家内お気に入りのお店には屋外飼いの猫ちゃんがいた！ : 進龍

ここ進龍は、高崎市街から吉井町へ抜ける中山峠を越え、岩崎(いわざき)という交差点を左折し、日高リハビリテーション病院通り越した先にあります。
幟旗が立ち、砂利敷きの広い駐車場の奥にあるので、病院を過ぎたら左へ緩やかなカーブを曲がって直ぐのところにあります。

店は横長で、店に向かって一番右に入口があります。入口脇には屋外飼いの白茶猫がダルそうに横になっています。
お店に入って正面は調理場前のカウンター席で、使用可能な席は4席になっています。
テーブル席は、横長の窓に沿うように窓側の列と中央列に並んでいます。
中央列には2人掛けテーブル1卓、1人掛けテーブル1卓(椅子が1つ)、4人掛けテーブル1卓あり、窓際の列に4人掛けテーブル席が4卓並んでいます。
日差しが満遍なく入る店内はとても明るく、冬でもタペストリーを下げないと強い日差しで暑くなってきそうです。

入口には猫ちゃんがいました。声をかけるとしわがれた声でフミャー…風邪ひいてるなぁ、毛並みも悪いし、残飯をもらってるだけなんだろうなぁ。


私
●五目ラーメン 750円
五目餡掛けラーメンではなく、タンメンに近い五目ラーメンです。
五目といってもメニューでも十目とあるくらいなので、数えてみました。
海老、いか、あさり、きくらげ、もやし、白菜、にんじん、小松菜、ニラ、豚肉…あ～十品目ありましたね。
スープのベースは塩だと思うのですが、具をしっかり中華醤油で熱々に炒めているので、着丼した時は、具も麺も熱くて食べられないため、麺の天地返しから始まって、麺を冷ましつつ啜っては目についた具材をフーフーと冷ましながら食べます。
これで餡掛けだったらなかなか食べられませんが、炒めた具のため天地返しとフーフーしながらで、冷まし冷まし食べていきます。
にんにくが効いていて暖まります。


家内
●酸辣湯麺 700円
家内は酸辣湯麺が大好きです。
どんな店でもメニューにあるわけではなく、限られた中華料理店でしか御目にかかれないメニューなんです。だから初めて入った店で「酸辣湯麺」をメニューに見つけると、必ずと言って良いほどオーダーしています。
それでも味付けがその日の家内の口に合わないこともあったりしますが、テーブル調味料に辣油と酢があれば、プチ味変して食べているようです。
今日のは絶品で、トマトも玉子もたっぷり入っていて大満足していました。


シェア
●自家製水餃子 8個入り 350円
皮から全て手作りの餃子。国産肉、新鮮な野菜を使用して安心安全に食べられると好評です。
中には細かく刻まれた野菜と肉汁が溢れる柔らかい餡になっています。
タレはついてきませんが、酢·胡椒·おろしにんにくをベースに作ったタレの小皿の上で、皮に小さな穴を空け辣油や醤油を滴して食べると最高です。
プリプリの皮、美味しかった！


ごちそうさまでした。
値段は税込

帰りにも猫ちゃんに挨拶をして帰りました。
入店した時は口開けみたいだったけれど、その後の客の押し寄せ方はハンパなかったです。
私たち夫婦が猫を構ってあげたので招き猫になったかな？…笑。

外観撮影をしていると日本人のおじさん(店員)が、様子を見てお冷やをテーブルに置いて待っていてくれました。ありがとうございます。
そのうち中国人のご婦人(店主)も店内が混んできて、ワンオペではキツそうです。そして日本人のおじさん不馴れなのか、カウンター越しの指示の応酬にタジタジ。
がんばれー！
ここはひとつ、オーダーが纏まって入らないように少し悩んで時間を開けておじさんを助けましょう。
ご婦人も少してが休まるでしょうから。、
それからご婦人(店主)、もう少し優しくしてあげて。
そして店内に響き渡るような声(調理場の音は大きくて煩いからでしょうね)で、おじさんを怒らないであげてください。お客が恐縮しちゃうから。


私
●味噌ラーメン 半チャーハンセット 800円
◾️味噌ラーメン
◾️半チャーハン
◾️漬け物
ランチのセットメニューが沢山あるお店です。
ランチメニューはこっちのボードね！
おじさんの言葉に近寄って見てきました。
ちょっと野菜を多めに食べたいのと、中華味噌を味わいてくて味噌ラーメンと半チャーハンのセットに。

麦味噌っぽい味噌スープ、ゴマの香りも少しした気がします。とにかく野菜、野菜、野菜！
二郎系はモヤシを野菜と称してマシてマシてますが、こちらのような中華料理店では、マジ野菜です。
にんじん、きゃべつ、コーン、キクラゲ、モヤシ、その他になると巻きなどが刻まれ、盛り付けられ、麺は何処やら？
この具だくさんの味噌ラーメン、天地返しで麺を上に出して食べるとそれは熱々！
日本で言う味噌ラーメンの味噌とは違い白味噌系。
だから味がマイルドです。
この野菜の多さに、私にしては珍しく全体の1割強を残しそうになった野菜を家内にヘルプしてもらいました。

半チャーハンは、ご飯茶碗に盛られています。
玉子の甘み、胡椒の辛さが絶妙なバランスで炒められています。
私、たまごチャーハンは基本的に胡椒を掛けて食べるのですが、こちらは必要ありません。
味噌ラーメン、チャーハン、言葉は同じでも日本式と中国式の味は似て非なるものがありました。

漬け物はにんじん、キャベツ、大根を一味唐辛子を掛けて軽く油で炒めたような感じです。
油っぽさは感じませんが、照りが油を使っているように見えました。白ご飯のお供には良いと思いますが、量も多いし、これも家内に最後を手伝ってもらいました。
ここはひとつ、チャーハンには紅生姜でお願いしたかったです。


家内
●酸辣湯麺 650円
家内は迷わず酸辣湯麺を注文です。
トマトが入り、玉子と合わさって、よりマイルドになっています。ゴマの風味が感じられたと言っていました。
食事を終えて店を出て車に戻り、家内が言った一言。
「こうやって食べ比べると、色々な作り方の酸辣湯麺があるんだね」
私は市内で酸辣湯麺を提供する店を徹底的にチェックし、ランチ営業をしているお店に連れてきました。
まだメニューがあるお店を全店制覇したわけではありませんが、このような感想が言ってもらえて非常にありがたかったです。


シェア
●焼き餃子 6個 350円
私のジンクスの中に「水餃子のメニューがあるお店は焼き餃子が旨い」というものがあります。
これ、外したことがありません。
こちらも「水餃子」がありました。
案の定、6個350円の焼き餃子は野菜たっぷりで、にんにくの香りが仄かに…
皮はモチモチ、中身は肉と野菜の旨みがジュワ～と染み出てきます。


ごちそうさまでした


値段は税込
合計を人数割りしました