伊勢崎にあった『濃厚ラーメンじゅん』ご主人の御子息による、美味しいフレンチレストラン : Restaurant Olivier

20201101 午前快晴午後薄雲

月替わり日曜日の本日、昼食は外食と決めてました。幾つかの候補はありましたが、行ぐお店は10時過ぎまで決めてませんでした。

どうせなら今まで一度も行ったことの無い、気になるお店にしようという事で、ずうっと前から気になっていたRestaurant Olivier（以下、オリヴィエ）さんへ。

電話予約をして身支度。クルマに乗り込みます。

初訪問なのでiPhoneのナビをセットし、何も考えずに出発。利根川右岸の我が家から意外に近く、腹づもりより10分早く到着するような場所にありました。まいばし方面からだと、群馬高専の南側にある道をかすめ高渋バイパスを跨ぎ、住宅街をチョイ走りで到着します。ぜんぜん案内になってなくて失礼。

こじんまりながら、明るく開放的なお店でありました。電話予約したことを告げ、席に案内されます。

壁際書棚脇の席でした。フランス語が全く読めないワタシですが、ミシュランガイドやら料理本がありました。二冊ほど辻調理師専門学校オーナー監修の本がありました。

お料理の注文です。

妻はランチのミニコース¥2,800で魚料理を選択。魚料理は真鯛と蛤のブイヤベース風（詳細失念）でデザートはガトーショコラだそうです。ワタシはステーキセット¥2,800。ステーキはハラミでした。それぞれ税別。

料理本を手に取って読んでみます。フランス語読めないので、写真を眺めて楽しみます。

スープとパンから配膳されます。

カボチャのポタージュとハードパンがそれぞれ2個ずつ。カボチャのポタージュ、きちんと裏漉しされており滑らか。甘みをしっかりと感じつつも塩味とのバランスがよく、かなり美味しいスープだと思いました。パンも美味しく、前菜やメインを待つ前に食べきらないよう我慢するのは困難でしたが、何とか我慢しました。

続いて前菜。

肉料理がメインのワタシには、平鯛のポワレ・サラダ仕立て。妻はモッツァレラチーズがふんだんにかけられたオムレツとサラダ。鯛の下に敷かれたケッパーソース、味付けが良くてパンにつけて残さず食べます。オムレツに使われたモッツァレラチーズ、良いチーズみたいで美味しくいただけました。

そしてメイン。

妻のは真鯛と蛤のほか、アナゴまで奢られてます。贅沢なひと品であります。貝類が苦手な妻はワタシに食べさせます。真鯛に使われたソース、蛤のダシが相当効いていました。

ワタシのハラミステーキ、別添えのソースもありました。先ずはソースをつけずにそのまま。下処理や焼き方が上手なんだと思います。何もつけずにそのまま食べても、充分に美味しい。そのまま三切れ食べてしまいました。別添えのソース、肉だけでも充分に美味しいので逆に味が壊れてしまいそうだと思いましたが、確認のためそのまま食べてみます。エシャロットが効いており、酸味とバターのコクも…かなり美味しい。かなり美味しいので、肉に。

そのまま食べても美味しいステーキ、ソースが絡み、更に美味しい！凄いぞこの人。付け合せの野菜も手抜かりなく、ひとつひとつがそれぞれ美味しい。

ワタシの注文した料理、食後のコーヒーで終了。

妻にはデザートが運ばれます。

ガトーショコラのアイスクリーム添えですか。ひと口分けて貰います。濃厚ながらもサクサクで味わい深く食べる事かできました。

次回はコースを注文してみたくなりました。鴨か羊で…

支払いの際、ご主人（オリヴィエ）が挨拶に出て来ました。お父さんのやっていたお店の話をしました。そういえば、ラーメン屋さんを〆る前の最終段階の頃、今のご主人も厨房に立ってましたよね。

お父さん、息子さん（オリヴィエ主人）は腕の良い立派なシェフになりました。多分、年内にもう一度行ぐと思います。前橋からだけど、ワタシん家からは近いし。

そういやお父さんのお店にも行かなきゃですね。渋川の津久田にあるんですか！杜ん家（もりんち）ってお店なんですね、こんだ、行ぎます。

ご馳走さまでした。美味しかった。

※オマケ写真は帰路に寄った敷島バラ園と素敵な英国風の薔薇好きな妙齢の御婦人に、バラ園付近のまいばし町中紅葉です。ワタシ自身は田舎者の現場監督ながら、DA F A資格持ちなフラワーデザイナー兼フラワーアレンジメントスクール講師という妻の職業柄、多少はバラの種類は知っていたつもりでした。そんなワタシでありましたが、大地真央なんて品種名のバラを尻、恐ろしくぶったまげました。薔薇好きな御婦人は妻には内緒ですが、なっからの美女でした。