博多一口ぎょうざ＆戸畑ちゃんぽん◆宝雲亭 えっちゃん : 宝雲亭　えっちゃん

北九州市戸畑区中本町1、宝雲亭(ほううんてい) えっちゃん。
ＪＲ戸畑駅から徒歩5分、中本町あやめ通り入口。
名物の一口ぎょうざと、戸畑チャンポンの名店。
18席。喫煙可。契約駐車場あり(40分無料サービスコイン対応)。
営業時間【昼・月～金】11:30～13:30【夜・月～土】18:00～24:30【日・祝日】18:00～23:30。
定休、第1・3・5日曜。

今日の戸畑での〆は、えっちゃん。
ソーセージ工房 河原 ミソノカフェの御園さんと次の店を決めまして。
一口餃子が食べたいということになり。
ルガール マルシェからの徒歩移動。
中本町あやめ通り入口。黄色の看板が見えてきました。
外観の看板や幟で、ぎょうざ・ちゃんぽん・らーめんの店だなぁと分かります。

白いカウンターの席と、白いテーブルの席。丸椅子。テレビのある店内。
遅めの時間、お客は入れ替わりで数名。
私達はテーブル席を利用。
先ずは、瓶ビールと一口ぎょうざを。

◆博多名物 一口(ひとくち)ぎょうざ 450円(税込)
看板商品の一口餃子は一人前10個。小ぶりなので一人一皿でも軽くいけます。
餃子用の酢醤油に入れるのは、赤の柚子胡椒。
野菜の旨味がギュッと詰まったジューシーさ。
小ぶりなサイズも旨さの秘訣でしょうか。皮と餡のバランスもいい。
野菜の中でも玉葱の水分量に拘っていて、サクッとした食感を出されているのだとか。

店主の山田さんは、中洲の叔父さんの店、博多一口餃子宝雲亭で7年修行し29歳で独立。
以来35年以上、博多一口餃子を作り続けて来られています。
同じ北九州は小倉の宝雲亭は、叔父さんのところで修業された長崎の店のほうで修行された方。
宝雲亭(ほううんてい) えっちゃんから見たら、系図で考えると兄弟の子といった感じでしょうか。
店内の壁には雑誌の1頁のようですが「ひと目でわかる！宝雲亭ファミリー相関図」が貼られています。

◆ちゃんぽん 700円(税込)
一口ぎょうざを平らげてしまって、やっぱり食べたいちゃんぽん！追加オーダー。
胡椒がふられた状態が出来上がり。
戸畑蒸し麺のちゃんぽん。こちらのちゃんぽんは、大盛りはありません。
野菜たっぷり。弾力のある細麺。この麺が戸畑名物、戸畑チャンポンの特徴。
戸畑チャンポンは「まとめ」てますので興味のある方はこちらへ → https://tabelog.com/matome/2161/#pagetop
スープはコクがありますが、豚骨の香りはマイルド。あっさりしているので夜の〆にも向きます。

美味しかったー！
ご馳走さま。
こちらの戸畑チャンポンと博多一口餃子は時々食べたくなります。
二枚看板のどちらもおすすめ。
世界一辛いと言われるメキシコのハバネロを使った、ぴり辛坦々麺も人気。
注文が入ると、かなり辛いことを説明される店主の山田さん。
辛さ具合は店内に貼紙されてますが、表現が面白いですよ(^^

北九州市戸畑区中本町1、宝雲亭 えっちゃん(ほううんていえっちゃん)。
ＪＲ戸畑駅から徒歩5分、中本町商店街の深夜まで営業している店。
戸畑ちゃんぽんの名店であり、名物の一口ギョウザとともに人気。
メニューは、他にラーメン、焼めし、焼きそばなど。18席。喫煙可。
営業時間11:30～13:30、18:00～25:30(L.O.25:00)。定休、第1・3・5日曜。

戸畑の季節料理さとうで、はらぐち酒店の日本酒イベントを楽しんだ後。
一緒に行っていた家族から一言。「すぐ近くに、美味しい餃子の店があるんよ、行こうや」
「この位置からやったら〆に、チャンポンのお店やろ～」と私。
互いに向かう方向が同じ。もしかして？
同じ店を目指しており爆笑。
家族と一緒に、えっちゃんを利用したことが無かったのです。
ここなら一口餃子も美味しいし、戸畑チャンポンも旨い！どちらも頂きましょう。生ビールとともに。
2/3の席が埋まってましたが、カウンターが空いてました。回転は速いです。
ラーメンはラー麦の麺のようですね。
ラー麦についてはこちら。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E9%BA%A6

◆生ビール 550円
◆一口ぎょうざ 450円
◆ちゃんぽん 700円

そう待たずに餃子から出てきました。
一口で食べやすく、ビールとともに、ひょいパク、ひょいパク(^^
ちゃんぽんは、円やかなスープと炒められた香ばしい野菜が食欲をそそります。
ん～美味しかった。お腹いっぱいで苦しい。今日も食べ過ぎですね(^^;

(2014/01/30)
戸畑(とばた)チャンポン。
北九州市戸畑区で食べられる細めの蒸し麺を使ったチャンポンです。
戸畑チャンポンが、細蒸し麺を使う独特のちゃんぽんになってきたのは昭和14年頃。
現在の田中製麺所にあたる先々代が研究を重ねて細蒸し麺を完成。
その細蒸し麺が評判となり、戸畑や若松の多くの食堂や家庭の食卓に広まっていったとか。
ちゃんぽん発祥の地、長崎とは一味違う味わい麺の戸畑ちゃんぽん。
少し前の記事ですが、リビング北九州で特集されていました。
http://members2.jcom.home.ne.jp/t_men/kita01.pdf
戸畑区役所の職員さんが、町おこしの一環で、戸畑チャンポンマップなるものを作成。
そのマップにもリストアップされている、宝雲亭えっちゃん。

ラパスでボリビア料理のコースをいただいたあと幹事さんについて、そのまま歩いてきたこちら。
何にも考えずについてきちゃってて、外観にカメラを構え…
あ
そうでした。
以前にも、こちらでちゃんぽんをいただいていたものの写真がブレブレでレビュー断念してたんです。
リベンジチャンス到来。
仲良し女子レビュアーさんが、戸畑ちゃんぽんは制覇しなくちゃ。でも一杯は…と躊躇。
それはもうシェアしましょうよ！
ついでにもう一つの名物、一口ぎょうざも。

店内はカウンター席とテーブル席。カウンター内の厨房から全席見えるお店の大きさ。
私たちは二テーブルを満席にし、個々オーダー。

◆戸畑蒸し麺ちゃんぽん 700円

まろやかな豚骨スープ。しっかり炒められた香ばしい野菜、豚肉、海老。
最初から振られている胡椒。私は好きなので嬉しい。
そして、細くて色が濃いコシがある細麺。
蒸し麺は熱いスープを簡単には吸わず、硬派な感じですよ♪
食後の軽いピリッと感が何ともいい感じ。
二人であっと言う間の食べ上げでした。
美味しかった～！！
ラーメンにはある大盛り対応は、ちゃんぽんにはありません。
ゆで麺ではなく蒸し麺で細いことから調理が早い。
工業の街・北九州の忙しい労働者に好まれた、戸畑ちゃんぽんの背景を感じます。

◆博多名物一口ぎょうざ 450円

プチ餃子が10個。
卓上に用意してある酢醤油に、好みで唐辛子を加えていただきます。
小さいながら具はちゃんとジューシー。
一口でパクパク食べられてしまうもので、一人一枚でも難なかったかも。

同じテーブルのマイレビュアーさん方がシェアしてあった、ソース焼きそば(650円・大盛りなし)を味見させていただきました。
こちらも同じ蒸し細麺。辛い味付けが美味しい。
ラーメンは550円、豚骨以外にも坦々麺、味噌ラーメンなどがあり、ラーメンは大盛り100円増し。
替玉はありません。
お水はご自由にどうぞと書いてあり、冷水機から注ぐこともでき、各テーブルにポットも置いてあります。
お客さんが多いので、ゆっくり飲むのに向くかは別なのですが、一品やつまみも結構充実。
お酒は、ビール、日本酒、焼酎が置いてあります。
遅い時間まで営業されているのが嬉しいですね。

レビュアー団体ご一行、この後は大人しく戸畑駅へ歩いて移動。
遠方の方の終電時間が近づいております。寒い夜。凍えながら駅に到着。お疲れ様でした！