広島遠征での最後の食事場所として : 小魚料理 とみ助

２０１４年８月

今回の広島遠征の最後の食事場所については、事前に決めかねていました。

候補として考えていたのは、『たこつぼ』さんなど食べログでも高評価のお店など。

ただマイレビュアー様による微妙な評価も気にかかったのと、かなりの予算が想定されたことにより見合わせ。

当日まで決めかねたまま、宮島より広島市内へ舞い戻りました。

決めかねていた理由の一つが帰りの新幹線の時間の関係で、あまり遅くなれなかったこと。

さらにこの日の昼食の”あなごめし”が待ち時間があった関係で、食べ終わったのが遅かったこと。

そんな状況で、広島ならではのものを食べたいという欲求とのせめぎ合いでした（￣∇￣）

候補として鮨店を考え、まずは１８時前から営業されている『すし割烹　小笠原』に向かってみましたが、

予約で一杯とのかなり素っ気のない対応。

次に１８時から営業、前述の方とは別のマイレビュアー様が高評価されていた『おゝ井すし』へ電話。

残念ながら２０時からなら席があるとのことでしたが、新幹線の時間の関係で断念（゜´Д｀゜）

そして食べログを駆使し、ここだと決めたのがこちら『とみ助』さんです。

私が入店した時、先客はなし。

カウンター席に着席し、キリンフリー４５０円とウーロン茶２１０円をいただきつつ、

観光で来ているので広島らしいものを食べたいとお伝えしました。

残念ながら、お盆休み明けで漁師さん達が漁に出ていない為、小イワシなどないものが多いとのことでしたがσ(^◇^;)

そんな中、この日いただきましたのは、


①茄子の煮浸し

こちらはお通しです。

魚中心のお店かと思っていましたが、どうしてどうして茄子も美味しいですね。

次は入ってきたおじさん、この茄子が供されると「パス」と言って女将さんに突き返していました（Ｏ＿Ｏ）

茄子嫌いなのかもしれないですけれど、「いい歳した大人のくせに」と思いました。

だってこんなに美味しいのに、ねぇヾ(≧∇≦)


②たこさしみ

こちらは瀬戸内の蛸とのこと。

鮮度抜群、歯応えバッチリ、噛むほどに美味しい蛸でした。


③鯛の頭焼き

結構な大きさの鯛の頭です。

丁寧に焼かれており、焼加減も絶妙。

そして皿にのっていた緑色の味噌みたいなものが気になりました。

野菜につけて食べて美味しいのですが、何だか分からず女将さんに聞いてみましたところ、

「自家製のピーマン味噌です。前はマヨネーズをつけていたんですけれど、お客さん達も高齢化してきたので（笑）」

とのこと、これクセになりそうな味ですヾ(≧∇≦)


④いかの塩から３８０円

このいかの塩からもいいですねぇ。

私は今は断酒中ですが、こういう酒の肴的なもの、大好きなんですよねぇ(≧∇≦*)


⑤あじフライ

最後の１品として、どうしようかと考えていると、女将さんより「あじフライ、オススメですよ」とのこと。

正直、「広島まで来て、あじフライ？」と思いましたが、かといって昼食が遅かった私のお腹は炭水化物を求めるほどには、

空いてはいません(；´Д｀)

熟慮した結果、オススメに従いあじフライを注文しました。

カウンター内では御主人が見事な手さばきで魚をさばいているのが見えましたが、とても大きな魚に見えたので、

あじフライのものとは思っていなかったのです。

が、供されたあじフライをみて、「あっ、さっきの魚がそうだったんだぁ」と分かる大きな鯵なのでした（Ｏ＿Ｏ）

私がこれまで食してきたあじフライの鯵の中では、ダントツの肉厚ですね。

最初に食べた部位はちょっと中までは充分に火が通っていなくて、レアな感じでした。

☜まあ、これだけ肉厚ですからねぇ（＊＾ー゜）

他の部位はしっかりと火が通っていて、外はサクッと中はジューシー、いやあ美味しいですな。

女将さんによると、刺身用の鯵をフライにされているとのこと(゜ロ゜屮)屮

私の中ではあじフライの鯵＝小ぶりな鯵、という印象でしたが、大ぶりなものでも美味しいんですね(笑´∀｀)


ちなみに入店時に先客なしと書きましたが、帰る頃には予約のお客さんたち中心に満席でした。

私以外に観光客らしき人は見当たらず、地元の人に愛されているお店のようです。

東京に帰る私の新幹線の時間やタクシーの手配などにも気を配って下さる素敵な女将さん、

御主人もいろいろと気を配って下さり、居心地の良いお店でした。

唯一、大半のメニューの価格が分からなかったので、会計前までは若干不安がありました(；´Д｀)


そしてお会計を済ませて店を後にした私は、お金をケチってタクシーの手配をお断りしていましたので、

新幹線に遅れないよう、広電の停留所を目指してダッシュしたのでしたσ(^◇^;)