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食べログ 洋食 百名店 2023 選出店
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洋食屋さんが本気でつくったコンソメベースの限定ラーメン。
11月6日(火)夜の訪問。
その日は夕方まで岐阜支店にいたので、昼ごはんを食べた洋食屋さんに夜もお邪魔することにしました。ちなみに毎週火曜日の夜(最終週は除く)に『Y0-shoku OKADA』さんは『O火ラ―』の提灯をかかげるラーメン屋さんに変貌します。フレンチ出身の洋食屋さんのシェフがつくるラーメンは、毎週、メニューを変えていて、その日は『秋刀魚煮干のコンソメ中華そば』。コンソメスープはフレンチの手法を駆使して挽肉や香味野菜でとられた本格的なもので、秋刀魚煮干しはシェフが生の秋刀魚を焼いて干して仕上げた自家製煮干し。麺は週ごとに変わるそうですが、その日は『麺屋 白神』さんから取り寄せたストレート麺でした。趣味で作っているんだと思ってたんですが、、、洋食屋さんのシェフが作る本気ラーメンです!!
18時開店で18時10分ごろに店頭に着いたんですが、外待ち4名。決して立地がいいとは思えないお店ですが、ラーメン店としても人気があるようです。30分くらい待ってカウンター席に座って、さらに10分くらい待って、『特製秋刀魚煮干しのコンソメ中華そば(旨味潮)』と『明太子ピラフ』が配膳されました。まずはひと口、黄金色に澄んだスープを飲んでみます。。。
うぅぅーん。美味しい(๑・̑◡・̑๑)
コンソメスープと自家製煮干しのWスープは魚介の香りよりもクリアーなコンソメの旨みが前面にひろがって、塩味の尖った印象が気になりましたが、コンソメスープのシンプルかつ厚みのある洗練された余韻がひろがった後に、うっすらとアンチョビのような魚醤系の香りを感じます。スープには三つ葉と柚子があしらわれているので、和の爽やかさがありますが、ベースが洋風であることにブレのないスープです。この日のメンマは細めで固く炊かれたもので歯ごたえが楽しい逸品、チャーシューはオーソドックスなトロトロ煮豚を香ばしく仕上げてあり間違いのない美味しさ。味玉は食べると黄身がこぼれそうな感じで、ラーメン屋さんのスタイルというより、洋食の3ミニッツエッグのスタイルに近い仕上がりです。ただのコンソメスープでも充分美味しいと思うのにWスープにして、魚醤系の余韻でクセを残す辺りは、一般的に美味しいと言われているラーメン屋さん(例えば先週訪問した浜松の『麺屋 龍壽』さん)よりも美味しいと思いました。一緒に頼んだ『明太子ピラフ』はバターと一緒にコンソメスープで固めに炊かれていて、『稚加榮』さんのような美味しい明太子がのせてあります。明太子パスタのごはん版というか、こちらも洋食屋さんのアプローチです。
『明太子ピラフ』は最後に残ったスープを入れてリゾット風に食べたんですが、コンソメ濃度がアップした結果、塩味が強調されて、かつ単調な気がしました。クリアーで深い旨みのあるコンソメスープなので、『明太子ピラフ』のバターや明太子の風味が強すぎたのかもしれません。このラーメンに合せるんだったら、シンガポールチキンライス(海南鶏飯)風に薄味で鶏の旨みや脂を感じるピラフの方が相性がいいような気もします。毎週、麺もチャーシューもメンマも炊き込みご飯も変わるようなので、近くにあったら違うバージョンも食べてみたいと思いましたが、、、遠いのでなかなか行けそうにないのが残念です。
郊外の洋食屋さんで食べる大人のお子様ランチ
11月6日(火)昼の訪問
フレンチ出身のご主人が『美味しくて、安くて、お腹いっぱい。』を実践しているレストランです。その日は12時10分頃に店頭に到着したんですが、外待ちが3人発生していました。お店の立地は岐阜市から自動車で30分くらいで、住宅地やオフィス街から離れているので、わざわざ自動車でここまでやって来たお客さんが行列をつくる洋食屋さんです。しばらくしてカウンター席に案内されて、ランチメニューを吟味して、、、カレーも気になりましたが、ランチEをオムライスで注文しました。
カウンター席に座って、厨房の奥で調理するご主人をぼんやり眺めていると、基本的に調理は一人体制、盛付の一部とホールを2名で回されています。揚げ物だったりオムライスだったり、オーダーのある5種類のランチセットを一人で作るのは、忙しいだけじゃなくパズルを組み立てるようでもあって、筋肉の他に頭も使いそうです。しばらくするとワンプレートのランチEが配膳されました。ランチEは楕円形の更に小さめのオムライスと大きな海老フライ、クリームコロッケ、ひと口カツ、くるっと巻かれたナポリタン、ポテチサラダと千切りキャベツのセットで、小さい頃に食べた『お子様ランチ』のようです。子供の頃って、お寿司とかすき焼きとか鰻とか、そんな高級なご馳走より、自分の好きなものだけがセットになっている『お子様ランチ』が何よりのご馳走だったことを思い出します。注文してから配膳されるまでのワクワク感だったり、テーブルに『お子様ランチ』が置かれた時の幸福感だったり、そんな幼少期の記憶をうっすらと思い出します。きっと子供の頃は、今より嫌いな食べ物も多かったし、家で食べる料理には当時まだ克服できていなかったきゅうり、人参、ピーマン、セロリなんかが、どこかに潜んでいたりして、、、嫌いな食べ物たちからの解放や自由がうれしくて。。。
そんな子供の頃にときめいた『お子様ランチ』ですが大人になった今でもケチャップ味の料理とか、海老フライが好きな状況は変わらないわけで、目の前にあるランチEもご馳走感がいっぱいです。プレートに置かれた洋食おかずは、ぎゅうぎゅうに詰まっている感じのするトンカツやサクッと揚げられた大きな海老フライ、とろとろにクリーミーなコロッケなど手作りで本格感も感じる逸品揃いです。少し固めに炊かれたご飯のチキンライスは薄い玉子にくるまれていて、スプーンですくってもポロポロ崩れません。自慢のデミグラスソースがかかっていることを除けば、懐かしくて、とても家庭的な感じのするオムライスですが、僕はむしろこんなタイプのオムライスの方が好きだったりします。ひとつひとつの素材は小さい印象のワンプレートですが、食べ終わる頃にはちょうどいい加減にお腹がいっぱいになりました。洋食屋さんですが、出汁の効いたお味噌汁もとても美味しかったです。遠くてなかなか来る機会のなさそうな洋食屋さんですが、近くにあったら週一くらいは通いたいと思うようなお店です。
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店名 |
Yo-shoku OKADA(ヨウショク オカダ)
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受賞・選出歴 |
洋食 百名店 2023 選出店
食べログ 洋食 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | 洋食、オムライス、ハンバーグ |
お問い合わせ |
非設置 |
予約可否 |
予約不可 ランチ、ディナー共に予約不可 |
住所 |
このお店は「瑞穂市田之上240-3」から移転しています。 |
交通手段 |
東海環状大野神戸IC出口から西へ300m 広神戸駅から2,311m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T8810939470602 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
22席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 駐車場、敷地内での喫煙はお断り致します。加熱式も含む |
駐車場 |
有 店舗前と裏側あわせて30台駐車可 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、バリアフリー、車椅子で入店可 |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
お席の提供に付きワンオーダー制。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2008年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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12月4日(火)夜の訪問。
『Yo-shoku OKADA』さんは岐阜市内から車で30分くらいの郊外にある人気の洋食屋さんですが、毎週火曜日(最終週は除く)の夜は、『OKADA・火曜日・ラーメン』、略して『O火ラー』の提灯を掲げるラーメン専門店になります。オカダさんのツイッター(@yoshokuOKADAx)をフォローしてるんですが、ラーメン関係の呟きが多いので、趣味というか本気というか、、、洋食とラーメン、どっちが好きかでいうとラーメンなのかもしれません。。。(^_^;)
その都度、ラーメンの内容は変わるんですが、その週は、
①コンソメ中華そば
②飛騨豚のコンソメ中華そば 限定:30食
とのことだったので、『飛騨豚のコンソメ中華そば・旨味潮・特製』と『干し帆立貝柱と海老のピラフ』を注文しました。僕がお店に到着したのが、18時30分くらいだったんですが、終始行列が途絶えることがなくて、夜のラーメンも大変人気があります。しばらく待って、『飛騨豚のコンソメ中華そば』が配膳されました。
飛騨豚コンソメスープは通常のコンソメスープと比較すると、薄口しょうゆが使われていそうなくらい、うっすら褐色に色付いていて、見た目にも違いが判ります。通常コンソメは鶏ベースで、今回の飛騨豚コンソメは飛騨豚のすね肉で出汁をとっているそうですが、一口スープをすすると、通常コンソメよりもワイルドさをともなった力強さがあって、旨みと塩味の方向性がはっきりとしたスープです。麺は岐阜県の名店『麺屋 白神』さんの特注ストレート麺、パツンパツンの食感が感じられるちょうどいい茹で加減の細麺です。
トッピングは、
●炭火焼された飛騨豚肩ロース・チャーシュー
●程よく下味が付けられた細メンマ
●黄身がこぼれでる味付玉子
●小松菜と海苔
となっていて、、、
黄身がこぼれでる味付玉子は(前回同様)3ミニッツ・エッグとかフレンチのテクニックを感じる仕上がりです。飛騨豚肩ロースのチャーシューは炭火で炙られた焦げがありますが、絶妙に低温調理されていてレア感が際立っています。雰囲気的にはチャーシューと表現するより、香ばしく仕上げたローストポークと表現したい逸品です。サイドメニューの『干し帆立貝柱と海老のピラフ』は粘り気なくパラパラとしていて、干し貝柱の他にコンソメの旨みを感じます。
岡田さんの作るコンソメスープは雑味がなくてクリアーなぶん、旨みと塩味の方向性がはっきりしていて、その先に別の「存在」が発見できるように設計されています。前回の秋刀魚煮干しのコンソメの場合は「アンチョビとか魚醤のような発酵系の魚の余韻」で、今回の飛騨豚のコンソメの場合だと「パセリの茎のようなブーケガルニの余韻」です。見た目は端麗そうに見えるコンソメスープですが、そこには計算された余韻があって岡田さんの個性が刻印されたスープです。僕は発酵とか、熟成を経た、ぼんやりした余韻が好きで、、、今回は、岡田さんのコンソメの「ヒネリ」に少し違和感を感じました、、、が、これは好き好きかもしれません。。。