私たちのような観光客には場合によってはハードルが高い店かも。 : いしざき

今回の広島旅行は、貯めてあったＪＡＬのマイレージの有効期限切れが迫ったので、行ったことのなかった唯一の県である広島県を訪れよう！ということで決行したものでした。羽田空港から広島空港へはマイレージの特典航空券交換で♪広島空港からリムジンバス（ダイヤは　http://www.hiroko-group.co.jp/kotsu/kousoku/limousine/jikoku.htm　）（片道1,300円/往復2,360円）券を購入し、所要時間約45分でＪＲ広島駅新幹線口まで乗車。

地下通路を経由して南側へ出て、広電の「電車一日乗車券」（600円）と翌日の宮島観光用の「一日乗車乗船券」（宮島口桟橋～宮島桟橋含む）（840円）を購入。広島市内を観光するには、広電（路面電車・一部電車区間あり）の路線図（
http://www.hiroden.co.jp/train/rosenzu/index.html　）これが大事。これを見ながら乗りこなすと便利です♪

食べログで知って興味を持ったお好み焼きの「いしざき」さんへは、広電5号線に乗り「比治山橋」電停下車。橋を渡って2本目を左、1本目を右へ行った次の左角にありました。当日は看板も暖簾も店の表になく、ここで合っているのか不安でしたが、何名も食べているのでそこだろうと。土曜日の12：45頃に2名で訪問。

入口のドアは左右二箇所開いていました。鉄板カウンターは凹型でカウンター内には男女1名ずつお店の方がいらっしゃいました。ちょうど2つ空席があったので腰かけようとしたら、「そこは他のお客さんがいる！」と男性のお店の方に怒られました。私には見えませんでしたが、誰か私には見えない何かが座っていたのかしら？それとも予約席ですか？仕方ないので一旦外に出て左の入口から入ってみました。入ってすぐ左のところに椅子が3つあり、1つに人が座っていたので、その人が次に座る人だったのかな？と想像してその人の隣に座って待ちました。しばらく経ってからその人は持ち帰りのお好み焼きを待っていることがわかりましたが。

そこに勝手に座ったのが悪かったのか、空席ができても、なぜか私たちはお店の人に着席の案内をしてもらえず、注文も聞いてもらえず。その後に訪れた常連さんたち5人ぐらいに次々に順番を抜かされてしまいました。待っている間は、入口でタバコ吸いながら持ち帰り商品を待つ人やら、食べ終わったあとに店の左隅でタバコ吸ってから帰る人やらの煙害に悩まされました。

45分も待った頃、もうお腹も空いてきたし、声をかけてもらうのを待っているのもバカらしくなったので、席が空いたタイミングで空席に座りました。そうしたら、後から来た人には水を出すのに私たちには水もくれません。何ででしょう？嫌われる人相でもしていたのでしょうか？？全く意味がわかりません。もしかしたら、お忙しいあまりに、店内で食べるのを待つ人と、持ち帰り商品を待つ人がいるので、混乱しているのかもしれません。銀行でもコンビニでもトイレでもライン並びに慣れた私たちには、この優先順位はどんなロジックなのか、よくわかりませんでした。

水は隣の男性は出されていたので「すいません、水はセルフですか？」と尋ねたら、その人には無視されましたが、店の女性に聞こえていたのか入れてくれました。ただ、他の人には水のお代わりはせっせと入れていたけど私たちにはそういう気遣いはありませんでした。

焼くのをじーっと見ていたら、右側の男性の方が会計や水出しなどをしない分、焼く要領はいいようで、きれいに焼けていました。左の女性の方は色々忙しいのでひっくり返したときに結構黒こげができていたりしました。まあソースをかけてしまえば見えなくなりますが。

私たちは、「そば肉玉子入（Ｗ）（490円）」を2つ注文。1つの方にイカ天（80円）を入れてもらいました。

メニューは他には、野菜入（380円）、肉入（390円）、玉子入（390円）、うどん入（380円）、そば入（380円）、うどん肉入（410円）、そば玉子入（410円）、容器代（10円）と書いてありました。

鉄板のお好み焼きの生地を敷くところには油はひかないのが「ほ～」と思いました。生地→かつお粉→キャベツ千切り（一部大きな部分もあり）→もやし→金色の缶に「味の素」と書いてある調味料を小さじ1杯分ぐらい→塩→胡椒→天かす→生地もしくは、鉄板の上で炒めたりコテで簡単にほぐした蒸しそばをのせ、豚肉を3枚ほどのせてひっくり返す感じ。玉子は空いている鉄板に割り落として一箇所つついてつぶして、その上にお好み焼きを乗せるような感じだったかな。

私が座った席の前の鉄板はまだ前の人が食べたそのままの跡が残っていて気持ち悪いなあと思っていると、どうやらできあがる直前になると、ビチャビチャに水を含ませた雑巾で拭く仕組みらしいです。

1時間ほどお待ちしてやっとありつけた、飛行機に乗って食べにきたお好み焼きは、夫の分は焼きそば部分がパリパリに焼けて美味しかったので満足だったそうですが、私の焼きそばの麺は火の通りが悪いのか、蒸しそばの塊を食べているような感じ。あと、キャベツがベチョベチョだったのが意外でした。こういうのが広島風なんですか～。広島風お好み焼きを体験できて嬉しい！夫は一味をかけて食べると美味しいと言ってました。コショーをかけて食べる人もいるようでした。

熱い鉄板の上にのったお好み焼きをコテで食べる方式なので、猫舌な私はボロボロ落とすし、上アゴは火傷するし大変・・。と思っていたら、戸棚に割り箸発見！お店の女性の方に「申し訳ありませんが、割り箸を一膳いただけないでしょうか？」とお願いすると、無言で割り箸と小皿を貸してくれました。感謝。

食べ終わったあと、電停へ歩いて戻る途中、ものすごく喉が渇きました。ソースの塩分だけでなく、グルタミン酸ナトリウムもナトリウムで塩分ですから、あれだけ入れればそりゃ喉も渇くはずですね。

こちらへ行ってみたい観光客の人は、店の入口で「店内で食べたいのですが、こちら何名です。」と、予めお店の方にご挨拶するとスムーズなのではないかしら？そうでないと、私のように広島に来て1店舗目だったのにもう帰りたくなってしまうような悲しい気持ちになってしまうのと、「食べログなんか見て店を決めずにガイド本を見て決めればいいのに」と夫に攻められ夫婦喧嘩に発展！なんてことが防げるかもしれませんョ♪♪♪