ストロベリーシーズン到来！フレジエピスターシュ♡ : パティスリー アタッシェ

旦那がスノボ関連で岐阜に赴くと、当方のケーキを頼んでもいないのに率先して買ってきてくれるようになった。最近暴食気味なので幾分セーブしなければならないところだろうが、目前にときめきのニンジンをぶら下げられたならばノーと言わないのが信条だろう。

前日にナイトティータイムを享受し、今日も密かにパッションな抹茶ケーキを買い込んで1人でよろしくやった手前さすがに気が引けて新作1個に絞り込んで頂くことにした。

「フレジエピスターシュ」は、女性スタッフオススメNo.1の旬のイチゴを使用した一品。しかしながら、まだ苺は駆け出し故にか糖度よりも酸味が勝っていた印象。苺を覆う土台の濃厚かつ滑らかなカスタード(もしくは、バタークリーム？)と、ビスキュイ風のピスタチオ？スポンジ、うっすら塗られたストロベリーソースの三位一体感は見事と言う他ない。まさに素晴らしい逸品である。

当方の価格設定でこれ程の上質なスイーツを提供されているのには、毎度ながらとても感服させられるところだ。いつも気の利かない旦那にしては、誠にありがたい計らいである。

スノボ関係で岐阜県庁周りに行く時は決まってアタッシェに寄って買い物をしていく。
家を空けて申し訳ないお詫びの品ってとこか？

なので、家族へのプレゼントとしてとりあえず5個購入。5つの内で、自分で食べたのは「レーヴ」のみ。

ホワイトチョコベースのムース。との事。

ベリー系の甘酸っぱさがあり甘いだけじゃない美味しさがあると思う。

ケーキは見た目と甘さで特別感と幸福感を与えてくれるから人生の景気付けには丁度いい。

旦那の私用で岐阜の方に遠征に行ったのを受けて、帰りがけにお土産に購入して帰宅した。21時過ぎに、上の子を寝かしつけてうたた寝しているところを叩き起こされた。何事かと思ったらケーキを買ってきたから一緒に食べようという申し出。時間が時間なので少々尻込みしてはいたものの、スイーツを目下にしてはさすがに屈服せざるを得ない。

内容はシュークリームが2個と、ベイクドチーズタルトと絶品ショコラケーキ。閉店間際で品薄だったので適度に見繕ったといい、好きな方を選んでいいと言われた。シュークリームは1個ずつで、問題はチーズタルトかチョコケーキの2択。食べたことのない方はチーズケーキだが、前回食べた時に衝撃が走った絶品ショコラケーキも捨てがたい。迷って決められないので旦那に委ねたらあっさり、「食べてない方でいいじゃん」と一蹴。故に、チーズケーキタルトを頂く事にした。

せっかくなので温かいダージリンを淹れて嗜む21時のおやつタイム。
まずは、シュークリームはシュー皮がしっかりしていて洋酒の効いた生クリームがたっぷり楽しめる仕様。
また、チーズケーキタルトはしっとり濃厚な味わいがチーズ好きにはたまらない一品。いずれも温かい紅茶との相性は抜群だろう。

明日も母のお暇デーなのに、前夜祭まで謳歌してしまい背徳感が募るばかり。いったいいつから頑張ればいいのやら分からなくなってくる始末だが、ひとまず週明けから頑張る所存だ。

昨日、旦那の趣味で1人外出した折に、唐突な申し出。
「この店、前に行ったところだっけ？近くに来てるけど何かいる？」、と。
思いがけない幸運に見舞われてしばしフリーズ。昨日も散々豪遊してきたので、"追い贅沢してしまっても良いのだろうか"という自問自答のもと葛藤もあったりはしたが又とないチャンス到来には違いない。普段気の利かない旦那がこんなことを言い始めるのは年間見ても屈指の状況、ならば！と。概ね即決でお願いする事にした。
しばらくすると、LINE連絡が入り、遠巻きから撮影したであろう画像が2点送られてから１分と経たないうちに催促のメッセージが飛び込んでくる。
「1人で居心地悪いから早くしてくれ」、と。
こちとら見にくい画像と懸命に睨めっこしながら、震える手でどうにか返信を終えた。
「レーブと桜エクレア……あと、祇園も！」、と。
そして、概ね2時間後に帰宅したケーキ箱と旦那。しかし、3点オーダーの割には何と立派なサイズ感のケーキ箱だろうか？と、素朴な疑問が脳裏を掠めた。
開封してビックリ。なんと5点もの存在を確認。意図を尋ねたところ、「俺の３つね。因みに、祇園は見落としてて買ってこれんかった。すまん」、と。
そんな経緯はさておき、本題のケーキのレビューをさせていただくとしよう。

1点目「レーヴ」
ドーム型のホワイトチョコレートベースの上に紅いパウダーを纏った妖艶なシルエットを誇る。透明なシロップ、生の木苺、天上に座るパレショコラ、また頂上に鎮座した金箔のあしらい全てがエレガントで魅せられる。内部はベリー&ピスタチオで色彩や味わいの均衡がとれており三位一体で素晴らしい一品。

2点目「エクレールSAKURA」
名駅にある某チョコレート専門店も真っ青な価格設定と確かなクオリティを誇る名品。エクレールの香ばしさと桃色のクリームの相性の良さなどはた言うべきにあらす。淡い桜の残り香が切なくも愛おしい。過ぎ去りし日の恋心を掻き立てられる渾身の一品。

3点目「ショコラクラシック」
(※旦那用に購入したものの、「祇園」の代替として頂いた)
ショコラの上に盛られた生クリームの口溶けの良さはひとしお。一度ドリップコーヒーと共に口に含めると、宛ら極上ウインナーを頂いたような満足感を得られよう。さて、本体のショコラケーキも濃厚でありながらもあっさりとしたアンチノミーなる味わい。幾分伝え方に苦労してしまう程の出来映えが、何とも悩ましい次第。こんなに美味しいショコラケーキに出逢えたこと、旦那の凡ミスに感謝したい。

4点目「球磨」
5点目「エクレール　オ　キャラメル」
上記2点は旦那が食べてしまったが、幸いにも初回訪問時に自身がテイクアウトした品物なのでレビューは割愛させていただく。

かくして、しっかり凡ミスをかましてくれるところも、半ば予想の範疇内である。しかしながら、今回わざわざ買いに走ってくれた心意気にただただ感謝の意を表する。

岐阜市内に宿泊した帰り際に、テイクアウト目的でふらりと立ち寄った。なかなか小洒落た佇まいの洋菓子店である。

「球磨」という抹茶粉末と金粉が煌めく極上のモンブランに惹かれて即購入。産地にとことんこだわり、下にある濃厚な抹茶スポンジに、柑橘の風味を孕んだ生クリームと内部に埋め込まれた栗の存在感がある食べ応え十分な一品。満遍なく絞り纏われたしっかりとしたモンブランペーストが絶妙な旋律を奏でる。まさに極上の仕上がりで、モンブラン好きは勿論の事それ以外の方にも勧めたい。

先の一点だけ購入するつもりだったが、会計待ちしている間にあれやこれやとたぶらかされて、気がつけば手頃な値段の「エクレールオキャラメル」と艶やかなドーム状を誇る「ジャポネ」もオーダーしていた。恐るべし小悪魔の囁き。

包装の待ち時間の合間にシュークリームの試食も頂いて、少し得した気分で店内を後にした。

そして、お楽しみを一気に消化するのは余りにも忍びなくて「エクレール」並びに「ジャポネ」は冷凍保存しておいて後日に改めて頂いた。

まずは「ジャポネ」だが、概ね2時間前に冷蔵庫へ移せば食べごろになるに違いない。しかしながら、子どもが寝静まった頃合いを見計らってフライングではあるものの1時間半後にブラックコーヒーを淹れて頂くことにした。
表面は薄くシロップコーティングされており、メインの抹茶ムース部分は西尾産が使用されているとの事。外側には口溶けの良いホワイトショコラが置かれ、内側には国産レモンのジュレと生クリームがかくれんぼ。内部は半解凍だったので、異なる食感を楽しむことができて一度に2度美味しい。底はタルト生地だったが、ザクザクとした食感の中に時折混じる柑橘系とのマリアージュが何とも憎らしいことこの上なし。抹茶ベースなので日本茶と頂くのも良いだろう。しかしながら、随所に柑橘系を感じられる為、ホットコーヒーや紅茶など何にでも合う。まさに、ハズレなしの贅沢ティータイムが叶った。ささやかな幸せを演出してくれる極上の味に合掌！

また別日に、「エクレールオキャラメル」を頂いた。しかしながら、艶やかなキャラメルコーティングが剥離して見た目が劣化してしまったのが非常に勿体無く思った。とは言え、香ばしさと焦がしキャラメルのビター感が失われずにいた事は何とも幸いだった。仮に本来の状態で食せたなら、もっと美味しかったであろう事は想像に固くない。因みに、オレンジとキャラメルフレーバーの温かいハーブティーとは相性が抜群だったので、機会があれば是非とも試して頂きたい。

1日に食せる量には限りがある。今回は入手困難な状況下で思いついた、苦肉の策を講じたに過ぎない。故に、あまり推奨はできかねるので悪しからず。