麺ますや : 麺ますや

先週に引き続き、今週も小倉北区は片野に所用。

途中、何処かで一杯、と思っていたが、予定よりちょっと出遅れる。(^^;
なので、約束の時間には早すぎるが、一杯をするには微妙な時間。
でも、ぼ〜っと待っていても仕方ないので、ささっと食べれば大丈夫だろう、とこちらに寄ってみた。
先週食べた「かかしうどん」からも直ぐ近く。

しかし、丁度昼時だったので、お客さん多いかな・・？と思ったら、やはり多かった。(^^;
先程前を通った「かかしうどん」も多かったけど、こちらも多い。
あぁ、これは時間が掛かるかな・・？
でも、もう食べるモードになっていたので止まらない。
何とかなるだろう。(^^

お店は、平屋の横長な、一見プレハブ風にも見える建物。
前には、なぜか簡易的な庭が拵えられてる。

正面に料理サンプルの入ったショーケースが有るが、「かかしうどん」のそれと比べると、かなりシンプルで、別に無くても良いのじゃ ・・と思えてしまうが・・。(^^;
一見すると、店内への入り口はそこから右へと向かう通路の先の様に感じるが、実際は左側から。(^^
そう言えば、前回もそう思ってしまった気がする。

風除室から店内に入って、右側の窓側にカウンター、その前には掘りごたつ式の座敷。
左側は、手前に仕切りの高い対面式のカウンターがあり、その奥がテーブル席。
平日のお昼過ぎ。

中に入ると人数を聞かれるので、1人と伝えるとカウンターへ案内。
メニューは卓上に。
この日も暑かったので、冷たいものをと思ったが、冷たいうどんの項を見ると、茹で時間が7分程と書かれている。
お客さんも多いから、実際はもっと時間がかかるだろうなぁ。
この後の約束時間に間に合うようにするには、冷やは選択し難いか・・。
ならばとめくっていくと、思わず目が止まる物が・・。

スープカレーうどん。(^^;

カレーうどんは食べた事はあるが、スープカレーうどんとは・・。
写真を見ても余りイメージが湧かないが、時間も無いのでそれ(750円)に決定。
最初にお冷を持って来てくれたおねえさんに注文すると、ごはんはどうします？と。
この後は連食の予定はなかったので別に構わないのだが、時間が掛かってしまうのもアレなので・・あっ、いいです。(^^;

昼時なので出来上がった料理は、次々と先客さんのところに運ばれる。

15〜16分ぐらいで、やっとスープカレーうどんの到着。
スープカレーと言うぐらいだから、スープが多いのは解っているが、熱いと飲み干すのに時間が掛かってしまうかなと思い、それならむしろごはんを入れて温度を下げた方が早く完食できるのではと判断して、おねえさんにごはんの追加(50円)を依頼。(^^

どんぶりは、底が広く、丸くキュッと立ち上がった物で、どちらかと言うと器と言った方が近いかな。
具は、生玉子、スライスされたサツマイモ、ナス、いんげん、玉ねぎ。
スープは、如何にもなカレー色。(^^;
表面には白い泡みたいなものがあったので、クリームなのかな？とそれだけを掬って味を見たら・・なんか違うなぁ。(^^;
スープからはカレーらしいスパイスの香りがするが、複雑な、と言った程は無く、一般的な和式カレーの香り。
一口すすって見ると、舌先に刺激は感じるものの、香りとしては単層的で、余り深みや厚みは感じれない。
元々、スープカレーとはどんな物とは解っていないので、こう言った物なのか、それともここだけの味なのかは判断できないけど、和出汁の代わりのカレー味と言うことならば、ちょっと物足りないかな。
まあ、こう言ったお店で出される物なので、過大な期待はしていないけど、食べるとやはりもう少しカレーの存在感が欲しくなってくる。
うどんは、ちょっと細めなストレート麺で、スープに染まって軽く日焼けした色具合。
口当たりは"つるる"で、表面から少し緩めな圧が有り、それか中心に向かって少し上がる。
噛むと、ヌッとした歯切れ。
スープに染まっているとは言え、余りスープは絡まず、味もうどんが勝つ感じ。
カレーうどんやカレーつけ麺は食べたことが有るが、いづれもカレーには麺は合わないかなぁ・・やはりカレーはご飯で食べたい、と言った印象が強かった。
ここの場合、スープカレーなので尚更その印象が強くなる。
同じスープでも、もう少しカレー度が高ければ、もうちょっと違ったのかも知れないが。
サツマイモのスライスは、揚げたりはせず、そのまま茹でられた感じ。
表面は少し硬めだったが、内部はホクホク。
甘みも出ていて、サツマイモ！と言った感じだが、カレーとの相性は今ひとつか。
ナスは、身の部分がとろっとろで、代わりに皮にしっかりと硬さが残った物。
なのでちょっと食べ難いが、味はカレーに染まっていた。
いんげんは、パリッとした歯応えが残っていて、味もそのままな味。
カレーとは、近くでも無く距離を置くでも無い抜群の立ち位置で、相性はピッタリ。
玉ねぎは、とろっとろになっていて、すっかりカレー色に染まっていたが、半分くらいは玉ねぎの味が残っている。

最後に投入のつもりで頼んだご飯だが、まだ残っているスープが多すぎた。
なので、熱さを我慢してレンゲで減らしていく。
もうこれぐらいでいいかな、な所でご飯の投入。
しっかり混ぜてレンゲで一口。
通常のカレーと比べると、やはり味的にはちょっと物足りないが、残ったスープだけ飲むよりはまだご飯が有った方が良い。
温度も下がって楽々完食。(^^

感想としては、メニューの１つとして有っても良いかなぐらいで、敢えておススメはしないけど、変わった物が食べたい人にはおススメ。(^^
まあ、カレーにはやっぱりご飯が鉄板、と再認識したけどネ。(^^;

食べ終わって、さてと時間を見たら、あっ！ヤバっ！
約束の時間が迫っている！
慌てて向かうが、結局10分程遅刻してしまった。
スミマセン。(汗)