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為楽庵・・店名の由来は
全粒粉に魅せられ、師匠流を離れたか
閑静な住宅街の路地に面した瀟洒な店。玄関脇の駐車場に車を駐めて開店を待つ。11時半定刻きっかりに亭主が扉をがらりと開く。亭主に導かれ本日最初の客として暖簾をくぐる。玄関を入るとすぐ右手の一角で石臼がゆっくり回っている。店内をみわたせば白モノトーンの内装の壁面のところどころに、ダウンライトに浮かび上った浮世絵の額や一輪挿しや香炉が、そして突き当りの窓の向こうに清楚な坪庭がひろがっている。窓の手前左には立派なそば打ち場がガラス越しに見える。玄関をくぐったあとここまでに目に入ってきたことすべてが、この蕎麦屋がいわんとする哲学をひしひしと伝えている。禅の美学だ。ここまでみただけでもうわかる。この店のそばはうまいに決まっている。品書きを見るまでもなく「ざる」を所望する。供された麺を見て少し怪訝に思う。店主は高橋邦弘名人の流れを汲むと聞いた。だが、差し出されたそばは、あきらかにさらしなではない。ややざらついた灰白色の中層粉風なのだ。(あとで亭主に聞けば全粒粉とのこと)。そば好きにもいろいろあるが、私はといえば、出雲の挽きぐるみでなく、江戸前更科でもなく、まさに、中層主体のそばが大好きな蕎麦食いなのである。広島でうまいといわれる蕎麦屋はほぼ更科(高橋系)と思っていたので、思いがけないうれしいそばとの出会いであった。自宅から1時間半のドライブだが、月一回くらいはお邪魔することになりそうだ。
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温泉じじい
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店名 |
為楽庵(いらくあん)
|
---|---|
ジャンル | そば |
予約・ お問い合わせ |
082-227-6798 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
白島駅(アストラム)から947m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
席数 |
16席 |
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禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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広島市牛田の絶品蕎麦屋「為楽庵」、その店名の由来は、おそらく出雲国松江藩7代藩主、茶道や禅でその名を知られた不味公、その弟の俳号、「為楽庵」によるのではないか?
松平不味は、茶の湯、禅、そばなどの文化を松江で開花させた、文人派名君として出雲人に愛されてきたが、実はその弟「為楽庵」も秀でた茶人であり文人であったという。ばかりか、名君の誉れ高い不味の業績の裏に、為楽庵の箴言、助言、協力が大きかったという。
というわけで「為楽庵」の亭主はおそらく松江の人だろうと思う。であれば、幼少時から、出雲そば(果皮ごと挽きぐるみの割り子)に親しんで育ったにちがいない。故郷を離れ、そばからも遠ざかった何十年の空白期を経て、何かの縁で「高橋邦弘名人」の門を叩くことになり、更科蕎麦を修業し、極めた・・のであるが、「三つ子の魂、百まで」というがごとく、血にしみ込んだ「出雲そば」はぬぐいきれるものではない。というわけで、為楽庵のそばは、「高橋流さらしな」と「殻ごと挽きぐるみ出雲そば」の両者のいいとこどりを追及した、それこそ私好みの絶品蕎麦なのである。と思いつくまま勝手な想像を巡らせてみました。ご主人!間違っていたらごめんなさい。