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懐かしの 時代ただよう 喫茶店
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店名 |
寿苑(じゅえん)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、洋食、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
古市橋駅から646m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
席数 |
46席 (カウンター6席、テーブル40席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 3~4台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
料理 | 朝食・モーニングあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1979年12月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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古市の、昔からある喫茶店。
ほんとは小さな旅に出掛けたかったのだが、今日は生憎の雨模様。
仕方なく本屋へ行くと、目当ての本は無くて、お取り寄せ。
でも、週刊誌は読まないが、単行本として愛読してる漫画がちょうど発売だったのと、
さらに愛読している小説家の新刊本が出ていて、それを購入。
なんだかすぐに家に帰りたくなくて、近くのこちらの喫茶店に立ち寄ることにした。
午後1時頃だったので、先客はどこかの会社の4名グループが談笑中。
店内は案外広く、40席はゆうにあるようだ。
そして落ち着いた照明。
モダンな薔薇の造花と、歌の無い歌謡曲のBGMが、昭和の香りを醸し出している。
適当な席につくと、ママさんがメニューとお水とおしぼりを置いていかれた。
ランチもあったが、今日の主役はこの新刊本。
片手で食べられるミックスサンドセットにすることに。
サラダとコーヒー付、850円だった。
でもミックスジュースも飲みたい。
セットのコーヒーをこれにできないですか、と尋ねると、快く了承してくれた。
そして新品の本を開く。
最もわくわくする瞬間。
知らないお店に行くことと、新しい本を読むことは似ているかもしれない。
この小説は、短編を集めたもの。
平安の、この世とあの世の境目のお話。
読んでる途中で、団体さんがお帰りに。
調理をやめてママさんが出てこられ、会計しながら少しお話されてたので、常連客のようだ。
再び厨房に戻られる。
調理中、ミキサーの音が響いてきた。
ちょうど1章目を読み終えた頃、「遅くなってごめんなさいね」と、お盆に乗せられてミックスサンド、ガラスのカップに入ったレタスサラダ、そしてミックスジュースが出された。
写真いいですか、と問うと
「ああ、ごめんなさいね。うちは遠慮してもらってるんですよ。貴方みたいに聞いてくれる人はいいけど、勝手に撮って、評価されるのは恥ずかしいのでね」
と、笑顔でやんわり断られてしまった。
なんだかこちらも不粋な質問をして申し訳ない気持ちになり、すみません、と私も頭を下げる。
ミックスサンドは、レタス、胡瓜、薄焼き卵、トマトと彩り鮮やか。
ミックスジュースはその名の通り、いろんなフルーツの味。
ゆっくり食べながら、目は文字を追う。
待ちながら読むより、食べながら読むと何故か文字が頭に入ってくるから不思議だ。
食べ終わり、しばらくして3章目を読み終える。
残ったジュースを全部飲み、人心地ついて席をたつ。
ママさんがそれを察知して出てこられる。
レジはお店の入口。
追加分を入れて980円。
ごちそうさまでした、とお札を差し出す。
ママさんの、ありがとうございました、の声を背に店を出る。
雨は上がったようだ。