天ざるそばが今時1,480円は驚異のコストパフォーマンスです！！ : 地粉そば処 みのり

地粉そば処 みのり

浅間牧場前の蕎麦処

2023年10月17日現在　食べログ評価　3.46

軽井沢二泊三日の旅。
2日目は北軽井沢にある鬼押出し園と浅間牧場へ。
北軽井沢は長野県ではなく群馬県だったって知ってましたか？
北軽井沢は群馬県吾妻郡長野原町に位置しています。
軽井沢という地名は長野県だけだと思ってましたが…
でも群馬県でも「長野原町」とはこれ如何にww
要するに浅間山を挟んで北麓の一帯で、長野側から観る浅間山とは異なる顔つきなのが興味深いです。
そして、何と言っても「鬼押出し園」が絶好の観光スポットなんです！！！

鬼押出し園は天明3年 (1783年)に起こった浅間山の大噴火によって生じた溶岩が織りなす大自然の驚異で、それを目の辺りにすることができます！！
浅間山の北側に大量の噴出物を堆積させたゴツゴツとした溶岩は「鬼押し出し」と呼ばれていて、現在ではジオパークとして観光地と化していますが、この噴火により1,624人の尊い命が奪われる大災害だったそうです。
そんな大自然を約1時間ほど歩きながら体感出来てけっこう感動モノでした！
途中熊出没注意の立て看板がやけに気になりましたが…

鬼押出し園の次は浅間牧場へ。
浅間牧場も北軽井沢にあります。
標高約1300mの高地に約798ヘクタールの広大な敷地。
異なる角度から違う表情の浅間山を望め、高原の景色を楽しんだりもできます。
この日は残念ながら不運にも定休日だったので、動物たちと触れ合うことはできませんでしたが、大自然に癒されることはできました。

そして予め妻が牧場のそばでランチができる店を見つけてくれていたので、そこで食べることとなりました。
浅間牧場のそばの蕎麦（爆）
信州ではなくここは上州（群馬）ですが「信州そば」がいただけるらしいです。

地粉そば処 みのり
こちらの特長は地元の農家からスタートし、蕎麦の実を自家脱穀し、２台の石臼で自家製粉し浅間山麓の天然水を使って手ごねした二八蕎麦とのこと。
天ぷらには地元の野菜を使用し、体に優しいという平田産業のこだわりの油をブレンドして揚げてあるそうです。

和風のモダンな平屋建てで、洗練された印象が。
古民家・民芸風とはちょっと違う和食レストランの趣ですね。

店舗前に広い駐車スペースを持っているので車でも安心です♪
大型バスも停められるため、団体さんの利用もありそう。
店内はテーブルが9卓と座敷にも9卓ほどあり、最大で80名の収客能力を誇っています。
そのあたりをどう捉えるか？ですかね。
ただ、スペース的にはゆったりめで落ち着けますけどね♪

テーブル席に案内されました。
4人掛けでゆったり♪
お茶のサービスがありましたが、残念ながら蕎麦茶ではなく…
私の勝手な思い込みとしてイイ蕎麦屋は蕎麦茶を提供するというのがあって…
でもこちらの面白いところは、蕎麦湯でほうじ茶を煎じていること。
まあこれは珍しいかなと。
蕎麦アレルギーのある方は要注意ですね。
ちなみにセルフサービスで冷たくて美味しい水の提供もあります。
飲んでみたけど旨かった～！！
天然水かな？

まずはメニューを拝見。
・天ざるそば　1,480円
・野菜天ざるそば　1,340円
・くるみそば　1,150円
・えごまそば　1,150円
・とろろそば　1,150円
・ざるそば　880円
・もりそば　860円
・天ぷらそば　1,290円
・とろろそば（温）　1,150円
・山菜そば　1,150円
・かけそば　860円
・天重　1,480円
・野菜天重　1,340円
値段を見て感じたことは、もり・かけは安いとは言えないのに、天ぷらモノが異常に安いぞということ！！
今時、天ざるが1,480円だなんて(^O^)／
それも観光地なのに、ですよ。
平気で2,000円を超える処だってあるのに、ですよ！！
もちろん美味しければ、の話ですが。

妻は最初から「くるみそば」1,150円
私はそのハイコスパな「天ざるそば」1,480円
合わせて2,630円　＠1,315円
天ぷらはシェアしようと思い、これが最善の策であろうと。

お茶請けに「切り昆布と椎茸の煮物」を出していただけるのは実にありがたかったです！！
こういうおもてなしは凄くイイ♪

くるみそば
まずはトレーに小さめのすり鉢に砕いてある胡桃。
そしてそばつゆの徳利と薬味。
まずは胡桃を木曾桧の棒で一生懸命すり潰します。
そこにつゆを少量入れて更に念入りに。
まったりしたら好みのつゆ量を足して「胡桃ダレ」の完成！
そして後から来た「もりそば」をつけて食べる♪
薬味は葱（少なッ）山葵、おろしの3種をお好みで。
この胡桃ダレが濃厚でまったりとしてウマウマ。
ゴマを混ぜたりしていないので純度100％の胡桃風味が口いっぱいに広がります。
そして蕎麦のボリュームがかなり多め！！
これで1,150円は決して高くはないです。

天ざるそば
天ざるも1,480円なのにボリューム満点！！
こちらの蕎麦は「ざる」仕様で刻み海苔が載っています。
天ぷらは海老を中心に、ししとう、舞茸、えのき、茄子、南瓜、じゃがいも、大葉、小さなかき揚げ。
凄いボリュームです。
2人で分け合って丁度イイかな。
天つゆが別に付くのでそばつゆを汚さないで済むのも○♪
挽きぐるみの蕎麦はやや色黒で、そのまま食べると甘さが口に広がります。
更に山葵と食べると甘さが増し蕎麦の風味も楽しめます。
ただし水切りはあまめ。
つゆはすっきりとした辛口ミドルに鰹の風味。
とにかく蕎麦のボリュームが凄い！！
大盛りにする必要なし。
妻は持て余してました（爆）
伸びるのが比較的早いので頑張って食べましょう。
天ぷらの衣はカリカリ系。
野菜はイイと思いました。
小さなかき揚げが変わっていて、たぶんキャベツ、葱、玉葱あたりで、なんとなくお好み焼きっぽいような。
蕎麦湯もあります。

朝食がっつりで昼食もボリューミー。
この時点で夕食の戦意喪失（爆）
それくらいボリュームたっぷりで1,480円の天ざるは驚異のコストパフォーマンスと言えるでしょう。
この日は平日だし、牧場が休日とあって、並ぶほどの混雑ではなかったものの、ソコソコ賑わっていたので、繁盛期や週末はかなり混むのでは！？

ちなみに12月～3月の厳冬期は蕎麦大盛り分サービスだそうですよ。
寒い時季に行く機会はナイかな～

※本日のイメージはこの曲♪
Metabolist 「Identify」
https://www.youtube.com/watch?v=4NHZVwsjhlQ

味偏差値　58
居心地度　59
食べログ評価＝体験判断

常連向き　□□□□■　一見向き
男性向き　□□■□□　女性向き
庶民向き　□□■□□　高級志向
ハイＣＰ　□■□□□　ローＣＰ