昭和風情を味わうなら。。 : 豊田屋旅館本館

この口コミは、聖者あまちゃん大佐さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.5

¥3,000~¥3,9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス4.5
  • 雰囲気4.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク3.5
2013/10訪問1回目

4.5

  • 料理・味4.0
  • サービス4.5
  • 雰囲気4.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク3.5
¥3,000~¥3,9991人

昭和風情を味わうなら。。

【H25.10.24】


写真が一枚だけ見つかったのでアップ致します(笑)。


【H24.10.25】


例年の豊田屋さん。

今回は
鬼灯や無花果などあり
ちょっと乙な酒肴でした。

ご予算の都合上
決して豪華ではありませんが
丁寧で品格さえ感じるお料理の数々。
ゆっくりと愉しませて戴きました。

ご馳走さまでした♪


国登録有形文化財に指定されています。

http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/ky-bunkazai/bunkazai/bunka/toyoda.htm
豊田屋は高崎駅西口の駅前で、現在も営業している木造の駅前旅館で、本館は昭和七年に築かれたものです。
明治17(1884)年の高崎駅開設後、明治の終わりごろに駅前に創業した豊田屋旅館の創業地は、現在地よりも更に駅寄りにありました。
本館は入母屋(いりもや)造り瓦葺きの妻入りで、入母屋の破風(はふ)に懸魚(げぎょ)を設けています。
玄関の庇(ひさし)は軒唐破風(のきからはふ)として、そこにも懸魚を設けるといった、特徴ある旅館の造りとなっています。
この本館は昭和初期における駅前旅館の形式を伝える貴重な資料です。
入母屋造りは雨水を二方に流す切妻造りと異なり、四方に流す形をしています。
建物の入口は、その位置によって妻入りと平入りに分けられます。
屋根の棟に付けた山形の部分を破風といい、破風の下には懸魚と呼ぶ飾りが付けられています。


創業は明治17年(1884年)。
現在の建物は、昭和初期に築かれたものです。

毎年10月に所属団体の会合で使わせて頂いています。

季節柄
「秋」を感じさせてくれるもてなしが嬉しいです。
これといった高価な素材を用いている訳ではありません。

ひとつひとつ丁寧に心を込めて作られています。
一品一品手を付ける楽しみを感じます。
天ぷらなどは頃合いを見計らって温かいうちにお出ししたり当たり前のことでしょうが心配りが嬉しいです。


高崎駅前の喧騒を忘れさせてくれる
ゆったりと過ぎ行く秋の宴。
さすがに虫の音は聴こえませんが
そんな声が聴こえて来ても何の違和感もありません。

スタッフは、皆さん親切です。

このような老舗旅館にありがちな横柄な態度はまずありません。
敷居の高い旅館ではありません。
気持ち良く料理を堪能できるのもこのお店の嬉しいところ。

心が和みます。。

司馬遼太郎氏も宿泊されたこともあり歴史好きな方にもお勧めです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『駅前旅館は昔から小説の舞台になることが多い。
出会いと別れがあり、人生の哀歓が凝縮しているからに相違ない。
JR高崎駅西口近くの豊田屋旅館。
主人の語るエピソードはドラマのシーンのようでもある。
24年前の夏の日、「ごめんください」と玄関の前に立つ白髪の紳士を見て、思わず目を疑った。
「部屋を見せてもらえませんか」。
さっそく二階に案内すると、「あっ、ここだ」と懐かしそうに柱を何度となくさすった。』


以上、上毛新聞「三山春秋」より


この白髪の紳士こそ、かの司馬遼太郎氏である。


学徒動員として満州に赴いていたが、本土決戦のため呼び戻され
高崎15連隊との連絡役のために、この宿を利用されていたそうです。
そして数十年の時が過ぎ、1981年に講演で高崎を再び訪れた時のエピソードだそうです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


当時は
駅前には幾つもの旅館があったことでしょう。
現存する旅館は
こちらの豊田屋さんのみとなりました。
そんな昭和のロマンを夢見ながら秋のご馳走に舌づつみを打つ今宵です。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H.26.10.23】

    【H.26.10.23】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H25.10.24】宴の始まりです。

    【H25.10.24】宴の始まりです。

  • 豊田屋旅館本館 - 国登録有形文化財に指定されています。

    国登録有形文化財に指定されています。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H24.10.25】宴の始まりです。

    【H24.10.25】宴の始まりです。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H24.10.25】鬼灯です。

    【H24.10.25】鬼灯です。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H24.10.25】ぬる燗に切り替えます。

    【H24.10.25】ぬる燗に切り替えます。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H24.10.25】おっ、これは何でしょう。。

    【H24.10.25】おっ、これは何でしょう。。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H24.10.25】無花果でした。

    【H24.10.25】無花果でした。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.12.10】

    【H23.12.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.12.10】

    【H23.12.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.12.10】

    【H23.12.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】宴会の始まりです。

    【H23.6.29】宴会の始まりです。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】じゅんさい酢の物。

    【H23.6.29】じゅんさい酢の物。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】イサキでしょうか。コクがあり甘みのある味わい深い逸品。

    【H23.6.29】イサキでしょうか。コクがあり甘みのある味わい深い逸品。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】筍煮物。

    【H23.6.29】筍煮物。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】ちょこんと載った雲丹。

    【H23.6.29】ちょこんと載った雲丹。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】肉厚で納得のお刺身3品。

    【H23.6.29】肉厚で納得のお刺身3品。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H23.6.29】

    【H23.6.29】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】司馬遼太郎さんも泊った旅館です。

    【H22.10】司馬遼太郎さんも泊った旅館です。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】玄関です。情緒があります。

    【H22.10】玄関です。情緒があります。

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 【H22.10】

    【H22.10】

  • 豊田屋旅館本館 - 一品一品、丁寧に作られています。

    一品一品、丁寧に作られています。

  • {"count_target":".js-result-Review-2135606 .js-count","target":".js-like-button-Review-2135606","content_type":"Review","content_id":2135606,"voted_flag":null,"count":38,"user_status":"","blocked":false}

口コミが参考になったらフォローしよう

聖者あまちゃん大佐

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する

聖者あまちゃん大佐さんの他のお店の口コミ

聖者あまちゃん大佐さんの口コミ一覧(1146件)を見る

この店舗の関係者の方へ

ユーザーから投稿された口コミに対して、お店側からお礼や情報追加などの返信を行ってみませんか?

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
豊田屋旅館本館
ジャンル 旅館・民宿
予約・
お問い合わせ

027-322-3137

予約可否

予約可

住所

群馬県高崎市八島町68

交通手段

高崎駅(JR)から313m

営業時間
予算(口コミ集計)
支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

禁煙・喫煙

分煙

2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場

空間・設備

落ち着いた空間、座敷あり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり、ワインあり

特徴・関連情報

利用シーン

初投稿者

聖者あまちゃん大佐聖者あまちゃん大佐(505)

最近の編集者

編集履歴を詳しく見る

ブログに店舗情報を貼る

食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!

従来の問い合わせフォームから問い合わせる レストラン情報編集のガイドライン

この店舗の関係者の方へ

食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。

店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら

周辺のお店ランキング

高崎×その他のランキング(点数の高いお店)です。

食べログ限定企画

店舗運営者の方へ