ウサ子ちゃんのスイーツスパイ大作戦・MISSION 03　十紋字・特製クリームあんみつに挑戦せよ！　～ミミーの上州スイーツ、甘い誘惑～ : 十紋字

2016.5.21に寄らせて頂きました。
国道17号のなんきつ交番西の信号から西へ30Ⅿ程の所にあります。

Can't you see that you are sweet? oh let me love you so～♪
(あなたは甘いことを見ることができませんか？ああ、私はそのようにあなたを愛してみましょう）

彼女のウサ子ちゃん（仮名）はスイーツが大好きです。
自分には内緒で甘い物をよく食べに行っています(泣)。
ですが、ウサ子ちゃんは画像は撮るのですが口コミはしない為にいつも自分に画像を送り頼んできます。
彼女は会社の先輩だった為に頭が上がらないので常に尻に引かれており、もし断ったりすれば
「いままでありがとう♪そして、さようなら♪」
という恐怖の手紙が送られてくるのでどんなに困難な任務でも実行しないといけないのです(笑)。

以前にウサ子ちゃんから
「前橋に行ったついでにかき氷やさんの十紋字やさんで食べてきました(^O^)。なんきつ交番を左に行った所にあります(*´▽`人)」(原文のママ)
という連絡と画像が送られてきました。
中々、前橋に行く機会が無くて放置していたのですがフルーツオンザヒル様の報告書をウサ子ちゃんの送信すると新たなる指令のディスクが送られてきます。
「おはよう、ミミー君。以前に送った十紋字のかき氷の画像も美味しそうなのだが、某諜報機関によると特製クリームあんみつには注文を受けたから作る白玉が入っていて美味しいと確信している。そこで君の使命だが、十紋字に潜入して特製クリームあんみつを食べて画像を入手して、当局の確信を立証してほしいのだ。例によって君もしくは君と一緒のウサギのキーホルダーが捕らえられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、この録音は自動的に消滅する。成功を祈る！」(CV:大平透)
指令の再生が終わると録音部分は消滅させる為に化学反応で自然発火するという物騒なディスクを送ってくるのです(笑)。
今回は甘味処であり、男の自分にはかなり困難な任務なのですが相棒のいつも一緒のウサギのキーホルダーと共に後日に十紋字様へ向かう事を決めました(もちろんディスクは妄想です、笑)。

コードネーム・「テンクレストキャラクター(十紋字)作戦」(笑)

次の週の土曜日。
この日は会社の同僚の方と昼呑みで前橋の三番ホルモン様に行く事が決まっていたので任務遂行の特製クリームあんみつを食べるチャンスが訪れました。
15時に三番ホルモン様で約束してたので、まずは10時からプールに行って3時間泳いでカロリーを消費するとそのままミミー号MK-2(自転車)で前橋へ向けて出発します。
車や諜報機関の秘密工作員などに気を付けながら(笑)、14時過ぎにお店に到着。
中に入りますとカップルや家族連れ、女子力の高そうな二人組等のお客様がいましたが当然、「漢一人」のお客さんはいませんでした(汗)。
お母さんの店員さんが熱いお茶を持って来てくれて
「何になさいますか？」
と聞かれたので迷う事無く、任務通りの「特製クリームあんみつ」を注文。
この日は暑かった上に2/3トライアスロン(笑)をしたのでお腹がペコペコで本当はかき氷も食べたかったのですが、すぐにお酒を飲むためにここは我慢して待ちます。
楽しそうにお喋りをしながら、かき氷食べているお客様を装う諜報員達を見て
「ウサ子ちゃんも家族と楽しそうに食べるふりをして諜報活動をしていたのかな・・・」(笑)
と感慨にふけていたら、お母さんの店員さんが
「お待たせ致しました♪」
と言いながら特製クリームあんみつを運んで来てくれました。

具沢山の鮮やかな盛りつけのあんみつを見て思ったのは
「特製だとこんなにも豪華なんだ！」
と率直に感じました。
軽く混ぜて黒蜜をかけて食べてみるのですが、粒あん、バニラアイス、黒蜜のコンビネーションが三位一体となって甘さに甘さを重ねた濃厚な甘さで強烈に美味しいのです！
粒あんはとろりと口に溶けてしまいますし、黒蜜も濃厚な甘さなのですがすっきりとして香りが良く素材を引き立てます。
透明感のある瑞々しい寒天はコリコリとした食感とクセのない味わいが黒蜜の風味をさらに引き立てますし、えんどう豆、ぎゅうひも存在感が見事にマッチしています。
みかん、桃、パイン、バナナ、イチゴ、甘栗、そしてサクランボも欠かさせない存在感であんみつという舞台で完璧なパフォーマンスをしていて美味しいです。
ですが、今回の美味しいポイントは何といっても光沢のある自家製の白玉であどけない赤ちゃんの肌のようなモチモチ感がたまらなく、ツルんと口の中に入って行きます。
「漢一人」というのも「かき氷が食べたい」というのも忘れてすぐに完食してしまいました。

お店の中はテーブル席とお座敷席があります。
自分は運良く待たずには入れましたが、自分が帰る時は待っている人もいたので暑くなり、かき氷が売れる時期は更に待つ事があると思いますので注意して下さい。

クリームあんみつなんて何十年ぶりに食べたのですが病みつきになる美味しさでクセになりそうで当局の確信を立証する事が出来ました(笑)。
「テンクレストキャラクター作戦」の目的である光り輝く白玉の画像を入手して
「十紋字様の特製クリームあんみつは材料がいいのか食べた後も口の中がベタつかず、さわやかで白玉もツルってして美味しく頂きました」
とウサ子ちゃんに報告しました。
次の日にウサ子ちゃんは家族と敷島公園のバラを見た帰りに特製クリームあんみつを食べに十紋字様に寄ったのですが待っている人が多数いて諦めたそうです(汗)。
こうしてウサ子ちゃんのスイーツスパイ大作戦はミッションコンプリート(任務終了)して、自分もスイーツ諜報員からただのデカ盛り好きのウサギへと戻るのでした(笑)。

人間は辛さだけでは生きていけず、時には甘さも必要です。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。