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「虎二郎」大〔麺の量 450g〕 930円「大盛 × 2」200円(税込)〔麺の量合計 650g〕「肉増し」300円「味玉」100円(税込)
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「肉増し」「味玉」上から。確かに、麺が見えないほどのたっぷりの野菜、、、まあ、実際、少なくはなかったが、たっぷり? と言えるかどうかはまた別の話だ。見た目の姿形に騙されてはいけない。
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「肉増し」「味玉」真横から。盛り高は 17cm。写真で見る限りのビジュアルからは、圧巻のボリュームとして目に映るであろう。が、実物を目にした感想は「えっ? たったこれだけ?!」であった。
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「肉増し」「味玉」接写。大量の「背脂」と「ニンニク」は、通常の「二郎インスアパイア」点の「脂増し・ニンニク増し」のレベルが載せられている。この量は、私には嬉しい限りだ。
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「肉増し」「味玉」麺リフト。こちらの麺は「オーション麺」ではないようだ。麺は機械打ち角刃麺でやや縮れの入った太麺であるが、「つけ麺」系に比率を置く店舗で使われている麺に近い。
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「肉増し」「味玉」チャーシューリフト。その厚さゆえに充分な肉質感が噛み切る瞬間に味わえるのだが、口腔内に移るとほろほろ感が出てく点は、『横浜家系ラーメン 虎壱家』とほぼ同じであった。
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「味玉」は、黄味の半熟度が NG、これは煮過ぎである。ここまで茹でてしまうともはや茹で玉子の域である。パサパサした食感にガッカリした。(T^T)「肉増し」「味玉」味玉拡大。
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「肉増し」「味玉」メンマ拡大。メンマに関しては、朝敵には先ず先ずで、そこにサービス精神は感じた。味わいは特筆すべきものは感じられず、極々普通の味わいと言えよう。
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『らーめん・つけめん 虎心(とらしん)』食券販売機拡大。
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『らーめん・つけめん 虎心』食券販売機
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『らーめん・つけめん 虎心』メニュー説明
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『らーめん・つけめん 虎心』店舗外観
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『らーめん・つけめん 虎心』店舗入口
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『らーめん・つけめん 虎心』大看板
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『らーめん・つけめん 虎心』駐車場案内
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『らーめん・つけめん 虎心』営業時間
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『らーめん・つけめん 虎心』店舗内観「お座敷席」
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『らーめん・つけめん 虎心』店舗内観「カウンター席」
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『らーめん・つけめん 虎心』テーブル付属の各種調味料類
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『らーめん・つけめん 虎心』ウォーターサーバー
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『らーめん・つけめん 虎心』店内に置かれているコミックス
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『らーめん・つけめん 虎心』お客様各位へのおねがい
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『らーめん・つけめん 虎心』禁煙
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『らーめん・つけめん 虎心』お土産つけ麺はじめました!!
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「虎二郎」大〔麺の量 450g〕 930円「大盛 × 2」200円(税込)〔麺の量合計 650g〕「肉増し」300円「味玉」100円(税込)総重量(実測値)1,793g。うち麺・具材重量 1,516g、うちスープ重量(麺・具材等完食後)277g。
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「虎二郎」大「大盛 × 2」〔麺の量合計 650g〕「肉増し」「味玉」チャーシュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 30g、2枚目 33g、3枚目 46g、4枚目 40g〔合計重量 149g〕
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【 (238) メガ盛行脚レビュー その169】
新年早々の訪問店としては、「家系ラーメン」店、「二郎インスパイア系」ラーメン店、『ラーメンショップ』、その何れかがよろしかろうと考えた。さて何処にしようかと思った時に、昨年末に訪問した『横浜家系ラーメン 虎壱家(とらいちや)』〔群馬県伊勢崎市赤堀今井町1-204-2〕の関連から、その店主のルーツとなるこちらに思い至り、こうして新春早々の訪問となった。
『らーめん・つけめん 虎心(とらしん)』
群馬県みどり市大間々町大間々371-1
0277-72-0550
群馬県前橋市「千代田町3丁目」交差点を起点とし、桐生市「本町5丁目」交差点に至る主要地方道、群馬県道3号前橋大間々桐生線は、赤城山南麓の各市町を経由し、ほぼ全線で「上毛電気鉄道 上毛線」と平行している。この道筋を前橋市街地方向から東進し、前橋市大胡町「大胡駅」手前で「上毛電気鉄道」を跨いでその南側を走行し、粕川町「膳駅」手前で再度跨いで北側を走行、新里町「新川駅」過ぎで更に跨いで南側を走行しつつ、そこからしばらく桐生市相生町「天王宿駅」手前までは「上毛電気鉄道」と道筋は離れる形となる。「新川駅」過ぎの踏切からそのまま道なりにどんどん 1,500m 余り東進すると、踏切を通過してから三つ目の信号があるが、その信号から更に 150m 余り東進した道路左手(北側)に『らーめん・つけめん 虎心』はある。ここから更に 150m 足らず東進してしまい、みどり市大間々町の「諸町」信号交差点まで行ってしまうと通り過ぎてしまったことになるので注意されたい。
実は、こちらの元店主が赤堀に出店し『横浜家系ラーメン 虎壱家』として、現在営業している。「二郎インスパイア系」ラーメン店店主が経営する「家系ラーメン」店と言うのも、なかなかに面白いのだが、そこそこの「家系ラーメン」を食すことが出来る上に、レギュラーメニューに「豚骨魚介つけめん」860円(税込)や「野菜らーめん(虎二郎系)」890円(税込)も存在していて、『らーめん・つけめん 虎心』の味わい、即ち「二郎インスパイア系」も同時に堪能することが出来る店舗となっている。
結局のところ、両店は姉妹店としての位置付けになるのであろうか、どちらの店舗入口にも、暖簾には「春夏冬中」と書かれ、その上の方に「あきないちゅう」と振り仮名が付けられているのが印象的だ。
『横浜家系ラーメン 虎壱家』のチャーシューの味わいに感動し、その店主の出身とも言うべき『らーめん・つけめん 虎心』のオリジナルを味わうべく、今回こうして訪問となったわけである。はてさて、どのような感想と相成ることか。
こちら『らーめん・つけめん 虎心』は大人気の「二郎インスパイア系」ラーメン店で、麺が見えないほどたっぷりの野菜と分厚いチャーシューが載った、ボリューム満点の「虎二郎」ラーメンが有名だ。方々のレビューの中にも、その種の賛辞が垣間見え、私の中の期待感も大きく膨れ上がっての訪問であった。さて、一体全体どれくらい凄いのが眼前に現れるのだろう ?! と !!!
一方で、通常の「二郎インスパイア系」ラーメン店で実施される『無料トッピング』のシステムは、『らーめん・つけめん 虎心』にはない。「野菜、脂、ニンニク、玉ネギ、ショウガ、からめ」など、客の希望を申請する機会はないのである。「野菜増し増し」コールの出来ない「二郎インスパイア系」! なんなんだ~、それはー !! と、思わず叫びたくなってくるが、まあ致し方ないところだ。
本日の現着時間は 11:00。『らーめん・つけめん 虎心』の開店時間が 11:00 であると勘違いして、それに合わせて訪問したところ、入口に掲示されている開店時間は 11:30 とのこと。まあ、30分くらいなら仕方あるまいと考えて、付近をうろちょろして、『牛島商店』〔群馬県みどり市大間々町大間々371-1〕を発見、どうしようかと考えてはみたのだが、まあ、ものは試しで、少しだけならと言うことで入店、「からあげ」4つを戴いてしまった。その後、『らーめん・つけめん 虎心』の前に戻ると、既に先客が開店待ちで並んでいたので、その後に続いた。なかなかの人気店振りが窺え、期待感がいや増す。
開店待ち行列の後ろについて 10分 余り、時間通りの 11:30 には開店となった。暖簾の掛かった店舗外観撮影を終えて、勇んで入店する。
店舗入って直ぐ右側に食券販売機があり、「虎二郎」大〔麺の量 450g〕「大盛 × 2」〔麺の量 200g〕「肉増し」「味玉」と食券を購入、カウンター席に案内されつつ食券の受け渡しとなる。「大盛」券 2枚 使いの可否を確認し、併せて、麺量が 650g となる旨をしっかりと確認してみた。
食券受け渡しから配膳までは 15分 余り。先客 1、後客 6、そんなに激烈な混雑ではないが、随分と待たされた。。。
「虎二郎」大〔麺の量 450g〕 930円「大盛 ×2」〔麺の量 200g〕200円(税込)
「肉増し」300円「味玉」100円(税込)
配膳された品を一目見て、「えっ?」、、、それが正直な感想だった。麺の量 650g と言う表示からはかけ離れて少ない量の印象である。
今回の「虎二郎」大「大盛 ×2」「肉増し」「味玉」の盛り高は 17cm。写真で見る限り、そのビジュアルからは、圧巻のボリュームとして目に映るであろう。が、実物を目にした感想は「えっ? たったこれだけ?!」であった。
確かに、麺が見えないほどのたっぷりの野菜、、、まあ、実際、少なくはなかったが、、、「たっぷり」と言えるかどうかはまた別の話だ。見た目の姿形に騙されてはいけない。兎に角、丼のサイズが非常に小さいのだ。
丼直径 21.5cm、これは並盛量の丼サイズである。今まで目にして来た各店の 茹で前麺量 600g クラスの丼は、最低でも丼直径は 25cm、大抵は 28cm クラスが使用されている。客観的に考えて、そこに盛られた野菜の量は、球体の体積〔4/3πr^3〕の 1/2量 と想定すると、
丼直径 21.5cm : 4/3 × 3.14 × 10.75 × 10.75 × 10.75 × 1/2 = 2,600.54cc
丼直径 25cm : 4/3 × 3.14 × 12.5 × 12.5 × 12.5. × 1/2 = 4,088.54cc
と言う計算となり、
丼直径 25cm の半球の体積 / 丼直径 21.5cm の半球の体積 = 1.572188612
と言うことで、通常店で提供される同じ見映えの丼直径 25cm の品には、『虎心』の丼の 1.5倍 以上が盛られていることになる。逆に考えると、こちら『らーめん・つけめん 虎心』の「虎二郎」の野菜量は、通常店の「野菜増し」の、およそ 5/8 しか盛られていないと言うことになる。
ましてや、『らーめん・つけめん 虎心』には「野菜増し増し」等のコールは全く出来ないので、その量に関しては、もはや諦めるしかないと言えよう。
同じ理屈が麺量にも当てはまる訳で、通常、丼直径 25cm で、茹で前麺量 600g の麺がギリギリ入るところを、丼直径 21.5cm では、その 5/8 しか入らないことになるから、目一杯盛って、茹で前麺量 375g〔600g × 5/8 〕がいいところだ。因みにこの茹で前麺量 375g と言う重量、通常の中華麺の重量変化率 190% のところ、極太麺は左程に変化しないので、仮に 175% で計算すると、茹で上げ後重量 656.25g となる。この数値の暗示するものは相当に大きいだろう。
『らーめん・つけめん 虎心』の「二郎インスパイア系」メニューの「虎二郎」、この「麺の量」表示は、極く一般的な「茹で前麺量」表示ではなく、どうやら「茹で上げ後重量」表示の様だ。
確かに、食券販売機に表示されている部分には「麺の量」と記されているわけで、「茹で前麺量」と記されているわけではない。従って、嘘をついていると言うことにはならないのだが、、、
完食後に計量し終えた数値は以下である。
総重量(実測値)1,793g
うち麺・具材重量 1,516g
うちスープ重量(麺・具材等完食後)277g
チャーシュー合計重量 149g
これらの数値から計算してみると、「1,516g - 149g = 1,367g」この数値が麺にからんだスープ量も含めた麺と野菜の総重量になる。茹で前麺量 650g で極太麺の場合、麺だけで確実に 1kg 以上になると思われるのだが、あれだけの量の野菜と麺にからんだスープの重量が合わせて 300g だなんてあり得ない数値だ。麺の総重量は、1,367g の半分と考えるのが妥当だろう。すると、680g 余りとなって、丼直径から導き出した答えとほぼ符合する。
もはや、『らーめん・つけめん 虎心』の「麺の量」表示は、極く一般的な「茹で前麺量」表示ではなく、「茹で上げ後重量」表示であると断言して良かろう。
ううん、これってどうなのだろう。嘘ではない、騙してもいない、しかし、大半の客はそれと知らずに、茹で前麺量 650g と勘違いすることだろう。。。
また、こちら『らーめん・つけめん 虎心』の麺は「オーション麺」でもないようだ。麺は機械打ち角刃麺でやや縮れの入った太麺であるが、加水率は中程度からやや高め、「つけ麺」系に比率を置く店舗で使われている麺に近い。何となく『景勝軒グループ』の麺に似た風合いを感じた。まあ、この点に関しては、飽くまでもインスパイアであるから、イミテーションである必要性もなく、独自性を持つことに何の問題もない。後は客の好みの問題である。それなりに高い人気を誇っている以上、顧客からは受け入れられているものと思う。
チャーシューに関しては、『横浜家系ラーメン 虎壱家』で感じたチャーシューの味わいとほぼ同様で、なかなかに美味であった
豚肩ロース肉と思われる脂肪分少なめの煮豚は、大きさ、厚みも充分、その食べ応えは実に素晴らしかった。味わいに関しても、その厚さゆえに充分な肉質感が噛み切る瞬間に味わえるのだが、口腔内に移るとほろほろ感が出てく点は、『横浜家系ラーメン 虎壱家』とほぼ同じ、どちらのチャーシューも優れた品である。豚肉の持つ甘み、旨味をじっくりと愉しむことが出来る、誠に旨いチャーシューである。
今回は「豚増し」300円(税込)を加えての、チャーシュー1枚当たり重量(実測値)は、1枚目 30g、2枚目 33g、3枚目 46g、4枚目 40g の合計重量 149g であった。通常の並盛で2枚載せのようなので、「豚増し」は倍量と言うことになるのだが、若干、その重量とすると乏しい感じだ。300円 の追加で、100g 増えない計算なので、ちょいとコストパフォーマンスは低かろう。なかなかに美味しいチャーシューであるだけに残念な限りだ。
そのほかの具材は、たっぷり盛られた「背脂」と「ニンニク」、やや大きめの「メンマ 」4~5本、別途オーダーした「味玉」だ。
「味玉」は、黄味の半熟度が NG、これは煮過ぎである。ここまで茹でてしまうともはや茹で玉子の域である。パサパサした食感にガッカリした。(T^T)
メンマに関しては、朝敵には先ず先ずで、そこにサービス精神は感じた。味わいは特筆すべきものは感じられず、極々普通の味わいと言えよう。
大量の「背脂」と「ニンニク」は、通常の「二郎インスアパイア」点の「脂増し・ニンニク増し」のレベルが載せられている。この量は、私には嬉しい限りだが、人によっては多いと感じる場合も少なくないだろう。ここまで載せてくれるのなら、無料トッピングとして解放して、客に選ばせてくれれば好いのにとつくづく思った。因みに、オーダー時に、
「ニンニクが入りますが、よろしいでしょうか」
と確認されるのだが、その折、「なしでお願いします」と言えば「ニンニクなし」には対応してくれる様である。
スープは、流石は「二郎インスパイア系」店、醤油豚骨のこってりスープであるが、味わいの方は弩豚骨ではなく、コクはありながらさっぱりとした風味も残っている、マイルド系のスープだ。この味わいは実際に素晴らしいと感じた。飽きの来ない味と言うか、しつこさがないので、二郎系麺が苦手な方でも、比較的大丈夫なのではなかろうかと思われる優しい味わいであった。
そこへ、たっぷりの背脂とニンニクが投入されることによって、食している間に味わいの変化が見られ、なかなかに美味! この背脂とニンニク、一遍にスープへ落とし込まず、少しずつスープに溶け込ませる様な穏やかな食し方が好いかも知れない。
ことによると「天地返し」などの荒技で、一気に、この背脂とニンニクを流し込んでしまう様だと、微妙なスープの味の変化が愉しめないので、少々もったいない様な気がする。
うむ、このスープは実に好い♪
総じて、こちら『らーめん・つけめん 虎心』、味わいは悪くない。人気店である意味もよく分かるところだ。
しかし、食券販売機に記された「麺の量」この記述は問題がある。ここは是非、「茹で上げ後重量」である旨、きちんと明示して欲しいところだ。そこがしっかりとしていたら、私の評価もきっと大きく違っていたことだろう。
店舗としての良心、誠意、真摯さ。そう言ったものも、提供メニューと一緒に、私は戴いている。そうして、恐らく味わいの6割方は、そこに左右されるのである。。。
さて、今回の実測値は、
「虎二郎」大〔麺の量 450g〕930円「大盛 ×2」〔麺の量 200g〕200円(税込)
「肉増し」300円「味玉」100円(税込)
総重量(実測値)1,793g、盛り高 17cm
うち麺・具材重量 1,516g
うちスープ重量(麺・具材等完食後)277g
チャーシュー1枚当たり重量(実測値)
1枚目 30g、2枚目 33g、3枚目 46g、4枚目 40g〔合計重量 149g〕
器サイズ
丼 : 直径 21.5cm、高さ 8.5cm、器重量 818g
下皿 : 直径 23.5cm、高さ 4.5cm、器重量 548g
支払額総額 1,530円(税込)
麺・具材等完食時間 : 4分59秒0
完食時間 : 5分35秒1
訪問日 : 2019.1.4(金)
ちょっと今回はがっかりし過ぎた。いくら何でも、ラーメンの麺量表示で 茹で上げ後 重量表示とは驚きだった。それは嘘ではないし、事実なのだから騙しているのではないのだろう。が、一般的に考えて、ラーメンの麺量表示は 茹で前麺量である。650g とあればどれ程の量だろうと期待もする。そんな顧客の期待を店舗としてどう考えているのだろうか。何とも戴けない結果であった。まさかの新春初頭からこれとは、もうやってられないなあ、、、