ミミーの群馬味噌カツ道中記 ～まだ見ぬ味噌カツたちへ～・第2回　太田・柳ケ瀬編　～上州の美味しいお店を巡って～ 　 : 柳ケ瀬

2016.6.1に寄らせて頂きました。
桐生市の広沢町7丁目の信号から南へ200M程の所にあります。

味噌カツといいますとやはり東海地方が盛んですが北関東の群馬県にも意外と多いのは知っているでしょうか？
群馬には甘い味噌ダレを塗ってから焼く「焼きまんじゅう」が盛んですので、その影響があるのかもしれません。
今回は全部同じ日に回ったのではないのですが3店舗ほど紹介する「ミミーの群馬味噌カツ道中記 」。
第2回は太田市にある柳ケ瀬様です。

4月に田吾作様に寄ろうとした時に道を間違えてしまいました。
国道50号まで出てしまったのですが、その時に今回の口コミを致します柳ケ瀬様の前を通り
「ここに柳ケ瀬の支店があったなんて・・・」
と思わず呟いてしまいました。
国道50号沿いにある柳ヶ瀬本店様の方は頻繁に前を通っていて看板に書いてある
「関西風とんかつ」
とはどういう物なのか？と通る度に思っていました。

当日は本店を先に行くか迷ったのですがこちらの方が遠いので柳ヶ瀬の支店の方を先に行く事にします。
この日は有給休暇を取っているので時間的にも問題は無いのですが3連食の為に早めの9時に高崎をミミー号MK-2(自転車)で出発。
道もお店の位置も一度行ってわかっているので北関東自動車道の側道沿いを走って行く事にしするのですが・・・伊勢崎ICの所で道が途切れているのです(汗)。
「なんだよ、よ、この道！あれあれ！よけろよけろ！行き止まりになってんぞ！」
いつも一緒のウサギのキーホルダーが妄想内で言うので
「ありゃ！・・・道がわからなきゃ、このまま突っ込むぞ！」
と呟いたら
「そんなああああああ！！神様！！！」
と奴はひきつった顔をして後悔してしまいます(元ネタ・逆襲のシ○ア、笑)。
仕方なく大幅に遠回りして再び北関東自動車道の側道沿いを走って行きますが、道感が全然ない為にどのあたりを走っているのか不安になります。
「くそッ！あんな道に気をとられて！」
と暑くてイライラして、ニュータイプ研究所所長にして作戦士官殿のように水のペットボトルを投げつけたくなりますが(元ネタ・逆襲のシ○ア、笑)、水がないと脱水症状をおこすので我慢してペダルを漕ぎ続ける事、2時間以上・・・。
やっと以前に間違えた道に再び辿り着き
「ミミー号、いけッ！忌わしい記憶とともに！」(元ネタ・逆襲のシ○ア、笑)
と思いながら最後のひと踏ん張りでペダルを漕ぎ、何とか11時半前に「関西風とんかつ」と看板が出ているお店に到着致しました。

中に入りますと地元の方みたいなお客様が
「トンカツもいいけどお刺身もなあ・・・」
と呟いていました。
今回は3連食の最初でしたので特上とんかつ定食(大盛)を注文。
その上の「超特とんかつ定食」があるのですが、それは次回の逆襲(再訪)時にする事にしてゆっくり待ちます。
ですが、いつも一緒のウサギのキーホルダーは気に入らないらしく
「超特と言う位なんだ。食べてみる価値ありますぜ」
と妄想内でギラ・○ーガのパイロットみたいな事を言うのですが(笑)
「駄目だ、3連食だとオーバーロードで自爆するだけだぞ」
とアク○ズを押し返すという奇跡を起こした連邦のニュータイプみたいな事を言ったら(笑)、気立ての良さそうな奥様が料理を運んで来てくれました。

特上とんかつ定食もお肉が厚く、肉汁が滴り落ちてくるほどです。
特製の味噌ダレを付けて食べてみますとトンカツとタレが最高のハーモニーを奏でて、初めてでも食べやすくとても美味しいのです。
トンカツは大きめに切ってあるので食べ応えが有り衣はフワッとしていて、お肉は丁寧に叩いているので柔らかく嬉しくなってしまいます。
今回の美味しいポイントはやはりタレでここのは関西風のタレは赤味噌をベースで出汁や砂糖、みりんを混ぜてあるかなり甘めの味付けですがトンカツのジューシーさに負けていない為に箸が進んでいきます。
小鉢も沢山ある為に箸休めに何を食べるか悩んでしまう程でした。
こうして、関西風を堪能しながら難なく完食してしまいました。

お店の中はテーブル席とお座敷が有り、かなり広いです。
ここも残念なのは以前は平日はコーヒーがサービスでしたが現在は100円かかりますので注意して下さい。

関西風の味噌カツも自分好みの味で2時間半近くかけて高崎から来た甲斐はありました。
この特上とんかつ定食も1260円と比較的安価ですし、更にお得なランチメニューも多数あります。
今回のお店は道を間違えなければわからなかったので神に感謝しています
暑かったのですが、暖かく安心を感じながらお店を後にしました。

美味しい料理は人に元気をくれます。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。