ピッツァの完成度は今一歩!なれど…全体のバランス感はGOOD : Pizzeria Antimo

2017年3月追記。
ランチタイムに2名で再訪。
平日にもかかわらず店内はお客さんでにぎわっています。
12時半の時点でほぼ満席でした。

今回はカラブレーゼ(チェリートマト・ンドゥイヤ・モツァレラ・グラナ・自家製ソーセージ・バジル)1,350円とビアンカネーヴェ(モツァレラ・グラナ・水牛リコッタチーズ・黒コショウ・ルッコラ・生ハム)1,800円をチョイス。
2枚ともトマトソースなしのピッツァを選んでしまいましたが(いつもは2種類食べるときはなんとなくトマトベース・モツァレラベース1枚ずつ頼むことが多いです)、まあいっか。

どちらもデザートつきのセットにして、ティラミスとチーズケーキをそれぞれ注文。
オーダーを終えたあとに別メニューのスフォリアテッラ(500円)が気になり、せっかくなのでそちらも注文することに。40分かけて焼き上げるナポリ名物のパイ菓子だそうです。

さらに前菜メニューから海老のセモリナ揚げ(680円)も追加。うん、食べ過ぎですね!笑

まずはサラダがテーブルへ。
内容は前回と同じ。レタスとフリッタータ、ハムとにんじんマリネの小さな盛り合わせです。

サラダに少し遅れて海老のセモリナ揚げもサーブされました。
いい色に揚がった海老はカリッと香ばしく、ほどよい塩加減で後を引く美味しさ。レモンをかけるとさっぱり頂けます。
これまで前菜にフリットを頂いたことはなかったのですが、なかなかいいかも。気に入りました!

メインのピッツァはカラブレーゼ、ビアンカネーヴェの順番にテーブルへ。
注文のときにどちらを先にお出ししますか?と聞いてくれるあたり、ピッツァ喰いのココロ(?)を分かってますね!
素晴らしいです笑

カラブレーゼは辛みと旨味のバランスが良く美味しい。
トマトソースなしですがチェリートマトの酸味がいい感じ。
モツァレラはもちろん、グラナの風味がいいアクセントになっています。
ただやはり、ジューシーさ、濃厚さが足りないかな。これはこれでアリなのですが…。

ビアンカネーヴェはルッコラの苦味と生ハムの塩味がよく合っています。
さっぱりとしたリコッタの口当たりもいい感じ。

どちらも個人的にはあと一歩!というところですが、「軽い」テイストのピッツアとしてはうまくまとまっていると思います。

デザートもいい感じ。
特にステルフォッザは是非食べていただきたいオススメの一品に決定!
三角形の薄い華奢なパイ生地の中に、熱々のクリームがたっぷり詰まっています。
シナモンが香る甘すぎないクリームと、さくさくのパイが絶妙なハーモニー。これは幸せ。。。
是非焼きたてを味わってみてください!

今日もご馳走さまでした。
野菜のテリーヌ、子羊のグリルなどアラカルトも気になるメニューがたくさん。次回はディナータイムにお邪魔します!

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群馬県初の「真のナポリピッツァ認定協会」認定店が地元桐生市にできたそうな。
ピッツァ食べ歩きをライフワーク(大げさ!笑)とするわたくしとしては、行かないわけには参りません!
ということで、年明け早々日曜日のランチタイムに3名でお邪魔してきました。

お店は桐生市内の本町通りに面しています。すぐ隣の有料駐車場に停めて駐車券を持参すれば駐車料金は無料になる模様。
あらかじめお電話して席のみ予約しておいたのですが、12時過ぎに到着すると既に店内はお客さんでいっぱいでした。
女性6人、家族5人など比較的大人数のグループもちらほら。人気ぶりがうかがえます。

店内は白とオレンジを基調にした色あいで統一されており、爽やか&ポップな雰囲気。
テーブルや椅子、グラスなどは軽い素材のものが使われていて、かなりカジュアルな印象を受けます。

一方、入口すぐのところに置かれた薪釜は(当たり前ですが)本格的。
ピッツアイヨーロさんと思われる男性がきびきびと窯の前で生地を伸ばしています。

席に案内していただき、メニューを拝見。
ランチタイムはピッツァ、パスタを選んでセットにするスタイル。
サラダとドリンクのセットはピッツァ/パスタの値段+150円、デザートつきだと+450円。
アランチーニやカプレーゼ、生ハム盛り合わせなどのサイドメニューも10種類ほどあります。

パスタフレスカを使用しているとのことでパスタもかなり気になったのですが、ここはやはりピッツァを堪能せねば!と思い3セットともピッツァを選択することにしました。

色々悩んでロマーナ(マルガリータ+アンチョビ・オレガノ　※値段失念)、おすすめメニューよりエスターテ(マルガリータ+ンドゥイヤ・チェリートマト・カラブリア唐辛子・サルシッチャ)1,500円、チンクエフォルマッジオ(モツァレラ・グラナパダーノ・ゴルゴンゾーラ・リコッタ・タレッジオ)1,800円をチョイス。フォルマッジオは+100円ではちみつを追加します。

3つのうち2つはデザートつき、1つはサラダ&ドリンクのみのセットに。
ピッツァは1枚ずつ順番に焼いてくださいとお願いしました。

すぐにセットのサラダがテーブルへ運ばれてきます。
レタスとサラミ、小さなフリッタータ、キャロットラぺの盛り合わせ。
量はこじんまりとしていますが、ひとつひとつの味はしっかりしていてなかなか好印象。
これはピッツァが楽しみです。

お喋りしつつ待つこと10分弱、まずはロマーナが焼き上がりました。
ランチピッツァとしてとはまあまあの大きさ。もう少しインパクトのあるサイズだと嬉しいですが、日本のピッツェリアとしては標準的なサイズかと。

早速焼きたてを頂きます!
コルニチョーネの膨らみ、香ばしさはまずまず。生地とソース、具のバランスも悪くありません。

ただ、もっちり感、とろっと感は今ひとつ。特に中心部のジューシーさに欠けます。
軽ーく頂くにはいいけれど、ちょっと物足りない感じが残るかな。決して悪くはないのですが…
ベストな状態のピッツアを100点とするなら75点!といったところでしょうか。

エスターテ、フォルマッジオも同様の印象でした。
バランス良くまとまっているのですがいかんせん濃厚さというか、全体が溶け合う感じが足りず。
良くも悪くも「若い」ピッツァだなあ、という印象を受けました。うーん、惜しい!

とは言え、ナポリピッツァにきちんと向き合っている職人さんが作ったピッツァであることは間違いありません。
文句なし!とはいきませんがまた食べに来てみようかな、と思える味です。

ピッツァのバランス感、サラダやデザートのセンスなど全体的な印象は良いので、前菜やパスタ、肉料理などピッツァ以外のメニューも楽しめそう。
次回はピッツァ以外も頂いてみようかな。
今後に期待しています!