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食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店
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コンヴィヴィアリテ・イチノセさんでHAPPY BIRTHDAY TO ME
誕生日のお祝いをコンヴィヴィアリテイチノセさんで・・・
今年の一月に初訪店したこちらのお店。
ペアリングが忘れられずまた行きたいと思っていたところ、誕生日のお祝い・・・という事で、連れが予約してくれました。
6時半に到着!
先客一組…後にもう一組来ます。
相変わらずスタイリッシュな店内です。
クロークには軽井沢の名店「シェ・草間」のシェフから10周年のお祝いの花が飾ってあります。
今回は予約の段階でワインのペアリングをお願いしてあるのでスムーズです。
<あん肝 エビ ゆず>
あん肝のプリンにエビを混ぜ込み、柚子の風味を付けたものです。
エビのプリプリした食感が良いアクセントになります。
柚子の風味を付けたことにより、濃厚でまったりとしたあん肝のプリンが爽やかな味わいになってます。これにはスタートからノックアウトです
乾杯のワインはロワールのスパークリングです。
リンゴのアロマと味わいを持つ美味しいスパークリングです。
<鯛 ほおずき パプリカ>
鯛のカルパッチョにほおずきのソースを合わせてます。
鯛の下にはアボガドとパプリカを合わせた物が敷き詰められています。
通常は酸味のあるソースで合わせられることの多いカルパッチョですが、こんな風に甘いソースでも合うんですね・・・。
これに合わせたワインが
「シャトー アルジャンティー アラリック ブラン オーガニック 2018」
ラングドック・ルーションのワインで、グルナッシュ・ブランを中心にブレンドされています。
フルーティーで酸味はあまり感じられず、ほおずきの甘いソースにピッタリと合います。
<バロティーヌ 上州高原鶏 モチ豚 キノコ>
上州高原鶏、もち豚、キノコで作ったバロティーヌが出てきました。
このバロティーヌには赤ワインを合わせてくれました。
「エンジェル・カット オールド・ヴァイン・ジンファンデル 2016」
カリフォルニアワインです。
濃厚だけど、口当たり良く飲みやすい、カリフォルニアらしいワインです。
<キクイモ>
どんな料理が出てくるのかと思ってたら、キクイモのポタージュでした。
中に牡蠣が入ってます。
前回の食事では、白菜のポタージュに牡蠣が入ってました。
こちらのシェフは、牡蠣をポタージュに合わせるのが得意なようですね。
<本日の鮮魚 ソースシャンパーニュ>
鮮魚はスズキでした。
付け合わせはほうれん草です。
クリーミーなシャンパンソースが実に美味しいです。
これに合わせたのが、
ラ・クロワザード レゼルブ シャルドネ 2019
ラングドッグ・ルーションのワインです。これ、前回のペアリングにも登場したワインです。
フルーティーで濃厚、アプリコットのアロマを感じます。南フランスらしいワインですね。
シャンパンソースと実にピッタリです。
<上州牛>
実は前回肉料理はチョット固くて残してしまったのです
その時と同じ上州牛のランプ・・・はたして・・・
と、なんと柔らかい! 確かにヒレとは違うランプならではの歯ごたえはあるのですが、固いというわけではなく、口の中でほぐれていく感じなのです。そして噛むほどに奥深い味わいが広がります。
シンプルですが、奥深い肉料理でした。
肉に合わせてくれたのがこれ・・・
ドメーヌ・ド・フェラン コート・デュ・ローヌ キュベ アンティーク ヴェイユ・ヴィーニュ 2016
ローヌの赤です。
グルナッシュ主体でシラーなんかもブレンドされているようです。
最初バニラの香りが来て口に含むと果実味が広がります。
柔らかな味わいの赤です。
お口直しに葡萄酢が出てきました。
ん・・・?これってココファームのベルジュじゃね?
<洋ナシ チョコレート シナモン>
デセールは洋ナシにチョコレートアイスにチョコレートソースです。
アイスの上にシナモンが振りかけられています。
ペアリングとは別に、デザートワインを追加しました。
シャトー・ラ・ローザック2017です。
やはりデザートワインがあるとデザートがより引き立ちます。
<小菓子>
最後はハーブティーとプティフールでフィニッシュです。
素晴らしい料理に素晴らしいワイン・・・大満足でした。
フランス料理において、ワインと料理は対等の立場にあります。
なので料理一品に対し、それに合ったワインを飲むのが最もフレンチを楽しむ良い方法なのです。
しかし、ペアリングはそれ相応のワインの知識とストックが無いと成り立ちません。
なので、こんな田舎町のお店でこんな素晴らしいペアリングを味わえるなんてホントーに幸せです。
そして、前回の肉料理のリベンジも見事に果たしてくれました。
コンヴィヴィアリテイチノセは隙のない完璧なフレンチレストランです。
行きたかったコンヴィヴィアリテ・イチノセさんへ初訪店
色んな所で噂を聞いていたコンヴィヴィアリテ・イチノセさん・・・。
市内からかなり離れているので、帰りの代行代だけでも大変だ ということでなかなか訪店できなかったのですが、今回意を決して初訪店の運びとなりました。
場所は、ナビがあるから大丈夫だろうとタカをくくってたのですが、ナビの通りに行くと、田んぼのど真ん中のとんでもない場所に・・・w 周りになにも無ーい
慌てて電話して確認したところ、場所は全く違うところに・・・(このクソナビ信じられんな・・・オコっ!)
そしてようやくたどり着きました・・・
住宅街の中に突如現れたスタイリッシュな建物!
ここは青山か、代官山か・・・といった雰囲気です。
ここの奥様と思われる綺麗な方に案内していただきダイニングへ・・・
先客は家族連れが一組、ダイニングも超スタイリッシュです。
テーブルにはメニュー表が・・・食材の名前だけ書いてあるため、どういった料理が出てくるのか・・・想像するしかありません。
テーブルの脇にあった小さなショットグラスに入った錠剤・・・何だろうと思ってたのですが、お湯を注ぐとみるみる大きくなってw なんとおしぼりだったのです!
ドリンクは、当然ワイン・・・という事になるのですが、田舎のお店なので、ワインのペアリングは無理かな~・・・と思い、ダメもとで聴いてみたところ、なんとOKとの事!
という事で、ワインはペアリングにしてもらいました。
最初にサーブされたのは、クレマン・ド・ロワール・・・ロワールのスパークリング・ワインです。
<アミューズ・ブーシュはキッシュ>
フレンチでは定番の料理ですが、サクッとして香ばしくて、食事のスターターとしてはピッタリです。
<ズワイガニ カリフラワー コンソメ>
続いて出てきたのは、カリフラワーのムースの上にズワイガニとコンソメのジュレをトッピングしたもの。
メニューを見た瞬間にこの料理が頭に浮かびましたが、予想通りでした。
フレンチでは定番のカリフラワーのムースですが、信じられないほどクリーミーなムースでした。
<ブリ ルッコラ くるみ>
これは、ブリのスモークのカルパッチョでした。
脂ののったブリをスモークしてクルミ、ルッコラと合わせてあります。
これに合わせてくれたのが、ドイツの白ワインで、「ドイチェス・ヴァイントア ソーヴィニヨンブラン」
グレープフルーツの爽やかなアロマがブリの美味しさをさらに引き立たせてくれます。
ドイツの白というと、リーズリングを思い浮かべますが、ソーヴィニヨンブランは初めてです。
<地産ハクサイ カキ>
これは白菜のポタージュでした。長ネギを素揚げにしたものがトッピングされています。白菜のポタージュは初めてです。
そして、中には何と、牡蠣のムニエルが潜んでました。これは美味しいぞ!
これに合わせたのが、「ラ・クロワザート シャルドネ 2018」
南フランスのラングドック・ルーションのワインです。実にフルーティーで果実味豊かな白です。
<本日の鮮魚>
魚料理は、鰆のポワレ・・・ソースはムール貝のソースだそうです。
皮はパイパリ、身はふっくらで、クリーミーで深い旨味のソースが淡白な白身魚の旨味を引き立てます。
これに合わせてくれたのが、「ドメーヌ・デュ・サルヴァ ”ドゥレイユ” シュヴェルニー」
ロワール地方の白ワインで、シャルドネとソーヴィニヨンブランのブレンドという珍しいワインです。
勿論、鰆のポワレに絶妙に合いました・・・
<上州牛>
肉料理は、上州牛のステーキ 赤ワインソース添え
これが本日唯一食べきれなかった一皿・・・
部位は腿肉かランプだと思いますが、歯の治療中だったため、ちょっと硬く感じてしまい、食べきれませんでした
肉の火入れ、旨みは十分だっただけに残念な事をしました。
合わせる赤ワインは、「シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ2014」
ボルドー右岸のワインで、メルロー主体のワインです。
デセールの前にお口直しの柚子のグラニテが登場!
お口をさっぱりさせます。
<りんご パイ ラムレーズン>
デセールは、リンゴのタルトとラムレーズンのアイスです。
デザートワインは、貴腐ワインを2つ・・・「シャトー・ラ・コサード 2015」ソーテルヌの対岸にある、サントクロワデュモンのワインです。
そして、もう一つが、なんとソーテルヌの貴腐ワイン!「カステルノー・ド・スデュイロー ソーテルヌ2005」
琥珀色で何とも深い味わいの貴腐ワイン・・・。めっちゃ美味しかったです。貴腐ワインにハマりそう( ;∀;)
<小菓子>
ミニャルディーズはマカロンともう一つ何か付いてました。説明を聞いたのですが、酔っていて忘れました(;'∀')
ハーブティーと一緒に頂きフィニッシュ!
食後、シェフが出てきてくれて、色々お話しましてくれました。
こちらのシェフはまだ若い方ですが、クィーンアリスや代官山のパッションといった一流店で修業しており、その経験が見事に生かされているなと感じました。
ワインのセレクトも素晴らしく、最後は貴重なソーテルヌのワインまで出していただいて、感謝です。
北関東の田舎町にいる事を忘れてしまう非日常を堪能することが出来ました。
一年に一回は来たい・・・そう思わせてくれるお店でした。
ご馳走様でした!
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冷やっこ75713
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店名 |
コンヴィヴィアリテ・イチノセ(Convivialite Ichinose)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
0276-49-5784 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
車で太田中心部から国道122で足利方面へ。 山前駅から1,649m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
20席 (4人掛けのテーブル席が3ヶ所、他に個室が1室有り。) |
---|---|
個室 |
有 (6人可) 室料2,000円 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、ソファー席あり、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年12月 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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毎年この時期になるとこちらのレストランにやってきます。
北関東の田舎町にハレの日をお祝いするのにこれほど適したお店はそうそう無いでしょう。
今回は、私の誕生日のお祝いで、連れが予約してくれました。
1年ぶりの訪店でしたが、その間に若い女性のスタッフが加わったようです。
奥様は相変わらずお綺麗でした。
今回のコース内容はこんな感じでした。
<セルフィール ウニ コンソメ>
濃厚なウニの旨味がシャンパーニュにマッチします。
<カリフラワー スミイカ セロリ>
カリフラワーのムースの周りに昆布のジュレ、ムースの上にスミイカが、セロリとカリフラワーにサンドされる形で乗っています。いろんな食感、色んな味わいが楽しめる完成度の高い料理です。
<カスレ>
カスレとはラングドック地方の郷土料理で、豚肉と白いんげん豆の煮込みのことです。
それをパリッとした生地に包んで仕上げた新しい解釈のカスレです。
<マッシュルーム 季節のキノコ>
マッシュルームのポタージュにムース、そして生のマッシュルーム・・・そしてとどめは黒トリュフのトッピング!
黒トリュフの芳醇な香りが堪りません。
<オマール海老 アスパラ パンベルデュ>
アスパラとありますが、スナップエンドウのようです。
パンベルデュとは、いわゆるフレンチトーストのようです。ソースはアメリケーヌソースです。
オマール海老は抜群の火入れです。
<本日の鮮魚 ソース・ブイヤベース>
本日の鮮魚はサワラでした。
ブイヤベースソースが美味しい!
これに合わせてぺルノーの水割りを頂きました。
<上州牛>
メインはもちろん上州牛のフィレ肉です。
スティックセニョールが付け合せです。
そして、ここにも黒トリュフの香りが・・・堪りません。
<ビーツ アイスクリーム>
アヴァン・デセールは、綺麗な色のビーツのアイスクリームです。
さっぱりした味わいでメインのデセールに繋げます。
<洋ナシ キャラメル カシス>
そして、バースデープレートに乗ってデセールが登場!
キャラメルのクリームの中に洋ナシのコンポートとカシスが潜んでいます。
<ミニャルディーズ&紅茶>
合わせたお酒
<シャンパーニュ ド・ヴノージュ・コルドン・ブルー・ブリュット>
<赤ワイン ミネルヴォワ ロ・ド・ラヴィ 2019>
<白ワイン ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュール リー V.V. ベルナール エ ドミニク マルタン 2021>
<ペルノー水割り>(シェフのサービス)
<赤ワイン ロッソ・デ・ノートリ 2021 トゥアリータ>
<ケルナー・シエスタ2021>(これもシェフのサービス)
本日の鮮魚に合わせてぺルノーの水割りを持ってきてくれた時はビックリしました。
ぺルノーはブイヤベースに欠かせないお酒なのですが、飲むという発想が無かったので、初ぺルノーとなりました。
水で割ると白濁した感じになりますが、まろやかになり美味しかったです。
最後、代行が予想以上に早く来てしまったため、食後の紅茶をゆっくりと味わうことが出来ず、慌ただしくお店を後にしたのが残念でした。もう少しゆっくりとシェフや奥様とお話がしたかったです。
今回も最高の雰囲気で、最高の料理とお酒を頂き、最高の誕生日を迎えることが出来ました。
ご馳走様でした。