【再訪】CP抜群の純手打ちうどん店 : こんぴらうどん

小倉北区の県道296号大蔵到津線沿い、上到津四丁目交差点から八幡方面に50メートルほどの左手にある純手打うどんのお店です。

土曜のお昼12：10ごろ、5年ぶりに再訪しました。
店舗は改装されたようですが、年季が入った白いテント看板は以前のままです。
改装された店内は奥が広くなり、左手厨房前に6席のカウンター、手前右側に4人掛けテーブル3卓、奥に4人掛けテーブル3卓の構成になっています。

店内満席で、入口近くの椅子で待ちました。
入口近くの棚にはたくさんの漫画本が並び、テレビが映されています。
男性2名と女性3名で、以前より増えていますが、ご家族中心で営まれているようです。
3分ほど待って、カウンターの空き席に通されました。

卓上にメニューが置かれています。
5年前も値段の安さに驚いたのですが、改装を経た5年前から値段は変わっていません。
うどんは、「かけ」220円・「かやく」300円・「きつね」300円・「月見」300円・「ごぼ天」300円・「カレー」380円・「肉」400円・「海老天」400円・「釜揚げ」350円・「鍋焼」550円・「ざる」350円など種類豊富です。
50円高い値段設定ですが、そばもあります。
大盛価格は50円増から100円増に、丼物も50円値上げされています。

CP抜群で一番人気の「うどん定食」は、ワンコイン500円のまま据え置かれています。
「うどん定食」のおかずはホワイトボードに書かれています。
「うどん定食」にするか少し迷い、「肉うどん」の大盛を注文しました。

卓上には一味・醤油・ソース・柚子胡椒が置かれています。
お冷とお茶はセルフで、カウンター席の右端に冷水機とコップ、その奥にお茶のポットが用意されています。
厨房内には麺打ち台があり、麺を打たれていました。

注文して3分ほどでできあがり、カウンターの高台から受け取りました。
澄んだつゆに細切れの牛肉、カマボコ、青ねぎのトッピングで、ふわっとした節系の香りが立ち昇ります。

レンゲは用意されていないので、器を口にして熱々のつゆを飲んでみると、節系の優しい旨味が口の中に広がります。
麺はやや細めの平打ちで、手打ちらしく太さは不揃いで、捻れが入っています。
柔らかめの茹で加減ながら、しなやかなコシとぷりっとした歯切れ感がいい感じで、つるつるとして口当たりも滑らかです。
細切れの牛肉は、控えめな味付けで、肉の旨味を味わえます。

途中からは一味と柚子胡椒を投入し、美味しく完食しました。
こちらの柚子胡椒は自家製でとても風味がよく、500円で店内販売もされています。

隣のお客さんが注文されていた「鍋焼うどん」は、海老天などが乗って、550円とは思えない具だくさんな内容で、とても美味しそうに見えました。

小倉北区の県道296号大蔵到津線沿い、上到津四丁目交差点から八幡方面に50メートルほどの左手にある手打うどんのお店です。
「純手打うどん・そば」と書かれた白いテント看板と紺の暖簾がかかる昔ながらの店構えのお店で、駐車場はありませんが、スーパー「にしてつストア」や「サンリブ到津」からすぐの場所です。

土曜のお昼13時ごろ訪問しました。
年季の入った店内には、右側に4人用と2人用のテーブルが2卓ずつ、左側の厨房前に6席ほどのカウンターがあり、カウンターの3席以外は先客で埋まっていました。
カウンターの奥の席に着きました。

メニューは卓上に置かれています。
手打うどんの単品は、「かけ」220円・「たぬき」250円・「かやく」300円・「きつね」300円・「月見」300円・「ごぼ天」300円・「肉」400円・「海老天」400円・「釜あげ」350円・「鍋焼」550円・「ざる（大）」400円など豊富に揃い、殆どが500円以下の昭和な値段です。
手打そばは、うどんより50円高い値段設定になっています。

また、丼物も数種類あり、「うどん定食」500円や「そば定食」550円も用意されています。
定食は、奥のホワイトボードに貼られた9種類のおかずの中から一品選ぶことができます。
「うどん定食」を「さばみそ煮」で注文しました。
ご飯は、白飯か味ご飯を選べるようで、味ご飯でお願いしました。

定食が人気のようで、他のお客さんもほぼ全員が定食のようでした。
老夫婦と息子さんの3人で忙しそうに切り盛りされているようで、息子さんが左奥の麺打ち場で、うどんを打っていました。
カウンターの高台には、一味・柚子胡椒・醤油・ソースが置かれています。
水やお茶はセルフで、カウンターの奥に冷水機とポットが置かれていました。
店内にはテレビが流され、入口近くには沢山の漫画本が置かれていました。

忙しいせいか、あまり愛想はよくなく、いつの間にか味ご飯と漬物が高台に置かれていました。
さらにさばみそ煮が置かれ、注文して3分で出来上がったうどんが置かれました。
ワンコインの定食にも関わらず、うどんはミニサイズではなくフルサイズです。
うどんには、ワカメ・青ネギ・天かすがトッピングされていました。

淡く澄んだつゆは、あっさりとして優しくほんのりとした旨味のある味わいでした。
店名の「こんぴらうどん」は讃岐うどんをイメージしますが、自家製の手打ち麺は讃岐うどんとは違うようです。
四国の金比羅ではなく、近くの金比羅山由来のネーミングなのでしょう。
エッジの立った中太の麺は手打らしく太さが不揃いで、所々捻れが入り、柔らか目の茹で加減ながら、程よいコシともっちりとした食感で、あっさりとしたつゆとの相性もいい感じでした。

途中からは、一味をふり、柚子胡椒を投入しました。
柚子の爽やかな風味が効いて、つゆが塩辛く味変することなく、美味しくいただけました。

さばみそ煮は、かなり濃い色をした煮汁でしたが、味付けは見た目ほど濃くはなく、ふっくらとして柔らかく脂も乗って美味しくいただけました。

味ご飯には、かしわ・椎茸・ごぼう・ニンジンなど具だくさんで、こちらもあっさりとした味付けで美味しかったです。
漬物は、白菜・ニンジン・キュウリ・ダイコン・昆布の床漬で、とても上品で美味しい味わいでした。
さばみそ煮や漬物には、熱々の白ご飯の方が相性良かったかもしれません。

近くの方が注文されていたおでんも品数あって美味しそうでしたし、串かつも3本付いてお得そうでした。
再訪して、他のおかずも食べてみたくなりました。