度な軟らかさが加わります。

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⑨焼き穴子&牛蒡の釜炊きご飯、漬け物&赤出汁 穴子の骨で取った出汁で炊いた穴子飯、刻み海苔を掛けて頂きます。 1階よりも蒸らした2階の方が断然、好み。 しかも牛蒡があるので味と香りに深みが出ています。

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飲み物①珈琲(セットドリンク)

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⑩青きな粉のアイスクリームの最中、パイナップルのアイスクリーム、コンポートした林檎、ババロアのマンゴーソース載せ 因みに「青きな粉」は広島市内のみの販売で、広島県東部の人達は知りません。