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店名 |
ツバイG線(ジーセン)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店 |
お問い合わせ |
082-247-3410 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
広電紙屋町西駅、本通駅から徒歩2~3分 紙屋町西駅から107m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 朝食・モーニングあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1972年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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広島は一旦すべて焼け野原になってしまった関係で
まず、1945年(昭和20年)以前の老舗は無い。
その中で、1967年の創業というと老舗。
創業してから48年は恐らく広島市内の喫茶店では一番歴史がある店だと思う。
一瞬見ると普通の喫茶店。
古くなっちゃったな~という感じの店でもある。
そうは言っても、周りの店がどんどん新しくなる中、
世代を超えてこのG線はつながれて来たのだ。
そして、僕にとって広島は特別な地域。
僕の父と母が出会い、そして僕が生まれた場所でもある。
そして、このG線。
若くして亡くなった僕の父が生きていたころからあった店なのだ。
僕が生まれたのは1965年だから、この店の創業は僕が2歳のころ。
ちょうどうちの家族が安芸郡府中町にいたころ。
当時は決して高給を取っていなかった父は広島市内に勤務していて、
ちょうど紙屋町あたりだったと聞いた記憶がある。
使っていた店が今残っているとしたら、あまり高い店はあり得ない。
その点ではこのG線さん、
可能性としては当時きっと父が立ち寄っていたかもしれない店候補ナンバーワン。
じんわりとつながる歴史の味わいを楽しむ。
もしかして父がこの辺の席で座っていたかもしれないと思うと
自然に思いが時間を超えていく。
お客さんでにぎわう店内なのに、音が遠くに聞こえ
会話がまるで誰かほかの人の会話のように感じる不思議な時間。
勝手に想像している風景が、遠い記憶とつながって
事実のように感じ始める時間。
サイフォンで入れたコーヒーは上質な味わいで
嫌味がどこにもない。
パスタは生めんのようなもちもちした食感で
添加物の香りが一切しないので、
安易な流行りの生めんを使っているわけでないのがすぐにわかる。
かといって、厨房は麺うちをするほど広くないのに
この普段着の顔してしっかり磨かれたクオリティーは立派。
「パスタ屋でもないのにここまで麺の質にしっかりこだわって
出してくるのはさすがに老舗だなー。」とふと独り言のように感想を漏らす。
老舗とは古くなっただけの店ではない。
そこに歴史が積み重なり、人々の記憶が宿る。
途中で何件の店が消えていったことだろう。
栄枯盛衰を乗り越えてつなぐには伝統と革新を繰り返さなければ
勝ち残りゲームの勝者にはなれない。
そして、決して安住することなくしっかり
料理や、サービスクオリティを磨き続ける姿勢を
もつからこそ、生き残っていくという結果を出せるのだ。
サービスをしてくれるオーナー、年のころ30代?の様子。
一所懸命、丁寧に笑顔でお客さんからオーダーを聞き
素晴らしい動きをしていらっしゃる。
受け継がれる精神、DNA。
僕もつないで行きたい。
生きていたのだから。
座ってうまいパスタとコーヒーをいただきながら
刹那、亡き父の人生のワンシーンとどこかで交わる事ができたような気がした。
そして、人々の日常に入り込み、そして生き残ってきた
勝者の柔軟性を見た気がした。